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「2022年度TopEyeフォトコンテスト」約1,200点の応募作品の中から最高賞である「TopEye賞」が決定

中学・高校生の皆さまを対象とした「2022年度TopEyeフォトコンテスト」に全国から寄せられた約1,200点の作品の中から、中川哲平氏(東京都立総合芸術高等学校 1年)の『city』(4枚組写真)を最高賞である「TopEye賞」に決定しました。

TopEye賞:『city』(4枚組写真)
中川哲平氏(東京都立総合芸術高等学校 1年)

ニコンイメージングジャパンは、1979年より写真部で活動する中学、高校生の皆さまの写真生活応援マガジン「TopEye」を発行しています。創刊当時から中学・高校生の皆さまを対象に年に1回、「TopEyeフォトコンテスト」を行っており、「2022年TopEyeフォトコンテスト」には、全国の中学・高校生から約1,200点の応募が寄せられ、写真家の熊切大輔氏と藤岡亜弥氏による厳正なる審査によって、「TopEye賞」および「入賞作品」を決定しました。

「TopEye賞」に選ばれた中川哲平氏には、フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 5 24-50 レンズキット」および賞状が贈呈されます。

受賞者コメント

TopEye賞受賞者 中川哲平氏 東京都立総合芸術高等学校 1年

この度はTopEye賞に選んでいただきありがとうございます。受賞の連絡をいただいたときは図書室で静かに喜びを噛みしめました。この写真では変化し続ける東京の形に切り取られた光を通して、都市の一部としての自分を表現しました。早起きして知らない駅で降りてみたり、いつもの道から少し逸れてみたりして街を観察するつもりで撮影し続けました。これからも写真を撮っていこうと思います。本当にありがとうございました。

「2022年度TopEyeフォトコンテスト」受賞結果

タイトル 氏名 学校名 学年
TopEye賞 city 中川哲平 東京都立総合芸術高等学校 1年
準TopEye賞 舞え 大住留加 八代白百合学園高等学校 2年
入選
それぞれの春 玉村心優 福井県立丹生高等学校 3年
あの日の記憶 吉田有輝 関市立関商工高等学校 3年
雨がやむその時まで 藤井花音 群馬県立富岡実業高等学校 2年
幻想 高梨優汰 出雲北陵中学・高等学校 高校3年
酔いどれ 神藤康太郎 愛知県立西尾高等学校 2年
佳作
隠しきれない 柳生陽音 福井県立丹生高等学校 2年
視線 田中碧 滋賀県立河瀬中学・高等学校 高校2年
寒郷 菊池美香 千葉県立四街道高等学校 2年
夏の思い出 稲田莉子 和歌山県立神島高等学校 2年
Blue 南雲美紗稀 中越高等学校 2年
楽屋の時間 佐竹恵人 仙台市立仙台工業高等学校 3年
睨み合い 安里すずら 沖縄県立浦添工業高等学校 1年
ぼうけん 上江洲心音 沖縄県立浦添工業高等学校 1年
韋駄天走 中川航 近畿大学附属高等学校・中学校 高校2年
信頼 峯山亜門 東京都立大泉高等学校 1年
準佳作
決断 廣部美咲 福井県立丹生高等学校 1年
秘密の読書会 渡久地優菜 沖縄県立浦添工業高等学校 1年
My Signal 山田真生 関市立関商工高等学校 2年
愛縛 下浦茉侑 和歌山県立神島高等学校 2年
ときいろ したたる 小野塚結衣 中越高等学校 2年
ひかり 角倉美結 群馬県立富岡実業高等学校 3年
解放 戸軽雫 愛知県立蒲郡東高等学校 2年
見えてきたもの 山下椋市 広島県立海田高等学校 1年
みんなで行こうぜぇ~!俺達写真部~! 谷和紀 群馬県立富岡実業高等学校 2年
向こうのあなたは誰? 石川悠乃 神奈川県立瀬谷高等学校 3年
旭日昇天 只野心優斗 宮城県農業高等学校 2年
千本浜の夕ぐれ 加藤春樹 加藤学園暁秀中学校・高等学校 高校2年
俺はイルカだ! 小林愛果 新潟県立長岡農業高等学校 1年
笑顔でな 日下志ひかり 帝塚山学院中学校高等学校 高校1年
夏の一大イベント 佐藤風雲 宮城県白石工業高等学校 3年
散歩道 内田莉奈 八代白百合学園高等学校 2年
GO!GO! 今井田昂也 関市立関商工高等学校 1年
どんな極地もこれ一台 大下賢実 広島県立海田高等学校 2年
ふたりの世界 三宅望美 神奈川県立瀬谷高等学校 3年
調和 佐藤誉 東京都立総合芸術高等学校 2年

審査員の写真家 熊切大輔氏、藤岡亜弥氏の総評

熊切大輔氏

「ライブ感ある作品が印象的 ますます期待したい」
作品の多様さという意味では、ここ数年で一番だったかも知れません。深みのある表現も見られたし、組写真も増えてきました。組写真はインパクトのある写真をただ複数並べるだけではなく、映画やドキュメンタリーのようなストーリーを表現できるのが醍醐味。単写真の表現力も高めるので、大いに取り組んでもらいたいと思います。全体に、ライブ感のある作品が多かったと感じました。コロナ禍は続いているものの、様々な場所へ出向いて人と出会い、生の表情が撮れるようになってきた…そうした背景が読み取れて、次の一年が楽しみになる審査でした。

藤岡亜弥氏

「シャッターを押す喜び これからも感じ続けて」
中高校生離れした技術を感じさせる作品も多い一方、今回はフレッシュな作品が際立ったように思います。写真のことはまだよくわからないけれど、ものの動きを止めるとか、普段目に留めないものに迫ってみるなど、シンプルな「写す喜び」が表れた作品が多いことを嬉しく感じました。組写真は、巧みなストーリー作りの中に深い思考を感じさせる作品が多く見受けられました。写真は、自分がどんな人間か、何が好きかを気づかせてくれる活動です。これまでのこと、これからのことを思いながら、カメラのある学校生活を楽しんでほしいと思います。

「2022年度TopEyeフォトコンテスト」全ての入賞作品はウェブサイトよりご覧いただけます。

また、ニコンイメージングジャパンが運営する写真展会場「THE GALLERY」で、「2022年度TopEyeフォトコンテスト」入賞作品展を開催します。

「2022年度TopEyeフォトコンテスト」入賞作品展

状況により変更となる場合がございます。詳細・最新情報につきましては以下ページをご確認ください。

なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため当面の間、以下の対応を取らせていただきます。

ご来場の前に

「TopEye」とは

1979年よりニコンイメージングジャパンが発行している、中学・高校生写真生活応援マガジン応援マガジンです。誌面を通じてのフォトコンテストの開催や各地の写真部の紹介、プロ写真家によるアドバイスなど、全国の中学校・高等学校の写真部を支援しています。

ニコンイメージングジャパンでは、今後も様々な側面から写真文化活動をサポートしていきます。

以上

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