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てくてくカメラ

湾岸風景と市場にグルメ、目にも舌にも満足の豊洲埠頭散歩

湾岸の埠頭というと倉庫が建ち並んでいて船に貨物の積み卸しをしている風景を想像してしまいがち。でも、豊洲埠頭に来ると今までの埠頭のイメージが一新されます。2018年にオープンした豊洲市場を中心に、埠頭の景色を眺められる公園や市場直送のグルメを堪能できるスポットがたくさんありました。

1、豊洲市場・魚がし横丁 → 2、THE BBQ BEACH in TOYOSU → 3、豊洲ぐるり公園・屋上緑化広場 → 4、CITABRIA BAYPARK Grill & Bar
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1. 豊洲市場・魚がし横丁

せりの見学だけじゃない!
プロ向けの商店街も楽しめる豊洲市場

「東京中央卸売市場 豊洲市場」は水産物と青果を扱う首都圏の基幹市場です。「水産卸売場棟」や「水産仲卸売場棟」、「青果棟」などの複数の棟には見学通路も設けられ、一般の人も利用できる飲食店なども各所にあり昼過ぎごろまで楽しむことができます。
水産仲卸売場棟にある「魚がし横丁」は市場へ仕入れに通うプロ向けの大型商店街で、約70ものお店が営業しているそう。横丁は碁盤目のようにお店が並び、その間の通路を運搬車「ターレ」が買い物に来ている人の脇を通ることもあるので仕事の邪魔にならないよう横丁めぐりを楽しみます。少し歩くとゴム長靴がたくさん並んでいるお店がありました。ここは創業明治43年の長靴専門店「伊藤ウロコ」で、プロはもちろん一般の人にもリピーターが多い滑りにくいオリジナル長靴や豊洲土産にぴったりなオリジナルTシャツ、トートバッグなどがたくさんあり、目移りしてしまいます。慎剛君が一番気になったのは長靴のようで、「雪の時に滑らなくてよさそう!」と真剣に検討していました。
伊藤ウロコをあとにぶらり歩きを再開、角を曲がって歩いていたら目に入ってきたのは壁一面のショーケースに並んだ包丁。ここ、「築地正本」は築地場外に本店を構える老舗の包丁屋です。ひとくちに包丁といってもその形はさまざま、家庭でも使うようなものから見たことのない形のものまで並んでいます。ケースの前では職人の方が実際に包丁を研いでいて、その手つきは鮮やかで思わず見入ってしまいます。
早朝の「せり」は見られなかったものの、市場ならではの展示コーナーで記念写真を撮ったり、商店街でのショッピングで楽しんだりして豊洲市場を満喫できました。

2. THE BBQ BEACH in TOYOSU

豊洲市場とタイアップ!
新鮮なシーフードが楽しめるBBQ

魚がし横丁で市場気分を味わったあとは、水辺の遊歩道を対岸の景色を楽しみながらお散歩。遊歩道から糸を垂らしている釣り人やランニングしている人たちを横目に埠頭の先端まで歩いて行くと、大型のビーチハウスのような建物が建っていました。ここが手ぶらで来てもバーベキュー、略してBBQが楽しめる「THE BBQ BEACH in TOYOSU」です。
ここの特長は何といっても、すぐ隣が豊洲市場という立地を活かした新鮮なシーフードのBBQ。市場の仲卸と提携して、市場直送の鮮度抜群の魚介類を仕入れているそうです。
食材はお得なセットメニューもあるのですが、この日は当日数量限定の単品メニューからセレクト。生け簀やショーケースに入った魚介類の中からおすすめのものを店員さんに教えてもらって、トレーに入れてもらいます。

レインボーブリッジを背にしたソファ席に座って、いざBBQ!炭火でグリルされたホタテが口を開き、おいしそうにぐつぐつと音を立てています。そしてこの日のイチオシだったのは殻付きのタラバガニの足!殻ごと焼いたカニを熱っ!と言いながらもしっかりとほおばっていた慎剛君でした。

3. 豊洲ぐるり公園・屋上緑化広場

埠頭を湾岸沿いにぐるりとめぐる公園に
開放感あふれる屋上庭園

THE BBQ BEACH in TOYOSUでシーフードを堪能したら、すぐ目の前に広がる「豊洲ぐるり公園」からお散歩再開です。レインボーブリッジや晴海埠頭の客船ターミナルを背景に、水上バスや東京湾周遊の遊覧船などが目の前を通り過ぎていきます。ときおり、レインボーブリッジの向こうに羽田空港へ離着陸する飛行機も見られ、レンズを向けたくなる被写体であふれていました。

ぐるり公園を水産仲卸売場棟の裏手まで戻ってくると、そこには売場棟の屋上直通エレベーターがあります。屋上は緑化広場になっていて、芝生が植えられた広々とした空間になっています。どこからかヒバリらしき鳥のさえずりも聞こえてきて、思わず寝転がって空を眺めたくなります。周囲に高い建物がないので見晴らしもよく、豊洲の高層ビルはもちろん東京タワーや晴海埠頭を水際から眺めるのとはまた違った景色を楽しめました。

4. CITABRIA BAYPARK Grill & Bar

夕方からオープン
湾岸エリアの眺望が楽しめるオープンエアのバー

屋上緑化広場で開放感を堪能したあとは、水辺のスナップを楽しみながら公園沿いを歩きます。日も暮れてくると対岸のビルに明かりが灯りはじめ、まだうっすらと明るい空をバックにきれいな夜景が目の前に広がります。

そんな夜景を眺めながら食事を楽しめるのが、「CITABRIA BAYPARK Grill & Bar(サイタブリア ベイパーク グリル アンド バー)」です。このレストランはすべての席が開放感あふれるオープンテラス。運河の右手には豊洲大橋、その向こうにはライトアップされた晴海埠頭の客船ターミナルやレインボーブリッジまで見えます。夜景を見ながら飲む瓶ビールは格別のおいしさ!ランチはシーフードを堪能したので、今度は豚バラ肉の「ボルケッタ」をチョイス。低温でじっくりと焼き上げたあと仕上げにかまどで炭火グリルされたお肉はとってもジューシーでした。
豊洲へ行く前は埠頭なんて市場しかなくてほかに楽しめるところなんてあるの?と思っていましたが、実際には市場外でも鮮度抜群のグルメを堪能できるし、絵になる景色や水辺のスナップなどの撮影も楽しめるという新たな発見をした一日でした。

ナビゲーター 門脇 慎剛(かどわき しんご)

1994年大阪生まれ。ドラマや芝居を中心に活動中。特技は歌唱にサッカーで、ひとりカラオケで歌いまくることも!今後は芝居を中心にいろいろなことをやっていき、映画の主演を張るような役者になりたいです。
趣味:カラオケ、映画鑑賞
好きな場所:映画館

お散歩の感想

市場の中を見学するのは初めてだったけど、中がきれいでびっくりしました。朝一でなかったからせりは見られなかったけど、通路からせりをする所も見学できるし、魚がし横丁でもいろいろとプロが使うような道具とかも見られて市場の雰囲気が楽しめました。屋上の広場やまわりの公園は広くてとても気持がよく、そして水辺の景色や夜景を見ながらのBBQやビールはおいしく、とくにカニは最高でした!市場にはまた遊びに行って、その時はお寿司を食べてみたいですね。

撮影スポットの紹介

撮影地マップ

機材・グッズ紹介

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高画質と最高約8コマ/秒の高速連続撮影などを実現したデジタル一眼レフカメラです。軽量・薄型のボディーで機動力を上げ、さらに操作性に優れたタッチパネルのチルト式モニター採用で撮影アングルの自由度もアップ。日常から旅行まで、さまざまなシーンで気軽に撮影が楽しめます。

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お散歩関連情報

撮影のマナーと注意

エリアガイド

1. 豊洲市場

2018年に築地から移転した、水産物と青果物を取り扱う総合市場。水産卸売場棟、水産仲卸売場棟、青果棟などからなり、見学者用通路や物販や飲食店舗など見学者用の施設も整備されている。マグロせり見学者デッキからの見学は事前抽選になっている。
住所:東京都江東区豊洲6丁目
電話:03-3520-8205
営業時間:5:00~17:00
定休日:日曜・祝日、その他休市日(休市日については公式カレンダーをご確認ください)

1. 伊藤ウロコ

創業明治43年のゴム長・長靴の専門店で、トートバッグやTシャツなどのオリジナルグッズも扱う。店名ロゴの逆三角形とウロコの名は水神と商売の神様白蛇にちなんでいる。独自のゴムの配合や靴底の製造にこだわった長靴は市場関係者にも愛用されている。
住所:東京都江東区豊洲6-5-1
電話:03-6633-0464
営業時間:5:00~14:00
定休日:日曜・祝日、休市日に準じる

1. 築地正本 豊洲市場内店

昭和10年の築地市場開場時より店を構える老舗包丁屋で、今でも残る築地場外の店舗が本店になる。扱う包丁は最上級の鋼材を使用し、江戸末期からの伝統を受け継ぐ熟練の職人が制作。研ぎ直しや柄の交換などアフターサービスを行っている。
住所:東京都江東区豊洲6-5-1
電話:03- 6633-0507
営業時間:6:00~14:00
定休日:日曜・祝日、休市日に準じる

2. THE BBQ BEACH in TOYOSU

レインボーブリッジなど東京湾が一望できるロケーションにあり、ビーチリゾートをイメージした空間で手ぶらで気軽にBBQを楽しめる。豊洲市場直送の海鮮やプロの仲卸が厳選した食材などが用意されているほか、食材持ち込みプランもある。
住所:東京都江東区豊洲6-9-3
電話:050-3816-6374
営業時間:月曜~金曜12:00~16:00・18:00~22:00、土曜10:00~13:00・14:30~17:30・19:00~22:00、日曜・祝日11:00~14:00・16:00~19:00
定休日:不定休

3. 豊洲ぐるり公園

豊洲埠頭の「豊洲ぐるりパーク」の一部。埠頭先端から東電堀まで、豊洲市場をぐるりと囲む全長約4.6kmの遊歩道ではランニングや釣りが楽しめる。約15.2haの広大な面積で、豊洲市場の屋上緑化広場とは直通のエレベーターで結ばれている。
住所:東京都江東区豊洲5~6丁目
電話:03-3520-8819

4. CITABRIA BAYPARK Grill & Bar

豊洲ぐるり公園の新豊洲さくら広場にオープンした、トレーラーハウスをアレンジしたキッチンとバーカウンターの屋外型セルフレストラン。豊洲市場直送の新鮮な食材のグリルに窯焼きのピザなどを、湾岸エリアの眺望とともに楽しめる。
住所:東京都江東区豊洲6-4-26
電話:080-9179-5151
営業時間:木曜~金曜17:00~22:00(LO)、土曜~日曜・祝日12:00~22:00(LO)
定休日:月曜(祝日の場合は営業)、火曜、水曜

※ こちらに掲載している情報は2019年11月21日現在のものです。

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