月を撮影しよう
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- 満ち欠けにより様々な表情を見せる月撮影にトライしましょう。月の海やクレーターなど見どころが分かってくると、さらに撮影がたのしくなります。
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1000mm相当の画角では、月が画面の短辺1/3程度の大きさで写るので、ゆったりとした構図です。3000mm相当までズームすると、月は短辺方向にはみ出すほどの大きさになり、海の模様がしっかりと見えてきます。6000mm相当では、大小のクレーターがしっかり視認でき、迫力ある見せ方が出来ます。
●焦点距離は35mm判換算です。
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満月
満月の頃は、地球から見ると月に対して太陽の光が正面から降り注ぐためクレーターの影が短く、「海」と呼ばれる大きな模様が注目されます。コントラストを高める工夫をすると、海の模様だけでなくティコクレーターなどからの光条をはっきり見せられます。 -
三日月～半月
三日月から半月の頃は、クレーターの影が長く伸びて見えるため、見栄えのする月の画像が得られます。月の縁と明暗境界の明るさの差が大きいため、コントラストは低めにする方が良いでしょう。輪郭強調は高めにして、メリハリのある画像に仕上げるのがポイントです。 -
新月に近い細い月
新月に近い細い月は高度が低い時にしか撮影できません。月の光は大気の中を長い距離にわたり通ってくる関係で、傾向的に黄色もしくは赤っぽく見えます。ホワイトバランスで好みの色に調節すると良いでしょう。 -
青空に浮かぶ月
月は空が真っ暗でなくても撮影できます。夕方空に明るさが残っている時、あるいは明け方空が明るくなりかけた時が青い空とのコントラストを生かすタイミングです。空の明るさは刻々と変化するので、何枚か撮影してイメージに合うものを選択しましよう。 -
地球照
新月に近い細い月では、月の影の部分が地球照と呼ばれる現象でほんのり明るく見えます。明るい部分の撮影よりはシャッタースピードを遅くしたりISO感度を上げる必要がありますが、トライしてみたい被写体です。
