撮像範囲を［DX（24×16）］に設定すると、焦点距離1200mm相当の画角で、遠くの被写体をさらに大きく捉えられます。美しく並ぶ大小の羽根一枚一枚を詳細に描写した、高い解像感が印象的です。

見上げるヒナをやさしく見つめるシロカツオドリの親鳥。高い解像感で、親鳥の美しく重なる羽毛も、ヒナの柔らかそうな綿毛も、その手触りさえ伝わってきそうなほど、忠実に再現されています。

何かを凝視するスズメの横顔を、Z TELECONVERTER TC-2.0xを併用して、焦点距離1600mmで捉えました。テレコンバーターを介しても、ピント面の高い解像感が保たれており、羽毛やクチバシの質感がリアルに伝わってきます。

荘厳な夕日を背景に静かに佇む、風格のある牡鹿の姿を撮影。ナノクリスタルコートと、PFレンズの形状、配置の最適化によってゴーストが効果的に抑えられており、このような厳しい光の条件下でも、画像はいたって鮮明です。

近づいてくる旅客機の威容を画面いっぱいに捉えた、迫力の一枚。解像感が高く、機体のディテールも、硬質で艶のある機体の質感も、さらに高温の排気による空気の揺らぎも、リアルに描写しています。

手ブレ補正（VR）機構の［SPORT］モードはファインダー像も安定。レンズの軽さと相まって、山あいを翔け抜ける小型機の、高速かつランダムな動きもスムーズに追い続け、狙い通りの構図でシャープに捉えられました。

地上を走行する旅客機の機首部分を、Z TELECONVERTER TC-1.4xを併用し、焦点距離1120mmでダイナミックに捉えました。テレコンバーター使用時にも、ピント面の高い解像感が保たれています。