Nikon Imaging
Japan

有野 永霧 写真展日本人景 借景の里

会期

2018年9月12日(水) 〜 2018年9月25日(火) 日曜休館

10:30〜18:30(最終日は15:00まで)

2018年10月11日(木) 〜 2018年10月24日(水) 日曜休館

10:30〜18:30(最終日は15:00まで)

開催内容

「日本人景」は、人が自然と関わり合いながら人為的に作った風景から、日本人のものの見方や考え方を探って見ようとするシリーズです。

作画上、日本文化の独特な造園思想の「借景」に着目しました。造園学での借景は、前景と遠景、庭と背景からなる借りた風景の融合の世界を求めています。僕は融合した関係にとどまらず、違和感のある風景や、奇妙な対比をなす風景、さらにはちぐはぐな様相を呈している無関係の光景などを集め、借景の中に日本人の不条理ともいえる潜在的な思想をさぐろうとしています。

人は生活をする中で、この風土に対して様々な行為を仕掛け、人工の風景・人景をたゆまなく作り続けてきた。日本の里も、人が自然の中に足を踏み入れ、手を加えながら、営々と生活を営み、歴史と文化を創造してきました。現在我々が見ている風景は、意識的であれ無意識的であれ、日本人が時間とともに歩んできた感性の集積を示している。

「借景の里」は、「借景の村」の姉妹編として制作しました。(有野永霧)

プロフィール

有野 永霧(アリノ エイム)

1941年兵庫県生まれ。大阪学芸(現在、教育)大学卒業。
ニコンサロンでの個展に、「there WAS... ヨーロッパにて」「虚実空間・都市」シリーズ、「空蝉の都市」シリーズ、「無名のアースワーク」シリーズ、「日本人景」シリーズ、「マイナスの人景」などがある。
写真集は、「虚実空間・都市」「都市からのメッセージ」「都市」「虚実空間・空蝉の都市」「虚実空間・空蝉の風景」「日本人景 温泉川」がある。
受賞は、タイムライフ写真年鑑新人賞(1981年)、第19回伊奈信男賞(1994年)などがある。