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ホールケーキを真上から撮る静物・テーブルフォト

お誕生日やお祝い事でケーキをまるごと1ホール購入することがあるかと思います。デコレーションや、ケーキに乗せたメッセージなど、きれいに写真に残しておくといい思い出にもなりそうですね。

アプリコットとイチゴのタルトを窓際に置き、窓から入る光を効果的に使って撮影しました。タルト全体を画面に入れるのではなく、アップ気味に撮ることでタルトのディテールが見る人に伝わり、グラフィカルな作品に仕上げることができます。窓からの光を柔らかくするためにトレーシングペーパーやレースのカーテンを活用するとよいでしょう。

撮影時のポイント

  • 窓から入る光で画面下側が暗くなるため、2つ折りにしたA4のコピー用紙をレフ板代わりに用いて明るさを増強
  • 手ブレ防止と構図安定のために三脚を使用
  • ライブビュー機能を使い、ピント面を拡大表示してマニュアルで合わせる
  • 撮影前にタルトを置く位置に白い紙を置きホワイトバランスをプリセット

撮影情報

撮影データ・使用機材

レンズ:AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
焦点距離:40mm
絞り値:f/11
シャッタースピード:1/2.5秒
ホワイトバランス:プリセット
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:+1.0段
フォーカスモード:マニュアル(M)
ISO感度設定:ISO 100
その他使用機材:三脚、レフ板

おすすめ機材

マイクロレンズ

おすすめのレンズ
AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

コンパクトなカメラボディーにフィットする、DXフォーマットの小型・軽量なマイクロレンズです。

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この被写体の撮影バリエーション

真上から少し引き気味で日の丸構図にすることにより安定感とグラフィック感を表現しました。ケーキの下にきれいなテーブルクロスやペーパーなどを敷くことでおしゃれな雰囲気になります。余白になった部分にメッセージを入れたいときなどにも使えるテクニックです。

少し高い位置から角度をつけて撮影することで、タルトに立体感が出て、トッピングされているフルーツのディテールがよく分かります。断面がきれいなカットケーキを撮影するときにも最適なアングルです。

撮影・解説:斎藤 勝則

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