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<ニコンサロン>
米田 一彦
クマを追って50年 思い出の40コマ

会期

2023年7月18日(火)~2023年7月31日(月) 日曜休館

10:30~18:30(最終日は15:00まで)

開催内容

私は広島県の山奥に棲む74歳の固陋だが前半生を秋田県でツキノワグマの調査研究を行い、後半生を広島・島根で保全を、及び東アジア三国でクマ類の調査技術支援を行ってきた。つまり前半生の25年間は家族を養うために働き、後半生の25年間は「クマを助け被害農家を助ける」NPO活動が重なる。
自分の夢はどこに重なるのか。私という東北人は叫ぶ。

「人生三毛作 おらだば70歳過ぎたら写真家(あるいは小説家)になるだ」

人々にクマの実像を伝えるためには私には「姿を見る」と言う作業が必要でブナの森で観察を続けた。しかし林内は暗くフィルム時代は撮影が困難だった。デジタル時代は私に道を開いてくれた。
これが今回の写真展でクマを追って50年、至高の40コマを届けたい。

(米田 一彦)

プロフィール

米田 一彦(マイタ カズヒコ)

1973年 秋田大学教育学部卒業。
秋田県庁生活環境部自然保護課勤務。1986年 同退職。

1974年~1989年 秋田県でのツキノワグマの生態研究及び保全
1990年~ 中国五県ツキノワグマ生態調査及び保全実施
1997年~2009年 大韓民国ツキノワグマ生態調査支援(51回渡航)
2001年~2011年 中華人民共和国ツキノワグマ生態調査支援(49回渡航)
2009年~2013年 モンゴル人民共和国 ゴビヒグマ保全支援(17回渡航)
1998年 オペル冒険大賞パイオニア賞受賞、十和田市民文化賞受賞。
2008年 日本・毎日新聞社/韓国・朝鮮日報社《第14回 日韓国際環境賞》受賞。

【著書】
「人狩り熊 十和利山熊襲撃事件」(つり人社)
「熊が人を襲うとき」(つり人社)
「クマを追う」(どうぶつ社)
「山でクマに会う方法」(山と渓谷社)
「クマ追い犬 タロ」(小峰書店) など

【テレビ番組】
1987年 NHK特集「追跡ツキノワグマ」
1988年 「巨大ヒグマを追う」
1989年 野生の王国 TBS三部作
1999年 NHKスペシャル「ツキノワグマ 謎の生態を追う」
2002~2004年 韓国SBS特集「半月熊を追って」 など

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