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ニコンサロン50周年記念 ニコン・コレクション展6人の星座

会期

2018年1月 5日(金) 〜 2018年1月23日(火) 日曜休館

10:30~18:30(最終日は15:00まで)

2018年2月 1日(木) 〜 2018年2月14日(水) 日曜休館

10:30~18:30(最終日は15:00まで)

開催内容

本写真展「6人の星座」は、ニコンサロンが2018年1月に開設50周年を迎えることを記念する企画展です。
ニコンサロンは、ニコン創立50周年を記念して1968年1月14日に、写真文化の普及・向上を目的として銀座に開設され、その後、1971年に新宿、1974年に大阪と展開し、さまざまなジャンルの写真展を開催してまいりました。
今回の企画展は、ニコンサロンで開催された写真展からニコンがコレクションした6名の写真家の作品で構成しています。これらは正にニコンサロンが歩んだ50年間の軌跡であり日本の写真表現の貴重な財産です。
人々の映像に対する価値観や写真表現を取り巻く環境はこの50年で激変してきましたが、この企画展をご覧いただくことにより、私たちは夜空の星の輝きのような膨大な写真表現の歴史の一端に触れることになるでしょう。

<出展作家>
山村雅昭  深瀬昌久  平敷兼七  山崎 博  鈴木 清  田原桂一
※掲載写真は田原桂一作品

プロフィール

出展作家のプロフィール

山村雅昭 プロフィール:1939年大阪生まれ。1960年、日本大学芸術学部写真学科卒。1976年、第1回伊奈信男賞受賞。1987年、逝去。写真展に、1976年「植物に」、1977年「植物に -Part 2」、1982年「植物祭」(以上、銀座ニコンサロン、新宿ニコンサロン)、1988年山村雅昭追悼展「そして花狩り」(銀座ニコンサロン)。写真集に、「植物に」(TBデザイン研究所)、「花狩り」(アドバタイズ・コミュニケーション/1988年)

深瀬昌久 プロフィール:1934年北海道生まれ。1956年、日本大学芸術学部写真学科卒業。主な写真集として、『鴉』(蒼穹舎、1986年)、『家族』(IPC、1991年)、『遊戯』(中央公論社、1971年)など多数。主なグループ展として、「New Japanese Photography」展(ニューヨーク近代美術館、1974年)など多数。その他個展多数。主な受賞として、1976年に個展「烏」で第2回伊奈信男賞、1992年に第8回東川賞特別賞など。2012年逝去。

平敷兼七 プロフィール:1948年沖縄生まれ。1972年東京綜合写真専門学校卒業。2008年第33回伊奈信男賞受賞。写真展に、2006年「金武から来た女性」(新宿アガジベベー/Gallery銀座芸術研究所)、2008年「山羊の肺」(銀座ニコンサロン)。 写真集に、1992年『沖縄を救った女性達』『沖縄の祭り―宮古の狩俣島民の夏のプーズ』『沖縄戦で死んでいった人達のための「俑」』(以上私家版)、2007年『山羊の肺』がある。2009年逝去。

山崎 博 プロフィール:1946年長野県に生まれる。1983年日本写真協会新人賞を、2001年伊奈信男賞などを受賞。写真集に、「ヘリオグラフィー」(1983年青弓社)、「水平線採集」(1989年六耀社)などがあり、写真展(個展)に、1982年「HELIOGRAPHY・DAY and YEAR」(銀座ニコンサロン)、2001年「櫻花図」(銀座ニコンサロン)、2017年「山崎博 計画と偶然」(東京都写真美術館)等がある。 2017年逝去。

鈴木 清 プロフィール:1943年福島県生まれ。1969年 東京綜合写真専門学校卒業。写真集に、1972年「流れの歌」、1976年「ブラーマンの光」、1982年「天幕の街」、1988年「夢の走り」、1991年「愚者の船」、1994年「修羅の圏」、1998年「デュラスの領土」。受賞に、1983年第33回日本写真協会賞新人賞、1989年第1回写真の会賞、1992年個展「母の溟」により第17回伊奈信男賞、1995年第14回土門拳賞受賞。2000年3月逝去。

田原桂一 プロフィール:1951年京都府生まれ。1973年から最初のシリーズ「都市」(1973-1974)、「窓」(1973-1981)の制作を開始。ポンピドゥー国立現代美術館、フランス国立写真センター、ベルギー国立美術館など、フランス国内外の展覧会で発表し、世界的な評価を定着させた。2017年没。主な受賞歴に、アルル国際写真フェスティバル大賞(1977年、フランス)、第10回木村伊兵衛賞(1985年、日本)、ニエプス賞(1988年、フランス)

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