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第42回土門拳賞受賞作品展
船尾 修「満洲国の近代建築遺産」

会期

2023年4月25日(火)~2023年5月8日(月) 日曜休館、5月3日(水)~5月7日(日)休館

10:30~18:30(最終日は15:00まで)

2023年5月18日(木)~2023年5月31日(水) 日曜休館

10:30~18:30(最終日は15:00まで)

開催内容

第42回土門拳賞(主催・毎日新聞社、協賛・東京工芸大学、協力・ニコン、ニコンイメージングジャパン)が船尾修氏に決定した。受賞対象となったのは写真集『満洲国の近代建築遺産』(集広舎)。

船尾修氏の『満洲国の近代建築遺産』は、2016年から10回にわたって、かつての満洲国、中国東北部に現在も残る日本が建設したものや、接収した建造物350か所以上を捜し当て撮影した。かつての傀儡国家の遺構はその歴史を記憶に留めるうえで貴重であり、見逃せない写真集として高く評価された。

賞について

土門拳賞は、今日の写真文化の大きな流れのひとつをつくった土門拳の輝かしい業績をたたえ、毎日新聞社が創刊110年記念事業のひとつとして、1981 年に制定、毎年、プロ・アマを問わず優れた成果をあげた写真家を表彰しています。
受賞作品展は、ニコンプラザ東京 THE GALLERY、ニコンプラザ大阪 THE GALLERYで開催され、作品は山形県酒田市の「土門拳記念館」で展示された後、同館に永久保存されます。

第42回の選考委員は次の4氏です。
大石芳野(写真家)
石川直樹(写真家)
梯久美子(作家)
砂間裕之(毎日新聞社 常務執行役員)

プロフィール

船尾 修(フナオ オサム)

1960年 神戸市生まれ。写真家・登山家。
筑波大学生物学類卒業。出版社に約7年間勤務後フリーランスとして活動。主にアジア・アフリカを舞台に、人間の暮らしと風土の関係性を探る作品の発表を続ける。大分県杵築市在住。

*主な受賞歴
2009年 第9回さがみはら写真新人奨励賞
2016年 第25回林忠彦賞
2016年 第16回さがみはら賞(「フィリピン残留日本人」でW受賞)
2020年 第1回江成常夫賞

*主な写真集
2000年 「UJAMAA」(山と渓谷社)
2008年 「カミサマホトケサマ」(冬青社)
2015年 「フィリピン残留日本人」(冬青社)
2021年 「石が囁くー国東半島に秘められた日本人の祈りの古層」( K2 Publications)

*主な写真展
2000年 「UJAMAA」
2006年 「パキスタン地震から1年~流民~」
2011年 「カミサマホトケサマ」

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