Nikon Imaging
Japan
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ニコンサロン bis21


juma21
古林 洋平写真展
[奄美の光]

12/20(火)~12/28(月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休



<写真展内容>
子供の頃の記憶……海の匂い、風の匂い、大地の匂い、やさしく包んでくれるやわらかな光。作者はそれら島の息づかいを体で感じることができた。
夏の終わり、作者のおじいが亡くなった。葬式には集落の人たちが集まり、家族のようにおじいの死を祝ってくれた。ここでは自然に人々が助け合い、共存して生活している。火葬場で焼かれるのを待っている間、作者は外へ出て、海を眺めていた。空は青々としていて、海はキラキラとまぶしく輝いていた。それらは、あの頃と何一つ変わらず、そこに存在していた。
今回の「奄美の光」で、作者はおじいが亡くなる前から現在も撮り続けている写真をまとめて発表する。奄美が近い存在であったことを、作者はおじいにあらためて教えられたと感じている。
奄美の光には特別な力がある。まるで母の胸の中にいるようなあったかい感じ。作者はそんな光が子供の頃から好きだった。これからも写真を通じて奄美と向き合い、その光の中に存在する世界を追い続けていくという。



<作者のプロフィール>
古林 洋平(コバヤシ ヨウヘイ)
1979年京都府生まれ。2001年東京ビジュアルアーツ専門学校卒業。現在フリー。
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