Nikon Imaging
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D780

高画質

常用感度ISO 51200、有効画素数2450万画素を実現、裏面照射型ニコンFXフォーマットCMOSセンサー

撮像素子に、解像力と高画質と高感度性能の最適なバランスを追求したニコンFXフォーマット裏面照射型CMOSセンサーを採用しています。有効画素数2450万画素を確保した広い画素ピッチと、入射光をより効率的にフォトダイオードへ導く構造により、最新の画像処理エンジンEXPEED 6と連携してISO 100~51200※の優れた高感度性能を発揮。高感度でも効果的にノイズを抑制した高い解像感が得られます。

ISO 50相当までの減感、ISO 204800相当までの増感が可能。

ノイズの少ない高精細描写、画像処理エンジンEXPEED 6

画像処理エンジンEXPEED 6は、進化したピクチャーコントロールの各種シャープネス調整に対応するなど、解像感やノイズ特性などを一段と高めた高画質を提供します。卓越した演算能力で、AF/AE追従で約7コマ/秒の高速連続撮影や、フルフレーム4K UHD/30p動画撮影を実現。回折補正にも対応しており、絞りを絞り込んでの風景撮影でも高い解像感が得られます。

3種類のパラメーターでテクスチャーを再現、ピクチャーコントロールシステムのシャープネス調整

D780のピクチャーコントロールシステムには、シャープネス調整のパラメーターを3種類用意。輪郭強調(精緻な部分や被写体の輪郭部分に効果的)、明瞭度(画像全体や太めの線に効果的)、ミドルレンジシャープ(輪郭強調と明瞭度の中間の細かさに対して効果的)の3つのパラメーターで、画面内の異なるテクスチャーをきめ細かく調整でき、シャープに見せたりソフトに見せたりすることができます。3種類のパラメーターは静止画、動画※を問わず有効。「クイックシャープ」機能を使えば、3つのパラメーターをスライダーひとつで直感的に調整できます。

[ミドルレンジシャープ]は[高画質]時のみ。

撮影時のイメージを残せる表現力、Creative Picture Control

静止画や動画で撮影時に思い描いた画づくりで表現できる、20種類のCreative Picture Control(クリエイティブピクチャーコントロール)を新たに採用。効果の度合い(適用度:0~100・10ステップ刻み)も調整できます。最終アウトプットを画像モニターで確認しながら多彩な画づくりを選択できるため、思い描いている仕上がりを簡単に実現できます。Creative Picture Controlをベースとして、輪郭強調、コントラスト、彩度などのパラメーターを調整することで、より自分好みの画調で撮れるオリジナルのカスタムピクチャーコントロールを作成できます。

レッド
ドラマ

ドリーム / モーニング / ポップ / サンデー / ソンバー / ドラマ / サイレンス /ブリーチ / メランコリック / ピュア / デニム / トイ / セピア / ブルー / レッド / ピンク / チャコール / グラファイト / バイナリー / カーボン

RAW画像が残せる、スペシャルエフェクトモード【NEW】

D780は10種類のスペシャルエフェクトが選べます。[極彩色]、[ポップ]、[フォトイラスト]、[トイカメラ風]、[ミニチュア効果]、[セレクトカラー]の6種類では、特殊効果をつけて撮影したJPEG画像とともにRAW画像も保存可能。必要に応じて、撮影後にRAW現像が可能です。

フォトイラスト
ミニチュア効果

180KピクセルRGBセンサー採用、アドバンストシーン認識システム

高画素の180KピクセルRGBセンサーを利用することで、ファインダー撮影時のアドバンストシーン認識システムの性能が一段と向上。小さな顔や人の上半身、動きのあるシーンでの奥行き情報や動きベクトル情報といった、より詳細な被写体情報をオートエリアAF、3D-トラッキングに応用するなど、自動制御の精度を高めています。また、動画撮影時だけでなく静止画撮影時にもフリッカー低減機能を使用できます。

自然光下で忠実な色再現、ホワイトバランス[自然光オート]

180KピクセルRGBセンサーの採用でアドバンストシーン認識システムの光源判別精度がアップ。ホワイトバランス[自然光オート]は、さらに判別する光源を自然光に限定することで、より忠実なホワイトバランスの再現が可能になりました。自然光の変化に合わせたホワイトバランスで、紅葉や夕焼けなどがこれまでよりも印象的な画像に仕上がります。

ホワイトバランスのプリセットマニュアルデータ取得【NEW】

D780は、ファインダー時にも、より狭いエリア(AFエリアフレームの中央のフォーカスポイント 3×3相当)でプリセットマニュアルデータを簡単に取得可能。ファインダー像のさまざまな被写体の中から、特定の被写体や部位の狭い範囲でホワイトバランスを合わせることができます。グレーカード等を使用する必要がなく、近づけない被写体のデータもすばやく取得でき、シャッターチャンスを逃すことなくホワイトバランスをプリセットできます。ライトアップされた観光地など種類の異なる光が混在する場面に便利です。ライブビュー時には、「スポットホワイトバランス」を使用することで、同様に狭いエリアでプリセットマニュアルデータを取得できます。

ハイライト部の白トビを防ぎ階調豊かな映像を撮影できる「ハイライト重点測光」

マルチパターン測光ではハイライト部が白とびしてしまいそうな明暗差の大きなシーンでも、最も明るい部分を優先して測光し、ハイライト部の白トビを防ぎます。ピクチャーコントロール[フラット]との組み合わせで露出オーバーのハイライト部をより少なくし、微妙なトーンやニュアンスを保った階調性豊かな映像を撮影できます。

ちらつく照明下でも撮影時の露出のばらつき等を抑える静止画の「フリッカー低減」機能

蛍光灯などの一部の人工照明下では、照明の明滅による明るさのチラツキ(フリッカー現象)によって一部の画像が暗めに写ることがあります。D780は、動画撮影時だけでなく静止画撮影時にもフリッカー低減機能を使用できます。静止画撮影時に「フリッカー低減」を[する]に設定すると、フリッカーによる明るさのピークをカメラが検出し、常に「明」のピークでシャッターがきれるよう自動的にタイミングをずらして撮影し、安定した露出が得られます※。動画撮影用の「フリッカー低減」機能で[オート]を使うと、電源の周波数に応じてカメラが自動的に露出制御を切り換え、フリッカーによる映像の縞の発生を防ぎます。

連続撮影速度が低下することがあります。
フリッカー検出時に、ファインダー内にFLICKERアイコンを表示させる設定が可能。

静止画のフリッカー低減機能(連続撮影時の例)

見た目に近い明るさを再現する「アクティブD-ライティング」

逆光時の撮影等で、空のグラデーションなどのハイライト部とシャドー部の輝度差の大きい場合でも、白とび、黒つぶれの両方を抑えながら適度なコントラストを保ち、見た目に近い明るさを再現します。効果の度合いを強くしても色相がずれたりせず、優れた色再現性を維持します。「HDR」と異なり画像合成のプロセスを伴わないため、人物などの動きのある被写体にも有効です。

明暗差が激しいシーンで階調豊かな画像が得られる「HDR」

明暗差が激しいシーンでも、シャドー部からハイライト部までノイズが少なく階調豊かな画像が得られます。1回のレリーズで露出が異なる画像を2コマ撮影し、瞬時に自動合成。この一連の自動処理で、よりダイナミックレンジの広い画像を生成します。合成した2コマの画像の境界を滑らかにするスムージングの度合いも自動設定。風景や静物など、動きの少ない被写体に効果的です。

「HDR」での撮影には三脚のご使用をおすすめします。
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