開放F値0.95の絞り開放から、画像の周辺まで点光源が点として再現されています。大口径研削非球面レンズ1枚とEDレンズ4枚を採用により、サジタルコマフレア※をはじめとする諸収差を極限まで低減。無数の星を、針で突いたようなシャープな点として描いています。

圧倒的な解像感が、イタリアの小さな天空都市チヴィタ・ディ・バーニョレージョとそれを取り囲む自然を精緻に描写。崩落してむき出しになった岩肌や歴史を感じさせるレンガ造りの教会、町へと続く近代的な橋などを、ありのままリアルに捉えています。

被写体までの撮影距離が短いシーンでも、大きく美しい背景ボケを実現。ピント面でシャープに解像された美しい横顔との対比によって、主役がさらに際立つ立体的な空間を創り出しています。