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冬の空気感と共に鳥を捉える生き物

白鳥やタンチョウは冬の風景と組み合わせることで自然の大きさ、厳しさなどが表現できるなくてはならない被写体です。特に冬の北海道で撮影するチャンスがあればぜひ収めておきましょう。

湖畔の水辺にもやが立ち、ゆっくりと上る朝日の中に、羽を休めている白鳥たちが見えます。厳しい夜の寒さをじっと耐えて暖かい朝の光の中でホッとしていることでしょう。

撮影時のポイント

  • 赤味を出すためホワイトバランスは曇天
  • 標準ズームレンズのやや望遠側(100mm)で切り取り太陽と白鳥を強調
  • 露出補正を-1.0段に設定
  • ナノクリスタルコートのレンズを使用したことで、強烈な太陽によるフレアー、ゴーストを回避

撮影情報

撮影データ・使用機材

レンズ:AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
焦点距離:100mm
絞り値:f/6.3
シャッタースピード:1/8000秒
ホワイトバランス:曇天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:-1.0段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 400

おすすめ機材

標準ズーム

おすすめのレンズ
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

FXフォーマット時、画角84°の広角域から望遠域までの画角範囲をカバーする5倍標準ズームレンズ。

製品の情報はこちら

この被写体の撮影バリエーション

湖畔で温泉の湧く場所は凍結せず白鳥たちが集まります。背景の山脈に早朝の光が差し始める頃、白鳥の動きも徐々に活発になってきます。標準ズームレンズの広角側(24mm)で、たくさんいる白鳥の様子と抜けるような北海道の空を表現してみました。

餌場からねぐらに帰るタンチョウヅルの家族です。祈るような気持ちで夕日の前を通過してくれるのを待った1時間でした。1/3200秒のシャッタースピードにより、タンチョウヅルの動きも止まりました。ホワイトバランスを曇天に設定して夕方の赤味をやや強めています。

撮影・解説:芳賀 健二

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