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NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena コンセプトムービー

NEW

NIKKOR Z135mm f/1.8 SPlena

S-Line

NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena

S-Line

「初めて体験する、究極の玉ボケ」

135mmによる写真表現はとても新鮮だった。愛用している24-70mmの望遠端以上の画角を用いてポートレートを撮る機会が少なかったこともあり、ファインダーをのぞいたときの大きなボケと被写体の立体感に驚いた。そして何より感動的なのは口径食の少ない玉ボケ。寄って撮れば大きな正円が画面を覆い、引いて撮ればなだらかなボケの変化が生まれ、淡くぼける景色の中に被写体が浮かび上がる。強力な光源にレンズを向けてもフレアやゴーストが出ないシャープな描写も見事だ。背景を広く取り入れる作品づくりにおいても、強い圧縮効果を効かせた新しい表現が楽しめそうだ。

写真家Koichi

岐阜県高山市出身のフォトグラファー。東京を中心に活動。主に風景の中に人物を入れた情景写真やPhotoshopを使ったアート作品を得意とし、「心に響く写真」をコンセプトに日常を切り取る。最近はフィルムカメラを通して写真の楽しさを伝える活動にも取り組んでいる。

Koichiプロフィール写真
Koichi×NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena作品

• カメラ:Z 8 • シャッタースピード:1/160秒 • 焦点距離:135mm • 絞り:f/1.8 • ISO感度:125

木々の隙間から青空がのぞき、モデルにピントを合わせると後ろのボケがキラキラと揺れた。開放F値が明るいレンズの楽しみ方でもある、背景を大きくぼかした王道のポートレートを撮るべく、ややローアングルから撮影。溶けるような柔らかいボケを楽しめた。

Koichi×NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena作品

• カメラ:Z 7II • シャッタースピード:1/4秒 • 焦点距離:135mm • 絞り:f/1.8 • ISO感度:64

長岡花火大会の会場からかなり離れた場所で撮影。日は完全に落ち、真っ暗な空に花火の光が広がるシーンを捉えた。花火によってボケ方や最適なシャッタースピードが変わる難しさがあるが、より多くのボケが均等に散りばめられるタイミングで撮れた。画面いっぱいに広がる光は隅々まで美しい円形を保っている。

Koichi×NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena作品

• カメラ:Z 8 • シャッタースピード:1/400秒 • 焦点距離:135mm • 絞り:f/1.8 • ISO感度:64

正午前の茨城・酒列磯前神社。晴天で木々の間から太陽光が差し込んでいた。参道が光と影によって生み出される自然のアートのようで、夏の撮影に最適なロケーションだった。135mmならではの強い圧縮効果を出したかったので、離れた場所からモデルにピントを合わせて開放F値で撮影。合焦部分はシャープに、手前と奥のボケは滑らかに。現場を生かしたイメージ通りの写真に仕上がった。

Koichi×NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena作品

• カメラ:Z 8 • シャッタースピード:1/32000秒 • 焦点距離:135mm • 絞り:f/1.8 • ISO感度:64

太陽が海の水面を強く照らし、直接目で見られないほどまぶしい状況。雲が少なく太陽が常に出ていることもあり、まさに夏の日差しだった。レンズが一番苦手とする正面や斜めからの強力な光で、像の中にフレアやゴーストが出るかと思われたが、写真のどこを見ても像の乱れはない。

Behind The Scenes

Behind The Scenes

口径食が少なく、なだらかに抽象化されていく圧倒的に美しいボケ、自然な色彩のグラデーション、135mmならではの強い圧縮効果といった撮影を楽しめるPlena。撮影の模様やファインダー映像を交えながら、モデルとの距離感や構図の決め方などを疑似体験できる動画となっている。

Gallery

写真家Taru Rantala

フィンランドを拠点に活動するネイチャーフォトグラファー。

Taru Rantalaプロフィール写真
Taru Rantala×NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena作品

• カメラ:Z 8 • シャッタースピード:1/320秒 • 焦点距離:135mm • 絞り:f/1.8 • ISO感度:64

滑らかなボケを活かして、幻想的で穏やかな空気感を表現。隠したい背景の情報を自在にコントロールしながら、神秘的な雰囲気を作り込める。135mmだと普段の被写体を撮影するのが難しいと予想したが、そんなことはまったくの杞憂だった。

Taru Rantala×NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena作品

• カメラ:Z 8 • シャッタースピード:1/32000秒 • 焦点距離:135mm • 絞り:f/1.8 • ISO感度:オート(ISO 900)

撮影でもっぱら開放絞りのF1.8を使ったのは、主題にしっかりと意識が向けられ、ピント面以外の部分をさまざまな形や色、玉ボケで埋めることができるからだ。満足しているつもりだったどの所有レンズでも、Plenaのような滑らかで特徴的なボケと魅惑的な表現は実現できないだろう。

Taru Rantala×NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena作品

• カメラ:Z 8 • シャッタースピード:1/320秒 • 焦点距離:135mm • 絞り:f/1.8 • ISO感度:64

Plenaを使うと、自然の美しさをより深く描けると感じた。優れたAFのおかげで動く小さな被写体にも簡単にピントを合わせられ、逆光のシーンでもメソアモルファスコートとアルネオコートにより、撮影したいものすべてを鮮明に写し取れた。

写真家Ashraful Arefin

バングラディシュを拠点に活動するファインアートフォトグラファー・シネマトグラフアーティスト。

Ashraful Arefinプロフィール写真
Ashraful Arefin×NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena作品

• カメラ:Z 8 • 焦点距離:135mm

驚くべきことに、浅い被写界深度で小さな被写体を撮影する際もAFは正確で、細部までシャープに捉えられる。主題を緻密かつクリアに描写しながらも、丸いボケが特徴的な美しい絵のような背景を作り出してくれる。

Ashraful Arefin×NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena作品

• カメラ:Z 8 • 焦点距離:135mm

Plenaの最も優れた点の1つがボケの質。丸い形状と滑らかなボケ味が、写真に幻想的な雰囲気を与えてくれる。高性能なAFと洗練された描写力を誇るPlenaは、他のレンズと差別化されていると感じる。

Ashraful Arefin×NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena作品

• カメラ:Z 8 • 焦点距離:135mm

135mmという焦点距離は寄りでも引きでも使いやすく、あらゆるシーンで美しいボケを活かした表現を楽しめる。Plenaでの撮影は本当に素晴らしい経験で、このレンズは伝説的な1本となるに違いない。

開発者ストーリー

開発者ストーリー Part1 コンセプト
開発者ストーリー Part2 画面全域での丸い玉ボケ
開発者ストーリー Part3 すべては撮る喜びのために

製品特徴

美しい円形を描く
至高の玉ボケ

  • 開放F値1.8で生み出す、大きく美しいボケ
  • 口径食の少ない理想的な円形を描く玉ボケ
  • 肌や髪の質感をリアルに描写する圧倒的な解像力
  • 浅い被写界深度でも素早くピント合わせができる高速AF
  • 静かなAF駆動音、フォーカスブリージングの抑制※1など、動画撮影に配慮した設計
  • 雨や砂埃の中でも安心して使える、高い防塵・防滴性能※2
  • レンズの特性上、被写体とレンズの距離によってはブリージングが目立つ場合があります。
  • すべての条件で完全な防塵・防滴を保証するものではありません。

NIKKOR Z Technology

本レンズに搭載の注目のテクノロジー

メソアモルファスコート

NIKKORレンズ史上最高の反射防止性能を発揮する反射防止コーティングです。斜入射光、直入射光のいずれに起因するゴーストやフレアも大幅に低減した、クリアーな画像が得られます。この反射防止コーティングでは、アモルファス粒子が連結した構造体が不規則に重なることによって、メソ孔(メソポア)と呼ばれる空気隙間を多数形成。コーティング内により多くのメソ孔を設けることで超微細メソポーラス構造を形成し、非常に低い屈折率を達成しています。さらに、高精度な下地コートを施すことで、他に類を見ない反射防止効果を実現しています。

メソアモルファスコート

SRレンズ

青より短い波長の光を大きく屈折させる特性を持つ、ニコン独自開発の特殊高分散ガラスを使用したレンズ。補正が難しい短波長の光を制御することで、より高精度な色収差補正が可能になります。

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sで撮影(SRレンズ搭載)

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sで撮影(SRレンズ搭載)

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II(SRレンズ非搭載)で撮影

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II(SRレンズ非搭載)で撮影

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News

STM(ステッピングモーター)

レスポンスと制御性に優れ、動画撮影時の静粛性も高いパルス電力モーター

ナノクリスタルコート【Nano Crystal Coat】

ゴースト、フレアを低減したクリアーな画像が得られる

EDレンズ【Extra-low Dispersion Lens】

色にじみ、色収差を効果的に低減する

非球面レンズ【Aspherical Lens】

ディストーションや球面収差など諸収差を効果的に補正する

M/Aモード

素早くマニュアルでピントを調整できる

IF方式【Internal Focusing】

中間のレンズ群を駆動してピントを合わせる方式

ED非球面レンズ

色収差補正と各種収差補正を両立する

RF方式【Rear Focusing】

後群のレンズを動かしてピントを合わせる方式

蛍石レンズ【Fluorite Lens】

望遠レンズの優れた色収差補正と軽量化を実現する

VR機構【Vibration Reduction】

手持ち撮影で起こりがちな、手ブレによる画像のブレを効果的に軽減する

フッ素コート【Fluorine Coat】

汚れが付着しにくく付着しても簡単に拭き取れる

ニコンスーパーインテグレーテッドコーティング【Nikon Super Integrated Coating】

ニコンが独自に開発した多層膜コーティング

スーパーEDレンズ【Super Extra-low Dispersion Lens】

色にじみ、色収差を効果的に低減する