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新宿ニコンサロン


juna21
石田 千帆写真展
[夢日記]

6/7(火)~6/13(月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休



<写真展内容>
創作のインスピレーションの源泉は「ずばり、夢」だと言う作者は、何年か前に、夢から得るとてもリアルな体感に驚き、以来、夢日記をつけることが習慣になった。夢はどんな映画を見るよりも面白く、アイディアとイマジネーションに溢れていて、その手触りのようなものを現実に持ち帰れないか、他の人に見てもらうことはできないかという願望から、写真を撮り始めた。
夢を表現するのに、現実にあるものしか写せない写真は、手段として不適ではないか? ところが、夢には意外な生活感とリアリティがある。作者は夢の世界にも家を持っていて、二つの世界を行き来しているような感覚があると言う。
写真はシャッターを切る瞬間に制限された表現手段だからこそ、創作の面白味がある。撮影場所やモデルやモチーフを選ぶ過程で、忘れていた夢の感覚を積み上げていくのだが、夢のデジャヴュ感を体感しながら作品を完成させるスピードが作者の性に合っているようだ。手作りの皮膚感覚が自分に必要だと気づいた作者は、今はまだアナログにこだわって写真を撮っていくつもりである。



<作者のプロフィール>
石田 千帆(イシダ チホ)
1969年神奈川県生まれ。90年東京写真専門学校(現ビジュアルアーツ)卒業後、(株)アーバンフォトグラフィー入社。91~92年高井哲朗氏に師事。以降フリーランス。
賞歴:92年APAビエンナーレ入選、95年、97~2002年清里フォトアートミュージアムヤングポートフォリオ(パーマネントコレクション)、97年APA’98入選、99年「女性だけの写真展」入選、04年PHOTO-PRE賞受賞、エプソンカラーイメージングコンテスト特選。
写真展:98年二人展(原宿アートギャラリーせ・らーる)、98年個展(東京大学駒場東大寮)、99年個展(早稲田aptギャラリー)、個展(京都k1ギャラリー)、ユーナ21展(新宿ニコンサロン)、2000年ユーナ21展(大阪ニコンサロン)。
03年スライドショー「駒場東大寮最後の日々」開催(ニコンプラザ新宿)。04年写真集『夢日記』出版。
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