2022年度TopEyeフォトコンテスト

TopEye賞
準TopEye賞
入選
佳作
準佳作

総評 熊切 大輔(くまきり だいすけ)

ライブ感ある作品が印象的 ますます期待したい

作品の多様さという意味では、ここ数年で一番だったかも知れません。深みのある表現も見られたし、組写真も増えてきました。組写真はインパクトのある写真をただ複数並べるだけではなく、映画やドキュメンタリーのようなストーリーを表現できるのが醍醐味。単写真の表現力も高めるので、大いに取り組んでもらいたいと思います。全体に、ライブ感のある作品が多かったと感じました。コロナ禍は続いているものの、様々な場所へ出向いて人と出会い、生の表情が撮れるようになってきた…そうした背景が読み取れて、次の一年が楽しみになる審査でした。

総評 藤岡 亜弥(ふじおか あや)

シャッターを押す喜び これからも感じ続けて

中高校生離れした技術を感じさせる作品も多い一方、今回はフレッシュな作品が際立ったように思います。写真のことはまだよくわからないけれど、ものの動きを止めるとか、普段目に留めないものに迫ってみるなど、シンプルな「写す喜び」が表れた作品が多いことを嬉しく感じました。組写真は、巧みなストーリー作りの中に深い思考を感じさせる作品が多く見受けられました。写真は、自分がどんな人間か、何が好きかを気づかせてくれる活動です。これまでのこと、これからのことを思いながら、カメラのある学校生活を楽しんでほしいと思います。