旅と写真と文章と。踏み出すことで叶えた、夢に描いた生き方。

美しい海や花たちにインスピレーションをもらいながら、培ってきたスキルをこの沖縄へ還していく。そして、沖縄を拠点として、また旅へ――。今はそんな暮らしを思い描いています。

「那覇・アンテルーム」

数年放浪して、やっと見つけた「住みたい場所」が沖縄でした。
広い空と海沿いの暮らしが始まった楽しさを撮りたくてひとりでお気に入りのホテルの屋上で。
NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sが、開放的かつクリアな空気感をそのまま表現してくれました。

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「読谷村・ニライビーチ」

日本で一番人口の多い村・読谷村の近所の海辺にて。午前中の光を受けて、きらめく海の美しさを覚えておきたくてできるだけ低い視点から撮りました。
もちろんカメラを濡らしたくはありませんが、防塵・防滴性能も高いZ 6なら、少し冒険をした撮り方にもチャレンジできます。

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「読谷村・ニライビーチ」

対して夕暮れ。空もとても美しかったけれど、夕日を反射する水面のかがやきに目を奪われて。

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「南城市・知念」

南城市、神の島と呼ばれる久高島が見える丘にて、星空を撮影。
目で見える星よりも、カメラが捉えてくれる星の数の方が(当たり前ですが)多くて、楽しくて友だちと一晩中撮影して遊びました。
こちらの写真もNIKKOR Z 20mm f/1.8 Sで撮影。一面の星たちを隅々までほとんど歪みなく描写してくれています。

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「波照間島」

日本の最南端、波照間島にて。まだ夏前の東京から、夏真っ盛りの沖縄へ仕事で訪れたこともあり、距離の移動が季節を変えることへの改めての驚きを込めて。自転車で走っていて、ふとこの景色に心が惹かれ、さっとシャッタースピードなどを調整し撮影しました。
細かいところまで立体的に描写してくれて、とても撮っていて楽しいです。

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「もう一度光を」

花と人、再生ガラスを撮る機会があり、その際の作品です。
捨てられたはずのガラスの再生と、枯れたはずのドライフラワーの組み合わせで、やはりまだ生きる道があることを探す目的で。

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「フィリピン・セブ島」

7,000以上ある島々から成るフィリピン。小さな船で複数の島を渡るアイランドホッピングに出かけた日に撮りました。
降り注ぐ太陽の光や透き通る海のきれいさを覚えておきたくて。使用したレンズはNIKKOR Z 24-70mmf/4 S。
描写力はもちろん汎用性も高いので、もし海外取材に1本しかレンズを持っていけないとしたら、このレンズを選びます。

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「マルタ島」

世界遺産の島、マルタ島。昼と夜の間の時間帯の美しさに息をのみ、時間を忘れて暗くなるまで夢中で撮りました。
訪問者にとっては非日常でも、暮らす人にとっては日常だということも改めて感じた1枚。 Z の夜の写りの鮮やかさに目覚めた1枚でもあります。
また、このように明暗差の大きな状況でも階調を損ねない高感度性能にも驚かされました。

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「ノルウェー・ベルゲン」

映画の舞台にもなった、ベルゲンの港町・ブリッゲン。一人旅中で、「ここに誰かいてくれたら素敵な写真が撮れそうなのにな」と考えながらいつも通り過ぎていた場所に、絵になる男の子が座っている偶然をパシャリ。

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「ノルウェー・フィヨルド」

フィヨルド沿いのリゾートホテルに仕事で訪れた翌朝、まだ暗い景色がだんだんと明るくなって、霧が晴れていって、フィヨルドの全貌が見え始めた時間帯の感動たるや。覚えておきたい、誰かにいつか伝えたい景色を旅先では撮ることが多いです。

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多くの人に支えられてフォトグラファーに

人生で大切なものは何かと聞かれたら、「旅・写真・文章」とすぐに答えます。

金融や出版の企業に勤めたものの、「旅をしながら執筆の仕事がしたい」という長年の想いに背中を押され、フリーランスに。今は主に編集者、フォトグラファーとして、やはり「旅・写真・文章」に関わる活動を続けています。

とはいえ、独立した当初は執筆業が中心で、写真を仕事にすることはあまり意識していませんでした。子どもの頃から撮ることは好きでしたが、専門的な知識はほとんどありませんでしたし……。ところが取材などで撮影の必要に迫られることが何度かあり、そこで単に書くだけではなく撮影も私が行うといった仕事の形もあるのだと気がついて、真剣にカメラと向き合うようになります。文章単体よりも、写真が撮れたほうが、たとえば発信などに関して「助けてほしい」と相談してもらったときに、力になれる範囲が広いな、という可能性みたいなものも感じていました。

周囲の人たちにも恵まれていたように思います。仕事で撮影をするなら本格的な機器を使うべきだと、ニコンの一眼レフカメラを譲ってくれた叔父。取材現場で、仕事の合間にさまざまなアドバイスをくれたプロのフォトグラファーの人たち。SNSへアップした写真に、お褒めの言葉や励ましのコメントをくれた多くの方々。

いろいろな人たちに支えられながら、今の場所にいられるのだと感じています。

凛と立つ姿が印象的なストレチア。自由を思わせる花の異名は「極楽鳥花」。本州では入手しづらい特別な花も、移住先の沖縄では日常のそれに。

花には世界中の色彩が詰まっている

現在は沖縄を拠点にしています。学生時代に日本一周、29歳で最初の世界一周へ出かけて以来、70以上の国に渡航。特に2016年以降は定住場所を持たず、気の向くままに海外を巡りながらリモートワークをしてきました。数年経ち、2020年に入ってからは、旅へのある種の満足を感じたので、次は、旅に出ても安心して帰ってこられるホームグラウンドを作る段階かなと。そしてその際には、できればこれまで培ってきたスキルを、移り住んだ土地に還元していくような活動もできたらと思うようになりました。

そこで私の好きなスペインのバルセロナのように自然豊かで美しい海があり、独特の文化や鮮やかな色彩に溢れているこの地に腰を据えることとしたのです。

作品制作を行うにも、ここはとても理想的な場所です。とにかく心が動かされるモチーフに事欠きません。沖縄の象徴であるコーラルの海や様々な表情を見せる空はもちろん、花や植物に強く惹かれます。私は旅をしながらその土地特有の色彩をカメラで記録するのが好きなのですが、植物の中には世界中で見たあらゆる色が詰まっていると常々感じていました。その点においても本州ではなかなか見られない多彩な花たちが、毎月道端で咲き誇る沖縄の環境には、日々創作意欲を掻き立てられています。

世界遺産の島、マルタ島をZ 6で撮影。昼と夜の間の時間帯の美しさに息をのみ、時間を忘れて暗くなるまで夢中で撮りました。このように明暗差の大きな状況でも階調を損ねない高感度性能にも驚かされました。

私の五感を拡張してくれる Z システム

作品を作る上で大切にしているのは「五感の再現」です。事物の表層だけでなく、私が感じた陽の光、温度、匂い、風の流れまで見る人に伝わるような作品にしたい。そのために、私に必要だったのが文章と写真の融合だったのだろうと思います。

そんな表現の面からも、今メインで使用しているZ 6は、本当に出会えて良かったと思えるカメラです。特にNIKKOR Z 85mm f/1.8 Sとの組み合わせは、私の感覚にぴったりとフィット、というよりもむしろ五感が拡張されるような感じを受けます。

心惹かれて被写体にレンズを向けるわけですが、ファインダーを覗くとそこには目で見た印象以上に美しい世界が映し出されていて……。中でも花との相性は抜群で、まるでポートレートを撮られているモデルさんかのように、花と目が合うような感覚すら得られるのです。今の私にとって、このカメラとレンズのコンビはなくてはならないものです。

また旅でもZ 6は頼もしいパートナーです。行く先々は必ずしも撮影しやすい場所ばかりではありません。明暗差の激しい状況、砂漠や水辺など機器にダメージを与えかねない環境にもよく出くわします。ですが高い描写力と堅牢さを併せ持つZ 6であれば、どのような場所においても写真のクオリティーは保たれると、全幅の信頼を置いています。不慣れな土地では不安を感じることもありますが、このカメラなら大丈夫という安心感は代えがたいものです。

踏み出せばきっとステップアップできる

もともと私は石橋を叩いて渡るタイプ。ですから会社を辞めフリーランスとして働こうと決めた時は、夢へと向かう高揚した気持ちとともに、先の見えない怖さもありました。

海外での活動期間中はさまざまな国に赴き、日本から移住された女性たちにインタビューをしていました。例えばタイでカフェを開いた人、スペインに移住しフォトグラファーとして仕事をしている人、チェコに渡り作家になった人など。人選について特に意識はしていなかったのですが、いま思えば、自分が理想とするような生き方をしている人に取材をお願いしていたような気がします。

皆さんにお話を伺っていると、ゼロからのスタートでも本気で取り組めば大抵のことは実現できるのではないか、踏み出せばその分階段を上っていけるのではないかと感じるようになりました。振り返ってみれば私自身、ライターになれたこともフォトグラファーになれたことも確かにそうです。今ではやりたいことをやらずに後で悔やむことのほうが恐ろしいと感じています。

今後は全く別の新しいことにチャレンジするというよりも、これまで愛してきた「旅・写真・文章」という軸に、沖縄の地を掛け合わせて新しいものを生み出したい。そして沖縄の魅力を私自身の視点で伝えるために、沖縄をテーマに作品を作っていきたい。そして時折、また旅先に出て力を蓄えられたら――。そんな循環を思い描いています。


スペシャルギャラリー「花と写真と日々と」

世界中で心を動かされてきた、夕暮れの空、海、砂漠の満月、異国のバザール……「もしかしたら、その色彩すべてが花と植物には詰まっているかもしれない」と感じた日から、被写体として魅了され続けています。

伊佐知美

「花と人」は、追いかけたいテーマのひとつ。
美味しい食事が人を笑顔にさせるように、花にも人の表情や素の魅力を引き出す力がある。

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凛と立つ姿が印象的なストレチア。自由を思わせる花の異名は「極楽鳥花」。
本州では入手しづらい特別な花も、移住先の沖縄では日常のそれに。

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有名な海沿いのカフェの名としても知られるクルクマ。
モロッコやトルコ、UAEなど、どこかイスラム圏の香りを感じてしまうのは、私だけなのだろうか。

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ラン科のデンファレ・モカラは、切り花でも長く美しく咲き誇る大好きな花のひとつ。
南国では道端にもよく咲いて。NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sで近影を撮影した贅沢な一瞬でもある。

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ダリアの花びらの色彩のグラデーションは、朝焼けや夕暮れのそれと似ている、とレンズ越しにいつも思う。
どちらも留まることがなくて、鮮やかに刻一刻と変わっていく。

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風にそよぐ草花のやさしさは、朝日にとてもよく似合う。起き抜けの朝日と植物、カーテンが作る影の造形。
私の心地よい暮らしに欠かせない、写真との融合の象徴のような1枚。

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世界中、選び取れるものはたくさんあって、けれど「これがいいのだ」と納得できる暮らしを積み重ねて、日々「私」を作り上げていけたら。
花と写真と日々と、それはきっと、旅行が好きな気持ちと、ちょうどハレとケのような関係で。

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伊佐 知美(いさ ともみ)

1986年、新潟県生まれのフォトグラファー、編集者。三井住友カード、講談社勤務後、Waseiに入社。
『灯台もと暮らし』創刊編集長として、「場所を問わずに働く」をテーマに、2016年に無期限旅行に出発。世界70ヶ国、全国47都道府県、3年間の無拠点生活と、1年間の世田谷シェアハウス運営、フィリピン、マルタ、イギリス3ヶ国の語学留学を経て日本に帰国。2017年新潮社より「移住女子」出版、2018年韓国語版出版、同年冬、東京・渋谷道玄坂「BOOK LAB TOKYO」にて世界一周写真展開催。2019年ケイ・プランニングより文具大賞受賞日めくりカレンダー「himekuri trip」発売。2020年より沖縄をベースに活動。オンラインコミュニティ「#旅と写真と文章と」「#EnglishChallenge」主宰、新潟県「つづく、にいがたじかん」エッセイ連載中。最近は、「世界中で見た色彩が詰まっている」と感じる花と植物の撮影に夢中。愛機はNikon Z 6、Z 85mmレンズを溺愛中。

「那覇・アンテルーム」

数年放浪して、やっと見つけた「住みたい場所」が沖縄でした。
広い空と海沿いの暮らしが始まった楽しさを撮りたくてひとりでお気に入りのホテルの屋上で。
NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sが、開放的かつクリアな空気感をそのまま表現してくれました。

「読谷村・ニライビーチ」

日本で一番人口の多い村・読谷村の近所の海辺にて。午前中の光を受けて、きらめく海の美しさを覚えておきたくてできるだけ低い視点から撮りました。
もちろんカメラを濡らしたくはありませんが、防塵・防滴性能も高いZ 6なら、少し冒険をした撮り方にもチャレンジできます。

「読谷村・ニライビーチ」

対して夕暮れ。空もとても美しかったけれど、夕日を反射する水面のかがやきに目を奪われて。

「南城市・知念」

南城市、神の島と呼ばれる久高島が見える丘にて、星空を撮影。
目で見える星よりも、カメラが捉えてくれる星の数の方が(当たり前ですが)多くて、楽しくて友だちと一晩中撮影して遊びました。
こちらの写真もNIKKOR Z 20mm f/1.8 Sで撮影。一面の星たちを隅々までほとんど歪みなく描写してくれています。

「波照間島」

日本の最南端、波照間島にて。まだ夏前の東京から、夏真っ盛りの沖縄へ仕事で訪れたこともあり、距離の移動が季節を変えることへの改めての驚きを込めて。自転車で走っていて、ふとこの景色に心が惹かれ、さっとシャッタースピードなどを調整し撮影しました。
細かいところまで立体的に描写してくれて、とても撮っていて楽しいです。

「もう一度光を」

花と人、再生ガラスを撮る機会があり、その際の作品です。
捨てられたはずのガラスの再生と、枯れたはずのドライフラワーの組み合わせで、やはりまだ生きる道があることを探す目的で。

「フィリピン・セブ島」

7000以上ある島々から成るフィリピン。小さな船で複数の島を渡るアイランドホッピングに出かけた日に撮りました。
降り注ぐ太陽の光や透き通る海のきれいさを覚えておきたくて。使用したレンズはNIKKOR Z 24-70mmf/4 S。
描写力はもちろん汎用性も高いので、もし海外取材に1本しかレンズを持っていけないとしたら、このレンズを選びます。

「マルタ島」

世界遺産の島、マルタ島。昼と夜の間の時間帯の美しさに息をのみ、時間を忘れて暗くなるまで夢中で撮りました。
訪問者にとっては非日常でも、暮らす人にとっては日常だということも改めて感じた1枚。 Z の夜の写りの鮮やかさに目覚めた1枚でもあります。
また、このように明暗差の大きな状況でも階調を損ねない高感度性能にも驚かされました。

「ノルウェー・ベルゲン」

映画の舞台にもなった、ベルゲンの港町・ブリッゲン。一人旅中で、「ここに誰かいてくれたら素敵な写真が撮れそうなのにな」と考えながらいつも通り過ぎていた場所に、絵になる男の子が座っている偶然をパシャリ。

「ノルウェー・フィヨルド」

フィヨルド沿いのリゾートホテルに仕事で訪れた翌朝、まだ暗い景色がだんだんと明るくなって、霧が晴れていって、フィヨルドの全貌が見え始めた時間帯の感動たるや。覚えておきたい、誰かにいつか伝えたい景色を旅先では撮ることが多いです。

「花と人」は、追いかけたいテーマのひとつ。
美味しい食事が人を笑顔にさせるように、花にも人の表情や素の魅力を引き出す力がある。

凛と立つ姿が印象的なストレチア。自由を思わせる花の異名は「極楽鳥花」。本州では入手しづらい特別な花も、移住先の沖縄では日常のそれに。

有名な海沿いのカフェの名としても知られるクルクマ。
モロッコやトルコ、UAEなど、どこかイスラム圏の香りを感じてしまうのは、私だけなのだろうか。

ラン科のデンファレ・モカラは、切り花でも長く美しく咲き誇る大好きな花のひとつ。南国では道端にもよく咲いて。NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sで近影を撮影した贅沢な一瞬でもある。

ダリアの花びらの色彩のグラデーションは、朝焼けや夕暮れのそれと似ている、とレンズ越しにいつも思う。
どちらも留まることがなくて、鮮やかに刻一刻と変わっていく。

風にそよぐ草花のやさしさは、朝日にとてもよく似合う。起き抜けの朝日と植物、カーテンが作る影の造形。
私の心地よい暮らしに欠かせない、写真との融合の象徴のような1枚。

世界中、選び取れるものはたくさんあって、けれど「これがいいのだ」と納得できる暮らしを積み重ねて、日々「私」を作り上げていけたら。
花と写真と日々と、それはきっと、旅行が好きな気持ちと、ちょうどハレとケのような関係で。

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