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目線で表情が変わる花、花菖蒲花・植物

雨の似合う花はアジサイとアヤメ、そして花菖蒲。雨上がりや傘を差しながらの撮影はやや大変ですが、雨ならではのしっとりとした感じやみずみずしさが表現できます。雨対策をしっかりして、撮影しました。

咲き具合のちょうどよさそうな花を選びますが、真白ではなく花芯付近に色の変化のついているものを主役にしてみました。主役選びは慎重に行ってください。

撮影時のポイント

  • カメラを手持ちし、高さを花の位置まで低くして真横から撮影
  • ボケを大きくするため2倍のテレコンバーターを使い焦点距離を400mmに
  • 単色の花ではなく色に変化のあるものを選択
  • 白飛びしない程度のやや明るめ(+0.7段)な露出補正

撮影情報

撮影データ・使用機材

レンズ:AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
焦点距離:400mm
絞り値:f/6.3
シャッタースピード:1/640秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:+0.7段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 400
その他使用機材:AF-S TELECONVERTER TC-20E III

おすすめ機材

望遠ズーム

おすすめのレンズ
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

機動性と優れた光学性能を高次元で両立した開放F値2.8一定の大口径望遠ズームレンズ。

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この被写体の撮影バリエーション

花芯の色と模様の面白い花を選びました。上から見下ろすようにしながら思い切って近づいての接写です。標準ズームレンズの広角側(29mm)で撮影しました。太陽の輝きを入れながら、奥の花々のシルエットも意識しています。

青空、そして適度な雲と共に撮影。ややプラス(+1.0)の露出補正をしています。下から撮ることで伸びていくエネルギーや力強さの表現になります。

撮影・解説:芳賀 健二

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