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ボケをいかしてクリスマスオーナメントを撮る静物・テーブルフォト

クリスマスシーズンになると、自宅でクリスマスツリーや室内の飾りつけをして楽しむことも多いと思います。色鮮やかで素敵なクリスマスオーナメントはツリーを一層華やかなものにしてくれます。前ボケや後ボケをいかして幻想的なイメージで撮影してみましょう。

細かい金色のラメが施されたきれいなオーナメントを撮影しました。背景の壁には、小さなLEDの電球が飾られていたので、この灯りを大きくぼかして画像に玉ボケを作っています。クリスマスの暖かい雰囲気と華やかさを合わせ持つような作品に仕上がりました。

撮影時のポイント

  • オーナメントに近寄り絞りを開けて、背景の電球を大きくぼかす
  • 部屋全体の赤みを帯びた照明をいかすため、ホワイトバランスをオート2に設定
  • クリエイティブピクチャーコントロールをポップに設定し、画像に華やかさを演出

撮影情報

撮影データ・使用機材

レンズ:NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
焦点距離:70mm
絞り値:f/4
シャッタースピード:1/30秒
ホワイトバランス:オート2
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:0段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:オート (ISO 3200)

おすすめ機材

標準ズーム

おすすめのレンズ
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

描写力と携行性に優れた高性能な常用標準ズームレンズ。

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この被写体の撮影バリエーション

雪の結晶を模したLEDが連なるイルミネーションを撮影しました。青白い光が冷たさを演出してくれています。
部屋を少し暗くして、ピントを合わせたい被写体の前にも別の雪の結晶が来るように構図を取りました。絞りを開放にすることで手前のイルミネーションを綺麗にぼかすことができます。このときピントを合わせた被写体の背後にあるLEDの電球もぼけ、冬空に舞う雪のような雰囲気を作り出すことができます。

ミニチュアの家やツリーの背後に、満月をイメージするような丸い形の照明を配置しました。手前に小さなLEDの電球をランダムに置き、カメラを被写体に近づけて撮影をしています。絞りを開けることで、電球の光が大きくぼけて街中を飾る電飾のような雰囲気になり、クリスマスムードあふれる作品になります。

撮影・解説:斎藤 勝則

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