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身近なシーンでのマタニティフォト

子供の成長を撮影するように、誕生前のお母さんの様子から記録してみませんか。妊娠期間はかけがえのない、大切な時間です。お子さんが大きくなって一緒に写真を見返せば、お互いに強い絆を感じることができるのではないでしょうか。

レースのカーテンからの光で、臨月のお母さんの様子をシルエット気味にして撮影しました。曇りの日の午前中、柔らかな低めの逆光により、大きなおなかのラインが際立ちます。ほんのり顔に差し込んだ光がやさしい表情を見せてくれました。ポートレートは縦構図で撮影されることが多いですが、今回は横構図で画面左に大胆な余白を作ることでお母さんの期待感や愛情を感じさせる一枚になりました。

撮影時のポイント

  • レースのカーテン越しの柔らかな光で撮影
  • 体のラインを見せるため、人物は横向き
  • 逆光のため露出はオートにせず、マニュアルで好みのところに設定
  • 横構図で大胆な余白をとり、ストーリー性を持たせる

撮影情報

撮影データ・使用機材

レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II
焦点距離:38mm
絞り値:f/4.8
シャッタースピード:1/160秒
ホワイトバランス:オート
露出モード:マニュアル
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:+1.3段
フォーカスモード:AF-C
ISO感度設定:ISO 400

おすすめ機材

標準レンズ

おすすめのレンズ
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

沈胴機構の採用で大幅な小型化を実現した標準ズームレンズ。軽量化を図りながらも、高い光学性能で広角域から望遠域まで被写体を高精細に描写します。

製品の情報はこちら

この被写体の撮影バリエーション

モノクロで撮影することで、より情緒的な作品になりました。柔らかい光を選択することでコントラストが低くなり、マタニティフォトの雰囲気にあった優しい印象に仕上げることができます。上のお子さんがいる方は、一緒に撮るのも良い記念になります。

広い風景の中に人物をあえて小さくぽつんと入れることで、俯瞰的にそのときの状況を写真に収めることができます。広角レンズによる地面の歪みを生かした構図にし、広々とした開放感を演出しています。赤ちゃん誕生後、同じ場所で子どもと一緒に来て撮影すると面白い組写真にもなりますので、近所の公園など、よく来る場所で撮影するのがおすすめです。

撮影・解説:村上 未知

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