Nikon Imaging
Japan
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ニコンサロン bis 新宿 2015年10月

juna21 TATSURO 写真展

写真
Coexist ~共生~
9/29 (火) ~10/5 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

アフリカ大陸を横断していると自然物と動物、人間が織りなす共生の幅の大きさに作者は気がついた。そこに人類が作り出した人工物が関われば共存の方法は多様化する。
近代化し続ける今、これまで生息し続けた動物や自然は淘汰され、自然物と動物の共存は昔と同じではなくなった。作者自身、日々共生の幅は縮んでいるように感じていた。しかし人類の起源であるアフリカ大陸では未だ地球の始まりのままの姿が残されている。
その姿を横目に同じ大陸で進んで行く都市化、私たちはどこに向かって行くのだろう。
文明は数億年でリセットされ、また原始から始まるという。未だリセットされていない文明、地球は元ある姿へ戻っていくスピードを早めているように作者は感じている。

作者のプロフィール

TATSURO
1981年生まれ。広島市立基町高等学校時代より写真雑誌で数々の賞を獲得。大阪芸術大学在学中からフォトグラファーとして広告撮影に携わる。卒業後上京しスタジオアシスタントを経て24歳で目黒区に写真事務所を設立。雑誌、広告、書籍、CDジャケットの分野で、俳優・女優からスポーツ選手まで著名人撮影を主として活動。2015年目黒区に自社スタジオを設立。
12〜15年の4年間、日本での撮影仕事の合間に短期バックパッカーとして80カ国に渡航し、15年「Limited Color」(キヤノンギャラリー銀座、梅田、仙台)での巡回展や、本展で作品を発表。
また、“写真作家たつろう”の写真家名で大阪・東京での路上販売を03年から07年まで5年間続け1万人以上に写真詩作品を届ける。その後6刷まで版数を重ねた『しんじてる。』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などの写真詩集も各出版社より多数刊行。
写真展(個展)に00年「写真作家たつろう展」(旧日本興業銀行広島支店)、10年「写真作家たつろう展」(カフェフランジパニ/六本木)、グループ展に01年「5color」(大阪)、11年「Professional photograph exhibition」(RECTO VERSO GALLERY/日本橋)がある。
写真集に、『伝えたい言葉』(新風舎 03年)、『あの言葉をこえて』(S-star-COURT 05年)、『伝えたい人がいる』(S-star-COURT 07年)、『しんじてる。』(ディスカヴァー・トゥエンティワン 08年)、『好きのカタチ』(エンターブレイン 09年)、『ぜったい大丈夫。』(青春出版 10年)、『つながってるよね。今もずっと、これからもずっと。』(中経出版 11年)がある。
ホームページhttp://ss-tatsuro.com

古清水 輝光写真展

写真
成田空港・人模様
10/6 (火) ~10/12 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

国際空港は、長らくここで仕事に携わってきた作者にも決して見飽きることのない景色である。さまざまな人種や言語が行き交い、それぞれの人生を垣間見たり想像したり、時に嫉妬したりして、常に旅行者からさまざまな刺激を受けているからだろう。
空港は出会いや別れの場でもある。待ちわびた人との出会いに遭遇する度に強い感動が伝わってくるし、別れに涙する情景に接する度に、自身のことのようにやるせない気持ちになってしまうことも度々だ。国際空港ならではの民族衣装や宗教からくる衣装を纏った人々の美しく個性的な姿に多く接することができるのもここの魅力だ。
また、時に空港は雪などの自然災害や事故などによって、欠航など想わぬ不都合に遭遇することもある。チェックインまでの時間や出迎え人を待つ間の時間を、まだ見ぬ国への期待と不安を抱えながら費やす姿が印象的な国際空港。
そんな成田空港の人模様の一年間を作者は追った。モノクロ40点。

作者のプロフィール

古清水 輝光(コシミズ テルミツ)
1944年長野県生まれ。青山学院大学卒業。商社等で貿易業務に携わり、定年後2015年春まで9年半、成田空港にて嘱託勤務。65歳から写真に取り組み始める。ニッコールクラブ、写団モノクロ (千葉市)、写真愛好会 (八千代市)に所属。

安藤 浩子写真展

写真
東京ノート
10/13 (火) ~10/19 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

普段東京の町を歩くとき、作者は無個性、無表情で通り過ぎる。受け入れてくれる町もステレオタイプの既視感のある町となる。だが一旦カメラを持って歩くと、町が光を帯びてヴィヴィッドに浮き上がり、行き交う人も個性を持ち、新鮮な東京に変化する。
この巨大都市東京で、どれだけの人がどのような暮らしを送っているのか作者は知らない。でも作者が通った道で出会った物事を記録していくと、東京の一つの「いま」が見えてくる。
それは無限にある東京の表情の一部でしかないが、これからも静かに変化する東京を撮り続けたいと作者はいう。カラー40点。

作者のプロフィール

安藤 浩子(アンドウ ヒロコ)
1940年神奈川県生まれ。70年に写真集団「群狼」に所属、写真家・大束元氏に師事。写真展に93年「鈍色の旅」(平永町橋ギャラリー)、10年「A kind of Suburb」(ニコンサロンbis新宿)がある。グループ展では群狼展、ウロボロス展に参加している。

山本 孝之写真展

写真
子供の四季
10/20 (火) ~10/26 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、作者がこれまで撮りためた写真の中から、特に「子供」の作品を選んだ写真展である。
「子供」の写真の記録は、その時代を如実に反映したものとなり、写真の中の「子供」は、いつの時代も変わらず、生き生きと生命力に溢れて輝いている。
来場した人たちが過去や家族を思い出し、この写真展を楽しんでいただければ幸いである。
カラー47点。

作者のプロフィール

山本 孝之(ヤマモト タカユキ)
1945年東京都生まれ。79年に一眼レフカメラ(ニコンFM)を購入し本格的に写真活動を始める。2000年「ペンタックスファミリー山陰」に入会、写真家・植田正治氏に師事。同年から12年まで写真家・渡里彰造氏の写真教室で学ぶ。
写真展に10年「街・町の情景」、13年「ふるさと人々」(以上、ニコンサロンbis新宿)がある。
受賞歴に、04年「読売写真大賞(テーマ部門)」二席、07年「フォトイメージエキスポ2007年(自由部門)」金賞、08年『日本カメラ』誌「月例コンテスト(カラープリントの部)」年度賞第1位。08~15年「二科会写真部展」入選(連続8回)、14年『フォトコン』誌「マンスリーフォトコンテスト(組写真の部)」年度賞第2位、同年「二科会写真部展」写真弘社賞がある。15年二科会写真部会友に推挙される。
二科会写真部鳥取支部とニッコールクラブ、山陰読売写真クラブ、ペンタックスリコーファミリークラブ山陰に所属。

佐藤 玲写真展

写真
ATHLETE
私はアスリート
10/27 (火) ~11/2 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

本展は、馬術競技をテーマに、人馬が一体となって展開するドラマチックな一瞬、馬体の造形、表情など近接視点で捉えたモノクロ作品を展示する。
1994年10月に、作者は偶然踏み迷った馬事公苑で見た馬術の妙技に魅了され、馬の写真を撮り始めた。
ハードルは高く挫折と挑戦の20年が過ぎたと作者はいう。それでも「諦めないで歩いていけば、きっと何かに巡り会える」と、道なき道を、夢を追い続けた日々であった。
今回が作者にとって初の個展であり、作品をご覧いただけることを願っている。モノクロ45点。

作者のプロフィール

佐藤 玲(サトウ レイ)
東京都生まれ。父親の指導で10歳の頃から写真の撮影・現像などを始める。彫金の作品で1987年「日展・第四科」に初入選し以後6回入選。「第8回日本の美・現代女流美術展」招待出品になる。金属作品撮影のため、プロのスタジオでライティング撮影などを学ぶ。09年「第57回二科展写真部」に初入選し以後6回入選。12年「アスリート」で「第60回二科展写真部」写真弘社賞受賞。

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