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てくてくカメラ

Z 30と一緒に まだ知らない花を見つけに、「HANA・BIYORI」の繚乱へ

初夏、さまざまな花が開く季節。もっといろんな花に出会いたくて、東京・稲城市の「HANA・BIYORI」へ。知っている花も新しい角度から見ると知らない花になる、その嬉しさや楽しさも体験できるというフラワーパークを、Z 30と一緒に散策しました。

Z 30と一緒に お散歩におすすめのポイント&設定

1.アジア初のナチュラリスティックガーデン

エントランスを抜けると、通路脇の花壇に小さな可愛らしい花がきれいに植えられています。アオスジアゲハが止まって蜜を吸っていた白い花の名前は「ローダンセマム・アフリカンアイズ」。芝桜に似たピンクの花は、「シレネ・カロリニアナ」。さっそく知らない花と出会えましたが、覚えるにはなかなか手強い名前です。後でゆっくり調べられるよう、いったん写真におさめておくことにしました。少し先にあった花手水には「デルフィニウム・オーロラ」が浮かべられ、その美しさに惹かれ思わずパシャッ。まだ園内に入ったばかりなのに、撮りたいものが多くて足が進みません。

「HANA・BIYORI」の見所の一つが、世界的ガーデンデザイナーPiet Oudolf氏がプロデュースしたアジア初のナチュラリスティックガーデン「PIET OUDOLF GARDEN TOKYO」。ナチュラリスティックガーデンとは最盛期の花の美しさだけを見せるのではなく、四季を通して草花が移ろう姿をも含めた、自然本来の美しさを1年中楽しめるサステナブルなガーデンとのこと。ナチュラリスティックな植栽の手法で植えられた生き生きとした草花たち、まるで野原にいるような感覚になります。

撮りたい花を主役にして撮るためのポイント

「あ、きれい!」と思ってカメラを向けたのに、なんだか見栄えのしない写真になってしまった。そんな経験はありませんか?
花の魅力が伝わる写真にするために大切なのは、撮りたい花(主役となる花)をしっかりと意識してシャッターを押すことです。主役のハッキリしない写真は何を伝えたいのかがぼやけてしまいますが、逆に主役を際立たせることでその花の魅力がグッと伝わるようになります。そこでここでは、花を主役にして撮るためのポイントをいくつかご紹介します。

主役の花を、大きく写そう

少し引いて撮影した写真

主役に寄って撮影した写真

花畑や房咲きの花など、メインにしたい花の周辺にも何輪か咲いている場合、全体を捉えるとどれが主役なのかわかりにくくなります。そこで、メインの花を画面内で一番大きく捉えられるよう、花に寄って撮影することを意識してみましょう。

主役の花が目立つ背景を探そう

花畑の中で撮影した写真

青い花を背景に撮影した写真

赤色の花を撮影した2枚の写真、花畑の中で咲く様子を捉えたものはどれが主役なのかわかりにくくなってしまっています。そこで一綸だけ離れて咲いている花を選び、さらに背景に反対色となる青色の花を入れることで、主役を際立たせることができました。

花の背景を大きくボカして撮ろう

望遠レンズで背景をボカす

花に寄って背景をボカす

背景をボカすことでどれが主役の花なのかが明確になり、より印象的に花を撮ることができます。背景を大きくボカすためのポイントは次の3つ。

  1. 密集している花ではなく一輪だけ突出している花(背景が離れている花)を選ぶ。
  2. 望遠レンズ(ズームレンズなら望遠側)で撮影する。
  3. できるだけ花に近寄って撮る(近寄りすぎるとピントが合わなくなるので注意しましょう)。

咲いている花と撮影者の距離や花の大きさなどによって条件は異なりますが、以上の3点を頭に入れながら撮影してみましょう。

2. 花とデジタルのアートショー

次に訪れたのは、「HANA・BIYORI館」。扉の向こうには、フラワーシャンデリア(吊り花)がディスプレイされた壮麗な空間がひろがっていました。日本最大級300鉢以上の壮観に思わず「わぁっ」と声を上げてしまいました。
館内中央に鎮座しているユニークな形の木は、パラグアイ原産の「パラボラッチョ」。樹齢推定400年を超え、この館のシンボルツリーとなっています。

館内には長さ20m・高さ2mを超す壁面花壇があり、フラワーアレンジメントが施された美しい姿見などもあります。360度花に囲まれた空間で、バリアングル式画像モニターを駆使していろいろな角度で撮影を楽しみました。

しばらくすると明るかった館内が暗転。プロジェクションマッピング「花とデジタルのアートショー」が始まりました。シンボルツリーを中心に四季を表現するデジタル映像が空間全体を彩ります。「イマーシブ(没入型)空間の創造」をテーマとしているだけあって、美しく幻想的な映像と音に引き込まれ、いつの間にかエンディングに。その時の観客の感情を分析してエンディング映像を切り替える、日本初のマルチエンディング方式なのだそうです。館内は場面ごとに明暗が変わり、映像には動きもありますが、Z 30はカメラ任せでしっかりと幻想的な瞬間を捉えてくれました。

3. 彩りの小路を散策

HANA・BIYORI館を出ると目の前は「四季の庭」。季節に応じた色とりどりの花、約15,000本が出迎えてくれました。種類ごとに整然と植栽されたデザイン性の高い花壇に目を奪われながら進んでいくと、林間を思わせるような木々の中に「彩りの小路」が続いていました。季節によってはウメ、サクラ、ユキヤナギなどを楽しめるそうです。この日は鮮やかな新緑の中、ちょっとしたハイキング気分で散策を楽しみました。

花畑をより“花畑らしく”撮るポイント

フラワーガーデンなどで目にする圧巻の花畑。その美しさを写真に残したいと思っても、撮影してみると迫力がともなわず「あれ? 目で見た印象と違うな」と思ったことはありませんか? 花畑を上手に撮るポイントは「花を密集させて撮る」こと。密集させることでより花畑の壮観さを演出することができます。

背丈の低い花畑は花に近寄って、アングルを下げて撮影しよう

背丈の小さな花など見下ろすように咲く花畑の場合、そのままの角度で撮影すると地面が見えてしまうなど、まばらな印象になることがあります。そんなときにはアングルを花の位置まで低く下げて、花畑に近寄って撮ることで密集感を出すことができます。

花畑の一部分を望遠画角で切り取ろう

奥の方まで続く広々とした花畑もありますが今回のようなガーデン形式の花畑の場合、広角で撮影すると花畑の切れ目や周囲の風景が映り込んでしまうことがあります。そんなときには望遠レンズを使って画面いっぱいに花畑を写してみましょう。映り込ませたくないものを整理できるだけでなく、望遠画角の圧縮効果でより密集したように花畑を写すことができます。

4. 知らない花との出会いを心に刻んだ日

標準ズームと望遠ズームを使い分けて画づくりを工夫したり、トライポッドグリップとバリアングル式画像モニターで360度を無理なく自由に撮影できたり、Z 30でいろんな花の撮り方にチャレンジできて、とても楽しい1日でした。たくさんの花に出会いたくて訪れた今回のお散歩。写真に残した花の名前だけでも覚えて帰ろうと意気込んではいたものの、とても覚えきれませんでした。それほどたくさんの花に出会えたことを嬉しく思いつつ、お気に入りの花を一つ思い返し、その名前だけはしっかり心に刻みました。

ナビゲーター 蒼井 陽葵(あおい ひまり)

2001年5月14日生まれ。
空手歴15年の心身を活かし、スーパーヒーロー戦隊ものに出演するのが夢。誰かに笑顔を与えたり、誰かの目標になったりできる「大人のヒーロー」を目指して頑張っています!

機材・グッズ紹介

Z 30 ダブルズームキット

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SmallRig トライポッドグリップ3070 リモコンML-L7セット

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ギャラリー

このギャラリーでは「てくてくカメラ」で撮影した作品を掲載しています。

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お散歩関連情報

撮影のマナーと注意

エリアガイド

1.HANA・BIYORI

よみうりランドが運営する新感覚フラワーパーク。300鉢を超えるフラワーシャンデリアや、花とデジタルを融合したアートショー、季節ごとのイベントなどが魅力。
住所:東京都稲城市矢野口4015-1
電話:044-966-8717
※営業時間および定休日については、HANA・BIYORIウェブサイトでご確認ください。

※ こちらに掲載している情報は2023年06月15日現在のものです。

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