Zマウントシステムのショートフランジバックの恩恵を活かして、光学性能を損なうことなく薄型化を達成。さらに、収納時のレンズ全長を大幅に短縮する沈胴機構の採用で約135 gの小型・軽量化を実現しました。また、ズームリングの回転操作だけで素早く沈胴/沈胴解除ができるボタンレス方式を採用。軽くコンパクトな標準ズームレンズをいつでも気軽に持ち歩いて、撮りたいと思った瞬間に素早く本格的な撮影ができます。
ズーム範囲が広角16mmから中望遠50mmまで※と広く、広大な風景やスナップ、ポートレートなどいろいろなシーン、被写体の撮影に対応。Z 50の自分撮りモードでは、広角16mmで撮影場所の雰囲気が伝わる背景を広く写し込んだ自分撮りが可能です。
4.5段(CIPA規格準拠)※の高い手ブレ補正効果を発揮する光学式VR機構を内蔵。低速のシャッタースピードでも手ブレが効果的に補正されるので、より数値の大きい絞り値、あるいはより低いISO感度を選ぶことができ、いろいろな表現を安心して楽しめます。
VRモードには、ブレの少ない安定したファインダー像で動きの変化が激しい被写体を追いやすく、高速連続撮影時にも動く被写体を捉え続けやすい[SPORT]モードを搭載。さらに、Z 50との組み合わせでは、ブレ量を高精度に算出するデュアル検知光学VR(Z 50に搭載)との連携で、極めて効果的なブレ補正が可能です。
大口径のZ マウントだからこそ実現できた、これまでのDXキットレンズのイメージを一新する高い解像力で、画面全域において細部まで克明に写し出し、絞り開放から鮮明に描写します。さらに、EDレンズ(1枚)、非球面レンズ(4枚)の採用で諸収差を良好に補正し、色にじみや、広角側で発生しやすい像面湾曲を効果的に低減しています。また、広角側、望遠側どちらでも、ボケを活かした立体感のある描写が可能です。
最短撮影距離が0.2 m(焦点距離24mm時)ととても短く、被写体にぐっと近寄っても非常にシャープでキレイな画像が得られます。「何気ない日常」や「身近な景色」を「魅力的で印象的な作品」に変える、誰にでも違いが分かる高画質が楽しめます。
STM(ステッピングモーター)を採用したAF機構および絞り機構で各駆動音を静音化を実現。また、動画撮影時の操作音に配慮してコントロールリングをクリックレスとしており、音を立てたくないシーンで操作音や駆動音の少ない動画が撮影できます。
ズームリング、コントロールリングともにクリックレスの滑らかな操作感を実現。コントロールリングには、フォーカス(M/A)※1、ISO感度※2、絞り値、露出補正のいずれかの設定機能を割り当てることができ、滑らかで静粛な撮影操作が可能です。
ピント位置の移動に伴って画角が変化するフォーカスブリージングを効果的に抑制。ピント位置を手前へ、あるいは奥へと移動させても画角変化を伴わない、自然な映像が得られます。
電磁絞り機構を採用しており、滑らかでチラつきにくい絞り制御を実現。明るさの変化を自然に描写した映像が得られます。
埃や水滴の侵入を防ぐシーリングをレンズ鏡筒の可動部分をはじめとする随所に施した、防塵・防滴※に配慮した設計です。