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ニコンサロン bis 大阪


juna21
岡部 文展 [天晴つばめ]
題府 基之展 [FAMILY]

10/2 (木)~10/8 (水)
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会期中無休




[天晴つばめ]

<岡部 文展>
女盛りを無駄にするなと
心ある人 通り過ぎる人

心のともしび抱えつつ
吹きすさぶ現実 危ぶむ日々
だけど帰巣本能赴くまま
シャッターを切っている

三十路をとうに過ぎ
さすらいついでにこんどは北の町
幸せ捜しは放っといて
カメラ片手にコップ酒
今日もどこかでまた日が暮れた
どうせ私は天晴つばめ

カラー約50点。



<作者のプロフィール>
岡部 文(オカベ アヤ)
1972年東京都港区生まれ(葛飾育ち)。現在足立区千住に在住。93年東京コミュニケーションアート専門学校卒業。2002年~大西みつぐ氏の「ご当地プロジェクト」イベントアシスタント担当(『浦安写真横丁』計画中:08年8月3日~10日開催予定)、04年瀬戸正人氏「夜の写真学校」第3期修了。07年尾仲浩二氏「街道塾」参加。現在商業カメラマンとして活動中。
写真展(個展)に、2004年「ちょっと、そこまで」(PLACE M)、05年同(谷中芸工展・西庵)、07年「スーパーマーケット」、08年「密やかな旅」(以上、ギャラリー街道)、(グループ展)に、02年「緑の叙景」展(墨田区京島ティトゥス・スプリー邸)参加、03年「About the Walking」展(世田谷区代田橋商店街・ナンバギャラリー)参加、04年「湯源行1」(四谷Days Photo gallery)、05年「緩やかな関係」(京橋 Gallery Archipelago)、06年Tokyo East Perspective 企画展「すみだ職人列伝」(墨田区鈴木興産倉庫)出品、07年東川町国際写真フェスティバル・写真インディペンデンス展参加、08年街道塾修了展(ギャラリー街道)、大阪写真月間2008「写真家150人の一坪展」(大阪ニコンサロン)などがある。





[FAMILY]

<題府 基之展>
朝、いつものようにわめき声で目が覚める。
一番下の妹と三男は、朝からケンカだ。
それを止める様子もない父とまだ寝ている母。
次男と長女はそんなの見向きもしないで学校へ行く。
僕はまた眠りにつく。気がついたら正午をまわっていた。
散乱した部屋に太陽の光が気持ちよく射している。
リビングには、もう誰もいない。
今そこにあるのは食べ残しのパン、脱ぎ捨てられた服、これが僕の家族。
カラー約40点。



<作者のプロフィール>
題府 基之(ダイフ モトユキ)
1985年東京都生まれ。2007年東京ビジュアルアーツ卒業。第29回写真「ひとつぼ展」入選。
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