幾重にも重なった花弁に思い切って近づき、絞り開放で撮影。シャープに解像したピント面前後の大きく柔らかい美しいボケが、幻想的な雰囲気を創り出しています。

ほぼ等倍で捉え、質感をリアルに再現した腕時計。光沢のある金属の被写体ながら、コントラストの高い部分にも色にじみはなく、ボケの縁に色づきもありません。

明るい開放F値を活かし、光量の少ないシーンながら低感度（ISO 100）で撮影。暗部にもノイズは見られず、シャープに捉えた被写体と、周りの大きな美しいボケが際立っています。

細部まで克明に描写した、解像感が際立つ人物。縦線が多くうるさくなりやすいにもかかわらず、2線ボケもなく、柔らかく、美しくぼけた背景。そのコントラストが印象的です。

画面内に太陽を入れ込んだ構図ながら、ナノクリスタルコートとアルネオコートの効果でゴースト、フレアを低減。抜けの良いクリアーな画像で、解像感の高い人物と美しいボケのコントラストが印象的です。

前後の美しいボケで際立つ、シャープに捉えた極めて細い棘と輝く水滴。水滴の表面の映り込みにも、内部のハイライトにも、色にじみや色づきは見られません。

柔らかくぼけた背景と、色づきもなくどこまでも澄んだ水滴の輝き。対照的に、今にも動き出しそうな、逆光に透けたカタツムリのリアルな描写が印象的です。

ブルーベリーのブルーム（粉）も、ラズベリーの細かい毛も、ブラックベリーとシロップの艶も。様々な異なる質感を、高い解像力と描写力でありのままに再現しています。