Nikon Imaging
Japan
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ニコンサロン bis 大阪 2016年4月

山下 幾子写真展

写真
街角のdocument
3/31 (木) ~4/6 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

中世の歴史を今に残すヨーロッパの魅力に惹かれ、モーリス・ユトリロ並びに荻須高徳の絵画に描かれた街角や路地裏など変わらぬ建物の背景に対し、その時々行き交う各国の人たちとの出会い、魅力ある表情にフォトチャンスを見つけるのは、作者にとって旅の醍醐味の一瞬である。
一期一会の出会いを大切に思い、切り撮った写真群は、それぞれ人情と人間愛に満ちた日常の生活が微笑ましく写り、撮りためた作者のささやかな旅の記録である。カラー46点。

作者のプロフィール

山下 幾子(ヤマシタ イクコ)
1935年生まれ。兵庫県宝塚市在住。60歳から写真を始める。
写真展に、08年「旅の記憶」(宝塚市立国際・文化センター)、11年「パリ旅情」(喫茶ふるもと/神戸)がある。兵庫県写真作家協会会員、宝塚芸術写真協会会員。

保科 宗玄写真展

写真
墨東空間
4/7 (木) ~4/13 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

関東大震災・戦災・東京オリンピックなどにより、東京の他地域が大きく変わるなか、隅田川の東岸・墨東地区は、今なお大正・昭和初期の面影を色濃く残している。この面影は自分が育った東京の原風景を見ているようだと作者はいう。しかし、最近始まった大規模再開発で、とうとう姿を変えようとしている。新東京オリンピック決定は、それに拍車をかけるであろう。
変わらぬことがよいことなのか?と問われれば「否」かもしれない。メリット、デメリットはあるが、「変化」は街にとって必要な要素であり、これが無ければただの時間が止まった街になってしまうと作者は思う。
百年近く大きな変化を見せなかった京島付近も変わり始めた。通い続ける街の今を見つめ直し、そこから見える物はどのような意味を持つこととなるのか? 変化の萌芽を内包し始めた街の原風景を作者は撮り、問いかけの答えを探した。モノクロ40点。

作者のプロフィール

保科 宗玄(ホシナ ムネハル)
東京生まれ、東京育ち。2005年から今回のテーマである墨東地域、とくに京島地区の撮影を始め今日に至る。
主な写真展に、08年「京島だより」(コニカミノルタプラザ)、11年「京島空間」(ニコンサロンbis新宿)、同年「東京・下町空間」(ニコンサロンbis大阪)がある。11 年「京島空間」にて第 18 回酒田市土門拳文化賞奨励賞受賞。

juna21 五十川 満写真展

写真
面様(おもてさま) ~高千穂夜神楽~
4/14 (木) ~4/20 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

作者が生まれ育った宮崎県延岡市、そこから車で一時間ほどの所に高千穂町はある。神話の町、高千穂に伝わる夜神楽。高千穂に伝わる国の重要無形民俗文化財「高千穂夜神楽」。地元の人々は一年に一度の夜神楽で自らが面を着け神様となり舞う。古事記のエピソードも多く含まれており、地元の人々によって神話が語り継がれている。
高千穂の人々は舞の際に使用するお面を面様(おもてさま)と呼び、それぞれの地区の自宅の神棚や神社の社殿の中に神様として祀っている。奉仕者(ほしゃどん)の人々の日常、舞う直前の奉仕者が面様を着けた姿、高千穂の古事記にまつわる場所、地元の人々が神様と崇める面様を、地元の人々の協力のもと、撮影をさせていただいた。
天孫降臨の地、高千穂にて面様を着け、人が神になる瞬間を少しでも多くの方に感じていただければと作者は思っている。カラー50点。

作者のプロフィール

五十川 満(イソガワ ミツル)
1985年宮崎県生まれ。2008年写真家・宮澤正明氏に師事。13年伊勢神宮125社(御正宮、別宮、摂社、末社)を撮影。宮澤正明氏のもと伊勢神宮で20年に一度の「式年遷宮」の撮影助手を務める。14年伊勢神宮初のドキュメンタリー映画「うみやまあひだ」の監督助手を務める。
15年宮崎県高千穂夜神楽面様(夜神楽で使用される面)をテーマに撮影。同年フリーカメラマンと
して独立。同年「みやざき館」(JR新宿駅南口サザンテラス内)のガラス壁面・館内に夜神楽の作品が使用された。16年「神都高千穂大使」に 任命される。雑誌やweb媒体を中心に活動中。

juna21 國本 光子写真展

写真
The world of white snow
4/21 (木) ~4/27 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

昨今、雪崩事故で遭難するスノーボーダーが、ニュースに取り上げられている。彼らの一線を越えてしまった気持ちは、作者にもわからなくもない。15年間、雪山生活をしている中で、スノーボード事故で亡くなった仲間、半身不随になった仲間がいる。作者自身も骨盤骨折
をし、生死をさまよったこともある。
このニュースを機に、「なぜスノーボーダーは、山にとりつかれるのか」ということを作者は深く考えるようになっていった。人間の理性を超えた魅力・魔力が山にはある。自然の中で遊ぶことは、発見の連続であり感動する。スノーボードは、怖い半面、生きてる感をより強く感じる。雪山生活は楽しすぎて現実の世界ではないように思える。
スノーボーダーの印象がよいとはいえない今だからこそ、スノーボーダーの世界観を写真で表現し、雪山での感動を伝えたいと作者は思う。カラー35点。

作者のプロフィール

國本 光子(クニモト ミツコ)
1980年奈良県生まれ。2004年東京工芸大学芸術学部写真学科卒業、同大学研究生修了。13年独立行政法人労働者健康福祉機構 千葉労災看護専門学校卒業。
学生時代から冬の妙高高原(新潟県)を主たるフィールドとして、スノーボーダー、スキーヤーなどスノースポーツ全般を撮影している。また自らもスノーボード上級の腕前を活かして、妙高の雪山生活を楽しんでいる。06年に「SNOW STYLE LAB.」を出版。

写真
2015年度 TopEyeフォトフォトサロン入賞作品展/
TopEye全国高校生写真サミット2016優秀作品展
4/28 (木) ~5/4 (水)
10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

写真展内容

【2015年度TopEyeフォトフォトサロン入賞作品展】
ニコンイメージングジャパンでは、写真部で活動する中学、高校生の皆さんを応援する写真情報誌『TopEye』を年5回(4、6、10、12、2月)発行し、全国の中学校、高等学校の写真部に無料
で届けている。
『TopEye』は1979年に創刊。以来30年余りにわたって多くの写真部の皆さんにご愛読いただき、その活動の主眼として創刊当時から開催している誌上フォトコンテストが「フォトフォトサロン」である。4月号を除いた年4回行われ、それぞれに「TopEye賞(最優秀賞)」および「準TopEye賞」各1点、「入選」5点、「佳作」10点を選出する。上位入賞者には表彰状のほかにニコンデジタルカメラなどの賞品を贈呈する、本格的なコンテストである。毎回、数百名の中学、高校生から意欲的な作品が寄せられ、中にはプロの写真家にも劣らぬ技術と感性が発揮された作品も少なくない。なお4月号では「先生だけのフォトフォトサロン」として、写真部顧問の先生方から作品を募り誌上で発表している。今回の写真展では、2015年度の「フォトフォトサロン」「先生だけのフォトフォトサロン」における入賞作品を展示する。

【TopEye全国高校生写真サミット2016優秀作品展】
ニコンイメージングジャパンは、2016年2月5日(金)から7日(日)まで3日間にわたり、全国の高校から選抜された15校の写真部を対象にした写真イベント、「TopEye全国高校生写真サミット2016」を横浜で開催した。
本イベントには2015年度「TopEyeフォトフォトサロン」の成績によって全国から選ばれた15校の写真部生徒45名が参加し、2日間にわたり、横浜の歴史的建造物や文化芸術に恵まれた各撮影スポットなどを撮影。その後、生徒による撮影作品のプレゼンテーション、審査員による講評を経て、団体賞(学校毎・チーム戦)、個人賞の表彰を行った。撮影会以外にも、プロ写真家による講演やパネルディスカッション、写真部同士の交流など、盛り沢山の内容で実施した。
今回の写真展では本イベントで撮影された団体賞・個人賞の優秀作品を展示する。

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