Nikon Imaging
Japan

一之瀬 ちひろ 写真展きみのせかいをつつむひかり(あるいは国家)について

会期

2019年10月 2日(水) 〜 2019年10月15日(火) 日曜休館

10:30~18:30(最終日は15:00まで)

2019年10月24日(木) 〜 2019年11月 6日(水) 日曜休館

10:30~18:30(最終日は15:00まで)

開催内容

生活の中で触れている風景やもの、たとえば、家から駅までの道のりや、通勤途中の車窓からの眺め、学童クラブにお迎えにいくときの夕方の毎日違う色の街並み、それから子供との会話、そういう色々なことに反応して、毎日何かを考えたり感じたりしている。気持ちや考えだけがひとりでにあるのではなくて、具体的な毎日の暮らしと連動して、風景や出来事に反射して、身のまわりのことや一緒にいる人と混ざりあって、思考が動いている。

考えや気持ちはときどき何かの形らしいものを作ることがあって、だけどまたすぐにパラパラと逸れていく。水面に映る太陽の光を手のひらで掬えないかなと思う感じに似てる。確かにあるのだけど「これだよ」といって、手渡してあげることはできない。写真は何かに反射してはね返ってくる考えや気持ちを掬いとろうとする振舞いに少し似ている、と思う。

毎日の風景や出来事に深く作用しているものの一つに国家という概念がある。国家は身辺の出来事に反応してゆらゆらと動きつづける不確かな気持ちにも、つよく働きかけている。だからたぶん、風景を眺める行為には、一瞬の光の中に国家が透かされる様子を探そうとする気持ちと、国家やその規範の作用が及ばない域を探したい気持ちが同居している。

(一之瀬ちひろ)

プロフィール

一之瀬 ちひろ(イチノセ チヒロ)

1975 東京生まれ
1998 国際基督教大学卒業
2000 コニカフォトプレミオ入選
2011 ブックレーベル「PRELIBRI」主宰[小熊千佳子と / -2016]
2014 Japan Photo Award
2019 東京大学大学院総合文化研究科前期博士課程修了、後期博士課程在籍
東京在住

主な個展
2016 「日常と憲法」本屋Title(東京)
2016 「光のトレイス」ギャラリー・マロニエ[KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭](京都)
2016 「STILL LIFE」森岡書店(東京)/ニコンサロン新宿(東京)
2012 「KITSILANO」ニコンサロン銀座(東京)
2009 「ドイツの小さな手仕事」ギャラリーfeve(東京)
2006 「ON THE HORIZON」イレブン(東京)
2003 「Oxygen」ギャラリーコンシール(東京)
2000 「sunrise party at secret place」コニカギャラリー新宿(東京)

主なグループ展
2019 「みえるもののむこう」神奈川県立近代美術館 葉山(神奈川) 
2017 「3daysEXHIBITION」セゾン・アートギャラリー(東京)
2015 「LUMIX MEETS BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #3」Yellowkoner Paris Pompidou(パリ);2016 IMA gallery(東京)
2015 「STEP OUT! New Japanese Photographer」IMA gallery
2011 「PLAY FOR ROOM 子供の部屋」ペーパーボイス(東京)

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