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新宿ニコンサロン 2014年10月

芦沢 武仁写真展

写真
曲芸のタブロー
9/30 (火) ~10/13 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

夏の真夜中、作者は真っ暗でムシムシする空港に降り立ち、河のそばに栄えた街を目指した。 その街から旅を始めた。 街角の芸人、綱渡り、アクロバット、広場のサーカス、ファミリーサーカス。小屋掛け芝居に手品小屋などを撮影した。そして、街を出て、西の方へ向かい、動物使いを探して記録した。 カラー&モノクロ40点。

作者のプロフィール

芦沢 武仁(アシザワ タケヒト)
1948年東京生まれ。旅行雑誌、PR誌などの撮影を永年続け、2007年頃より作品作りのための撮影を始める。
主な写真展に、09年「ルーマニアの木造教会」( エプソンギャラリー )、12年「マラムレッシュ 家の記憶」( 銀座ニコンサロン ) などがある。

髙木 忠智写真展

写真
dusty shine
10/14 (火) ~10/27 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

アフリカでの路上生活をする人々を追ったドキュメンタリー作品である。
標高1600メートルに位置するナイロビは、イギリスが植民地時代に嗜好品栽培地を得る為、農作物栽培に適したアフリカ中央部へ向けた鉄道建設の為に開かれた街だ。
大発展を遂げたケニアの首都ナイロビ市には、多くの路上生活者が存在する。大都市への憧れや、難民としてケニアへたどり着き、その後路上生活を始めた者、家庭環境から抜け出すため、そして生まれながらにして路上生活をする者、一人ひとりに多くの複雑な理由が存在する。彼らはその環境から連帯意識が強く、互いを受け入れ、共存している。過酷な日常だが、現実に続いている事実である。カラー約40点。

作者のプロフィール

髙木 忠智(タカギ タダトモ)
1977年東京生まれ。大学卒業後、写真専門学校にて鈴木邦弘氏よりフォトルポルタージュを専門的に学ぶ。同校卒業、教務課勤務。2003年よりフリーランスとして取材活動を始める。World Press Photo、International Photography Awards など国内外での写真賞や報道賞を受賞。取材作品は、清里フォトアートミュージアムなどに人類の共通遺産として永久収蔵されている。

juna21 河合 莉子写真展

写真
陰り照る
10/28 (火) ~11/3 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

それは例えるなら、いつの間にか私の中にあった絶対に崩れることのない、変わることのない確固たるもの、仏壇におやすみと言う祖母のように、日常の決まり事だった。
焼き付いた像には、私が美しいと信じるもの、清らかで神聖でひたすらに愛おしいある一つの何かが見える。海のように河のように絶えず動くが、何処へも行かず確かにそこにあってくれる。神様のように見守り続けてくれているそれにようやく気付いた。影の中落ちてくる、降ってくる光のように、心強く惹かれる。
絆かもしれない。愛かもしれない。雨の合間の空気も、じっと見つめる瞳も、桜も、老いた手も、朝の静かさも、言葉なんて要らないと思っていた。けれどあえて添えるなら、そういった言葉かもしれない。それをうつして、ただ留めておきたかった。ガラス瓶に詰めて窓際に飾るように、ずっとそこに置いておきたかった。 (河合莉子)

作者のプロフィール

河合 莉子(カワイ リコ)
1992年愛知県瀬戸市生まれ。2014年専門学校名古屋ビジュアルアーツ卒業。

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