空中で前後の開脚が最大限の180°に達した瞬間を捉えた一枚。広角端120mmで撮影することで床を効果的に写し込んだ構図となっており、跳躍の高さが強調されています。

バレーボールのコートでは、焦点距離120mmはコートサイドからの撮影にちょうどよい画角。強烈なスパイクに食らいつくレシーバーの、眼光鋭い表情もボールに向かって全力で身を投げ出した姿も、余さず捉えています。

焦点距離300ｍｍなら、スタンドからネット越しの選手も狙えます。動きに緩急があり、しかも自在に動き回る選手にもAFが正確に追従。渾身の一撃を放ったアタッカーの表情をはっきりと捉えています。VR［SPORT］モードが効果的に働き、安定したファインダー像で容易に追い続けられます。

望遠端300mmでも変わらず明るい開放F値を活かして、光量の少ない屋内でも感度をISO 3200に抑え、1/2000秒で撮影。躍動する選手の最高の一瞬を、鮮明に写し止めています。

平均台の上で慎重にバランスを取る選手を捉えた一枚。望遠300mm、絞り開放の滑らかで美しいボケが、平均台上という空間の奥行き感を自然に描写するとともに、高い解像感でシャープに描かれた真剣な表情を効果的に際立たせています。

焦点距離300ｍｍ、絞り開放で撮影。アイラインの質感、目の周りの肌理も鮮明に再現する高い解像力と、画像全体を柔らかく仕上げるピクチャーコントロール［ポートレート］の相乗効果によって、透き通るような肌が滑らかな階調で描写されています。