Nikon Imaging
Japan
プレミアム会員 ニコンイメージング会員

ニッコールクラブ会員展
和田 喜博写真展
連綿の片(RENMEN NO KAKERA)

会期

2020年12月10日(木) 〜 2020年12月16日(水) 日曜休館

10:30~18:30(最終日は15:00まで)

開催内容

一たび大きな災害や事故が起これば、生態系が破壊され、環境は大きく変容する。平成は大災害の多い時代だったと言われ、事実我々は歴史に残る未曽有の事件事故の目撃者になってきた。しかし、災害がなくても、生き物の世界は常に変容し続けている。季節の巡りの中で、植物は目を出し花を咲かせ実を付け、旺盛に繁茂し鬩ぎ合い、やがて葉を落とし枯れていく。動物はさらに複雑だが、生存をかけての様々な連鎖の中で、生と死が繰り返され命がつながっていく。そうした営みを見ていくと、実に精緻で巧妙で、見事にシステム化された自然の摂理の不思議さに心を打たれる。ただ、それがあまりにも日常と化しているため、我々は無自覚無感動に見過ごしてしまっているのではないか。
そんな思いで、連綿と変容し続けている世界の一端を、その微小な断片として、日常的な身の回りや小動物の姿で映像化してみた。

(和田 喜博)

プロフィール

和田 喜博(ワダ ヨシヒロ)

1947年 岐阜県生まれ
1988年 岐阜県瑞浪市 アルファ・ギャラリーにて月例入賞作品展開催
1989年 故林忠彦氏と夫婦で対談する。『写真する旅人』に記事掲載
1990年 岐阜県関市 ギャラリー・ムースにて、妻マサ子との二人展「風写録」開催
1992年 東京銀座 コンタックスサロンにて 二人展「獺祭・風写録」開催
1993年 名古屋市 富士フォトサロンにて、同展開催
2003年 岐阜県関市 ギャラリー・ムースにて、二人展「時の居場所」開催
2013年 写真雑誌「フォトコン」11月号「一生懸命フォトグラファー列伝」に記事掲載
2013年10月 ニコンサロンbis新宿にて、二人展「コノ世ノハナ」開催
2014年 2月 岐阜市じゅうろくてつめいギャラリーにて、同展開催
2014年 5月 ニコンサロンbis大阪にて、同展アンコール展開催
2017年12月 ニコンプラザ大阪THE GALLEAYにて、写真展「西山を見る日」開催
2018年 2月 岐阜市じゅうろくてつめいギャラリーにて、同展開催
2018年 3月 郡上市図書館にて、同展開催

ニコンイメージングプレミアム会員
ニコンイメージング会員