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広角で切り取る浜辺風景

きれいな海はとても美しく画になるものです。目の前に広がる美しいビーチで広角レンズや広角系ズームレンズの広角側で撮影してみましょう。焦点距離が10~28mm程度あれば浜辺を広く撮影でき、印象的な写真を撮ることができます。

青い空に白い雲が浮かんでいたら、夏らしい美しい浜辺を撮るには絶好のチャンス。広角ズームレンズを使いカメラアングルを低くして、波が打ち寄せた瞬間にシャッターを切ります。浜辺の広さを強調することができたのと同時に、打ち寄せる波がアクセントとなりました。
浜辺の撮影時は水平をしっかり保つことが重要です。画面が傾くと違和感のある写真になります。

撮影時のポイント

  • 低めのカメラアングル
  • 広角ズームレンズを使用。焦点距離10mmで浜辺を広く撮影
  • 波が打ち寄せてきた瞬間を狙う
  • 水平線は画面の水平中心よりも下げ、空を広く捉えることで奥行き感を演出
  • ピクチャーコントロールはフラットで撮影し、撮影後Capture NX-Dで[スタンダード]に変換
  • 有害となる光をカットしフレア-やレンズゴーストを防ぐためレンズフードを使用

撮影情報

撮影データ・使用機材

レンズ:AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR
焦点距離:10mm
絞り値:f/11
シャッタースピード:1/200秒
ホワイトバランス:オート
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:+0.7段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 100

おすすめ機材

広角ズーム

おすすめのレンズ
AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

手軽に持ち歩いて本格的な超広角撮影を気軽に楽しめる超広角ズームレンズ。

製品の情報はこちら

この被写体の撮影バリエーション

長く続くきれいなビーチを横から撮影しました。浜辺の海岸線を横から広角で撮影することにより、広々とした奥行き感のある写真になります。ここでもカメラアングルを下げて撮影をしています。

魚眼ズームレンズを使って撮影したもの。魚眼レンズは広角レンズよりもさらに広く撮れるだけでなく、独特の歪みによりデフォルメされたような写真になります。夜空に浮かぶ月を画面に入れ浜辺を撮影することで、魚眼レンズ独特の奥行き感を持った写真になりました。

撮影・解説:斎藤 勝則

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