“合わせ”に
チャレンジしてみよう！

女キャラでも男装でも、やりたいコスのイメージは固まっている、細かいテクにも気を使っている、
相手との空気感も良し！となると…1人より2人、いやそれ以上？
好きな作品のキャラを集めた“合わせ”で世界観を作ってみたくなりますよね。
せっかくの多人数での撮影なので、構図の解説もレクチャーしていきます。
コツを押さえれば仕上がりがもっとコスジェニックに！

• 1 “合わせ”の司令塔はアナタ！

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  コスプレならではの迫力が増す同一作品内のキャラの集合を“合わせ”といいます。今回は2010年にPSPゲーム第1作をリリース以来、CDにアニメにとメディアミックス展開を広げる大人気作「うたの☆プリンスさまっ♪」のキャラ4人でチャレンジ！どんなシチュエーションで撮りたいか？はみんなで話し合えても、その写真の構図を決めるのはファインダー越しのアナタだけ。指揮者のようにみんなに指示を出してコスジェニックな1枚を！

  

• 2 “合わせ”は
  単なる集合写真にあらず!?

  好きな作品、好きなキャラがあの人もこの人も大集合してる～！って舞い上がっている場合じゃない!!単なる修学旅行などの記念の集合写真にせず、キャラ配置、構図、それぞれの表情やポーズなど細かく作品の世界観に合わせて作り込めばよりコスジェニックな仕上がりに。キャラが集まっているだけの写真じゃ“合わせ”きれてないことをご覧あれ！

  Before

  フラット

  

  横一直線配置。衣装がおそろいの囚人服など横のラインに特徴をもたせたいならともかく、ただ並ぶだけだと記念写真風に。等間隔なのも動きがないので、棒立ちもできれば避けたい。

  After

  前後2:2

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  手前と奥にキャラをシンメトリーに配置して奥行きを強調した構図。この写真ではキャラに合わせた表情、ポーズをつけて同室チームの雰囲気の良さ、動きを出している。

  After

  フラット2:2

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  Beforeのフラットと同じく横一直線にキャラを配置しているが、単調にならないよう等間隔でなく2:2になるよう若干センターを開けて、各キャラに動きをつけている構図。

  Before

  不安定

  

  横一直線に並んでいるが、人物の向きもポーズも間隔もバラバラで不安定な構図。キャラとコスプレイヤーの比率が違う場合は立ち位置や他メンバーとのポジショニングに工夫を。

  After

  V字型

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  戦隊モノ感がでる（笑）、V字型。これはシンメトリーかつ背中合わせにしてよりV字を強調している。少し上目のアングルから撮影すると、さらにＶ字型の整然とした構図が強調されて良し。まとまりのある構図なので汎用性が高く、いろんなキャラクターの合わせでも応用が利く。

  After

  レ（れ）型

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  V字型の整然さもカッコイイが、キャラにもっと動きをつけたいときは左右のどちらかに起点を寄せたレ（れ）型がまとまりやすい。腕で動きをつけてより流れを強調している。

  応用編

  スタジオにあるものでポーズの変化をつけてみる！

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    スタジオのソファを使って前後2:2のポジション。さらにキャラに細かい演技をつけて左の「雑談風」、右の「キメ！」の雰囲気違いも出してみた。右は特にセンターから若干左右に開くように流れを作ってまとまり感を強調している。

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    スタジオの白階段を使って縦横の構図。左は階段の縦ラインを使ってランダムに人物を配置しつつも、目線や身体の向きでセンターにまとまる構図。右は階段手すりを使って横一列に全員を配置した構図。等間隔でも背景にアクセントがあると単調にならない。

まとめ 作品のキメポーズがあるならそれに挑戦するも良し！
ファインダー越しのアナタが指示を出して“合わせ”ならではの迫力ある1枚を！

璃波（りなみ）さん