Nikon Imaging
Japan
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ニコンサロン bis 大阪 2014年10月

juna21 田中 崇嗣写真展

写真
ILLUMINATE THE PERIOD
9/25 (木) ~10/1 (水)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

“ 画面に何かが写し出されていれば写真は成立する ” “ シャッターが切れれば何かが写る ”
作者は写真を作るのに意思は必要ないと思ったが、全てを取り除くことは難しいと思った。 そこでカメラの機能を利用したルールを作り、それに従うことで、意思や意識の外側を写しだそうと試みた。
・撮影方法(ルール)
1. カメラにストロボと水準器をセットする。
2. インターバルタイマーを10秒にセットする。
3. 何も認識できない暗闇に入る。
4. 一歩程度歩き、水準器で水平と垂直を取る。
5. 10秒でシャッターが切れる。
6. 「4」へ戻り、動作をくり返す。
・目的―意識の排除
1. ストロボを使用し、肉眼では見えない物を照らし出す。
2. 水準器を使用し、個体差の少ない構図を作る。
3. インターバルタイマーを使用し、自分のタイミングでシャッターを切らない。

作者のプロフィール

田中 崇嗣(タナカ ソウシ)
1978年広島県生まれ。2012年金村修ワークショップ参加。13年第9回写真「1_WALL」 増田玲奨励賞受賞。
写真展に、14年「PASSIVE RECORD[35.748949,139.718125]」( 銀座 Gallery Q) がある。

中島 美智子写真展

写真
MIZUMO
10/2 (木) ~10/8 (水)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

カメラを手に歩いていて、水のある風景に出合うと、なぜかホッとし、心が落ち着く。そして水面を見ると、実にさまざまな情景が映し出されていることに気づく。
そこには生きものが泳ぎ、水草が揺らぎ、周りの景色が溶け込んでいる。それが陽の光にきらめき、風に揺らぎ、現実のものとは程遠い不思議な世界を見せてくれる。そんな水面の美しさ、妖しさに魅せられて撮った作品である。カラー40点。

作者のプロフィール

中島 美智子(ナカジマ ミチコ)
1945年生まれ。都立白鷗高校、津田スクール・オブ・ビジネス卒業。写真を楽しむ仲間「せせらぎ」所属。ニッコールクラブ池袋支部会員。

デジスコ倶楽部写真展

写真
第11回デジスコ写真展
10/9 (木) ~10/15 (水)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

フィールドスコープとレンズ付きデジタルカメラを繋ぎ合わせた通称「デジスコ」により、焦点距離1000~6000㎜での超望遠で撮影された秀作を展示する。
作品は、全国のデジスコ倶楽部会員から厳選された、野鳥や小動物・昆虫・植物などネイチャー系の写真56点である。
体長10㎝にも満たない小さな野鳥をバストアップ構図で撮影できるデジスコだが、機材総重量2.5~7㎏と、女性でも簡単に持ち運びできるコンパクトな機材で、フルスケールのデジタル一眼レフ撮影機材に迫る、鮮明で色鮮やかな作品は、プロの野鳥カメラマンをも唸らせるほどの迫力満点な写真である。
本格的なデジタル一眼レフシステムを上回る画質のA4・A3サイズの作品に、見たことのない人は間違いなくカルチャーショックを受けられることだろう。

グループのプロフィール

<デジスコ倶楽部>
超望遠撮影法「デジスコ」を趣味とする愛好家約1,300名の会員制グループ。野鳥や昆虫、植物を被写体とするネイチャー系写真やその撮影方法について情報交換と人的交流を深めている。主なイベントとして、WEB上及び会場において写真展やコンテストを定期的に開催するほか、入門者を対象とした体験会や各種レベルに応じた講習会、会報「デジスコ倶楽部だより」の配信などを行っている。

阿倉 薫写真展

写真
小虫達との出会い
10/16 (木) ~10/22 (水)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

河内長野市南部に位置する“岩湧の森”は、金剛生駒紀泉国定公園内にある岩湧山(標高897.7メートル)のふもとに広がる森である。岩湧山中腹には岩湧の森や登山ルートにくわしい自然観察員がいるロッジ風の建物「四季彩館」があり、自然を満喫できるところである。
本展は、この岩湧の森に生きる小虫達の美しさに感動して写真を撮り始めた作者が撮影した作品を展示する。カラー約100点。

作者のプロフィール

阿倉 薫(アクラ カオル)
1948年大阪市生まれ。現在河内長野市在住。

名村 一義写真展

写真
冬の使者 白鳥
10/23 (木) ~10/29 (水)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

日本の冬景にマッチした白い翼、白鳥。秋から春先まで日本本土で過ごすが、その家族愛や仲間同士の感情には誠に興味がつきない。
鳥インフルエンザが騒がれるまでは、白鳥の越冬地では地域の人々によって給餌活動が盛んであった。そのときの白鳥たちの表情は、身近で手に取るようにみえたが、今はもう給餌の地域も少なくなってしまい、白鳥と人との共生エリアのようなものが遠のいてしまったようだ。
白鳥の目は、実に愛らしい。しかも、喜びのときも、悲しみのときも、無表情のように見える。そこがまた、たまらなく惹きつけられる。
作者が白鳥の撮影を始めて7シーズン目になる。優美な飛翔や仲間たちとの争い、佇まいでののどかな日々、ユーモアな姿態、愛の仕草、厳しい採餌風景、そして傷つき飛べない個体、さまざまな場面があった。
白鳥にとって日本で過ごすおよそ6ヶ月は決して安泰の時ばかりではないが、作者は生きることの強いこだわりを、賛歌のように表現しようとしている。カラー37点。

作者のプロフィール

名村 一義(ナムラ カズヨシ)
1939年兵庫県たつの市生まれ。県立飾磨工業高校卒業後鉄鋼会社にてサラリーマン生活15年。その後写真スタジオとビデオ制作を自営し、2009年まで38年間つづける。
なお、06年頃からテーマに沿った写真制作に挑んでいる。

写真
沖縄来間島・来間小中学校 フォトプロジェクト写真展
「ぼくたちの場所」
10/30 (木) ~11/5 (水)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休

写真展内容

来間島は、沖縄本島から南西約290kmに位置する宮古島の、その南西1.5kmに浮かぶ小島である。面積2.8㎢、周囲9km、海抜47.3mで、宮古島本島とは1995年に1,690mの農道橋で結ばれた。人口は180名弱で、産業はサトウキビを主に葉タバコ、野菜、果実の栽培、肉牛飼育など。島の周囲は美しい海に囲まれ、島の西側は白砂のビーチが点在する。島の集落は1ヶ所のみで、あとはのどかな畑が広がっており、人々は学校を中心に共同生活体を形成し、島の文化を支えてきた。
平成24年(2012年)、写真家の比嘉良治氏らによる「沖縄の離島の学校にカメラを贈る」運動で来間小中学校にカメラが寄贈され、写真を通しての学びと交流が始まった。以後、今年まで7回にわたり写真家や写真関係者がボランティアで来間小中学校を訪れ、写真指導やキャリア教育が行われてきた。その間、子供たちは島の自然や人々、学校生活や行事など様々な島の光景を自由にカメラにおさめてきた。
作品は、島というコミュニティで育った子供たち10名の素直で、優しく、強い眼差しで見た来間島の日常の記録である。また、撮影した写真の数々は「来間小中学校フォトプロジェクト『ぼくたちの場所』」に保存され、インターネットを通して広く世界に離島の今を発信している。カラー71点・モノクロ3点。

グループのプロフィール

来間小中学校は明治28年(1895年)下地尋常小学校の分教場として設置され、大正8年(1919年)尋常小学校となる。昭和21年(1946年)来間小学校・来間中学校と改名。昭和22年(1947年)125人在籍していた小学生は80年代から年々減少し現在に至る。平成15年(2003年)新校舎落成。平成17年(2005年)宮古島市立来間幼稚園・小中学校と改称。平成26年(2014年)来間中学校が廃校となり宮古島本島の下地中学校に統合される。平成25年(2013年)度在校生…幼稚園年長2人、小学生3人、中学生3人。平成26年(2014年)度在校生…小学生5人。

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