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『-Nikon Presents- Vertical Movie Award 2022』の受賞作品を発表

株式会社Vook(ヴック)が運営する日本最大級の映像制作Tipsサイト「Vook」と開催した、縦型動画の“代名詞”となる映像作品を決めるアワード『-Nikon Presents- Vertical Movie Award 2022』の受賞作品を発表しました。

『-Nikon Presents- Vertical Movie Award 2022』は、今後、ますます需要が高まり、ニュースタンダードになり得る縦型動画に挑戦する映像クリエイターを応援するため開催した縦型動画アワードです。「新しい挑戦」をテーマに作品を募集し、厳正なる審査の上ノミネート作品に選ばれた20作品の中から、グランプリおよび各賞の作品が選出されました。

グランプリには、森下大氏の「Develop」が選ばれ、賞品として「Z 9」 「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」および賞金50万円が贈呈されます。

なお、『-Nikon Presents- Vertical Movie Award 2022』でグランプリおよびニコン賞に選ばれた作品は、ニコンプラザ東京・大阪の写真展会場「THE GALLERY」にて2022年3月8日から開催される写真・映像展「Experience Fun in Nikon Plaza! 新しい世界に、出逢おう。」で上映を予定しています。

グランプリ 森下大氏「Develop」

賞品:ニコン Z 9 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S、賞金50万円

受賞者コメント

この度は、ニコンバーティカルムービーアワードを開催して下さった株式会社ニコンイメージングジャパン様、株式会社Vook様、並びに協賛企業様、審査員関係者の方々、誠にありがとうございました。何より、このような意義のあるコンペティションに参加できたことを嬉しく思います。私を含め、多くの方が縦型の構図に苦戦したのではないでしょうか?(笑)

今回はF3、FM2といった名機を開発されてきたNikonさんならではのアワードであり、「なぜ縦構図なのか」「なぜNikonなのか」ということをいかに映像に落とし込めるかが大きなポイントだと感じました。実際私も、試行錯誤しましたが、やはり縦構図は難しい……まだ分からないことだらけなので、また縦型の映像にチャレンジしたいと考えています。

関係者の皆様、アワードを盛り上げてくださった参加者の皆様、改めて、本当にありがとうございました。

選評:審査員

Shuntaro氏

まず、ノミネートされた作品はどの作品もとても素敵なものが多く、特色が出ているものばかりで、観ていてとても楽しかったです。 その中でも、グランプリの「Develop」は構成も映像も非常に秀逸で、素晴らしい作品でした。また、途中で「あ、そういうことか!」という驚きがあり、それがテーマである「挑戦」に結びついて心奪われた点が、他の作品より一歩抜きん出ていたな、と思っています。写真を主体としてきた人間として、「ポートレートを撮る意味」も考えさせられる作品でした。本当に素晴らしかったです。グランプリ、おめでとうございます!

石坂拓郎氏

見事に縦型映像ポートレート作品として成立していました。一つの新しいジャンルを見せてもらった気もします。謎解き的な構成で少しずつ主人公の謎が解けていく感じが好きでした。ノスタルジックな色味もしっかりと考えられていて、種明かしまで興味をそそられました。撮影も時に家族が撮っているような、記録的な印象もあり、現像などの工程で暴かれていく仕組みも楽しめました。またさまざまな人物の人生をこういった形で見てみたいと思えました。おめでとうございます。

優秀賞&LINE NEWS VISION賞 yutaka氏「original」

選評:LINE NEWS VISION制作チーム

クリエイター自身の世界観が映像に凝縮されているだけではなく、約1分という短尺ながら、リメイクカスタムアーティスト・kenyaさんのモノづくりへの想いがヒシヒシと伝わってきました。最後に映し出された笑顔からは、kenyaさんの人柄も感じられます。

また、音楽と映像が気持ちよくシンクしており、縦型に映える構図を意識しながら時折挿入される横型の映像が良いアクセントになっていると思います。質感、アングル、画角……随所からクリエイターのセンスの良さが読み取れる作品でした。

審査員賞(3名)

島田龍氏「My Journey」
いちはら悠氏「Blue Moment」 
井上卓郎氏「VERTICAL LINE」

選評

島田龍氏「My Journey」

ドラマとしての完成度の高さを強く感じました。映像もしっかりと撮影されていますし、ストーリーの展開も良く、演技もとても自然でした。また、独特のゆったりとした感覚から、既視感よりも「オリジナリティ」を感じられた作品だったと思います。とても今後が楽しみな作家さんだと思い、次作をまた観たいという想いを込めて、セレクトさせていただきました。今後の挑戦に期待しております!(shuntaro氏)

いちはら悠氏「Blue Moment」

最初の印象と物語を縦形でもしっかりと表現出来るという部分を感じさせてくれたので、この作品を審査員賞として選びました。縦型で携帯などで見るということを考慮すると、メッセージ性や、コマーシャル性が強いものを考えてしまう中、日常のふとした思い出というか、感情を切り取ったような作品だったので、目に留まりました。感情を映像で感じさせてくれて、少しファンタジーで感情の余韻も残るつくりだったので、よかったです。おめでとうございます。(石坂拓郎氏)

井上卓郎氏「VERTICAL LINE」

冒頭からスケールの大きさに圧倒され、またその映像美に魅了されました。縦のラインを意識した撮影構成、「アイスクライミング」という被写体、ご自身のフィールドワークを基にしたダイナミックな大自然の世界を縦で切り出すセンス、挑戦を印象づける音楽、こだわりを感じる縦型動画の没入感に感動しました!受賞おめでとうございます!(ニコンイメージングジャパン)

ニコン賞 / アドビ賞 / ゼンハイザージャパン賞

ニコン賞 鳥海佳希氏
「Find my way」
アドビ賞 Yusuke Yamasaki氏
「Reason for challenge」 
ゼンハイザージャパン賞
遠藤渓太氏「2021」

選評

鳥海佳希氏「Find my way」

将来性とNikonとして応援したい方として「Find my way」に決定いたしました。テーマと内容の親和性やストーリー、まだ粗いながらも映像表現の迫力や作者の作品への想いを感じました。これからの益々のご活動に期待しております。受賞おめでとうございます!(ニコンイメージングジャパン)

受賞作品は以下のWEBサイトからご覧いただけます。

『Z to Go -Creators in the field-』とは

ニコンイメージングジャパンとVookで実施している「写真」と「映像」の表現の幅を広げる Nikon Z シリーズの魅力を伝えるプロジェクトです。映像クリエイターへのさまざまな支援を通してNikon Z シリーズの魅力と共に、映像クリエイターが作品を作りたくなるコンテンツを公開しています。

以上

こちらに掲載されている情報は公開日現在の情報となり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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