第177回TopEyeフォトフォトサロン

準TopEye賞

「Ayano」 服部 朱理

講評

オーソドックスなポートレートです。ですが、それだけで終わっていません。動きがあります。光もよく見ています。身体を窓の方に向けたまま、上半身と顔だけをカメラ側に開いたことにより、動きとリズムがでました。さらに背景の処理も絶妙です。コメントには被写体と「しっかり向き合った」という言葉がありましたが、まさにその行為により、撮影される側、する側にとっての大切な一枚になりました。