Nikon Imaging
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Z 6II

暗所にも強い高画質

豊富な光で圧倒的高画質を実現するZ マウント

Z マウントは、大口径、ショートフランジバックの究極のバランスを追求。最大口径※で豊富な光を取り込むことにより、Z シリーズでしか達成できない高画質を実現しています。明るさ、解像度、ピント精度、ボケの美しさまでを深く追求した、S-LineをはじめとするNIKKOR Z レンズとの組み合わせが、映像表現を新たなステージに導きます。

フルサイズフォーマットのミラーレスカメラにおいて。2020年10月14日現在、ニコン調べ。

最高感度ISO 51200、高感度仕様の裏面照射型ニコンFXフォーマットCMOSセンサー

撮像素子に裏面照射型CMOSセンサーを採用しています。有効画素数は2450万画素。入射光をより効率的にフォトダイオードへ導く構造で、ISO 100~51200※の優れた高感度性能を発揮。画像処理エンジンと連携して、高感度でも解像感を保ちながら効果的にノイズを抑制します。

ISO 50相当までの減感、ISO 204800相当までの増感が可能。

裏面照射型CMOSセンサーはフォトダイオード上に光の進入を妨げるものがなく、入射光はより効率的にフォトダイオードに到達します。また、Z 6IIでは配線に電気抵抗値の低い銅素材を採用。高速読み出し、低消費電力に貢献しています。

シャッタースピード:1/500秒 絞り:f/4 焦点距離:50mm ISO感度:12800 © Kento Mori

多彩な画づくりが可能な「ピクチャーコントロールシステム」

表現意図に応じて使い分けることで、イメージどおりの画づくりができる「ピクチャーコントロールシステム」。Z 6IIは、アウトプットのサイズや鑑賞距離に応じて最適なシャープネスを実現できる、[輪郭強調]、[ミドルレンジシャープ]、[明瞭度]の3つの調整機能を搭載しています。 これらを併用して、画面内の様々なテクスチャーをきめ細かくシャープに見せたりソフトに見せたりすることが可能。 [輪郭強調][ミドルレンジシャープ]※[明瞭度]ともに、静止画・動画を問わず有効です。

動画は[高画質]時のみ。

[クイックシャープ]を使えば、静止画・動画にかかわらず、スライダーひとつでピクチャーコントロールのシャープネスを素早く簡単に一括調整可能。[スタンダード]の描写をもう少し柔らかくしたい、[ポートレート]をベースに目元をくっきりさせたいなど、好みに応じてバランスよく調整できます。

静止画、動画で独創的な表現を可能にする、下記20種類の[Creative Picture Control]を搭載しています。効果の度合いも調整できます。
ドリーム、モーニング、ポップ、サンデー、ソンバー、ドラマ、サイレンス、ブリーチ、メランコリック、ピュア、デニム、トイ、セピア、ブルー、レッド、ピンク、チャコール、グラファイト、バイナリー、カーボン

ドリーム / モーニング / ポップ / サンデー

ソンバー / ドラマ / サイレンス / ブリーチ

メランコリック / ピュア / デニム / トイ

セピア / ブルー / レッド / ピンク

チャコール / グラファイト / バイナリー / カーボン

画像はイメージです

風景写真の解像感を損なわない「回折補正」

高精細な風景写真の撮影に効果的な回折補正機能。被写界深度を深くしてよりシャープな画像を得ようと絞りを絞り込みすぎると、回折現象によってピントは合っているのに画像の解像感が低下してシャープさが失われることがあります。「回折補正」はこの解像感の低下を補正し、絞り込んだ撮影でも画像のシャープさを保ちます。

f/22で撮影
赤枠部分を拡大(回折補正 ON)
赤枠部分を拡大(回折補正 OFF)
画像はイメージです。

見た目に忠実な、自然な色再現

撮影シーンの輝度や輝度差、色、ハイライト部の分布、人の顔の有無までを検出し、的確に分析して自動制御機能の精度を高めます。これにより、静止画、動画ともに、ハイライト部を考慮したバランスの取れた露出制御や調光、高精度なホワイトバランス制御が可能。AFの正確な被写体追尾、人物、犬、猫の顔や瞳を検出する瞳AF・顔検出AF、動物AFにも寄与しています。

オートホワイトバランスは[A0 白を優先する][A1 雰囲気を残す][A2 電球色を残す]の3種を搭載。目的に応じた色味を選べます。[A0]は、複雑な光源のスポーツ会場でも白いユニフォームを忠実に白く再現。[A1]は、環境光の雰囲気と被写体本来の色味とのバランスの取れた仕上がりとなります。[A2]は、白熱電球などの照明の色味を生かした、見た目に近い暖かみが残る画像に仕上げます。また、自然光下での最適なホワイトバランスが得られる[自然光オート]は、判別すべき光源をあらかじめ自然光に限定することで、より適切なホワイトバランスが得られます。光の条件の変化に即したホワイトバランスで、紅葉や夕焼けなどがより印象的な画像に仕上がります。

ハイライト部の白とびを防ぎ階調豊かに描写できる「ハイライト重点測光」

暗いなかスポットライトを浴びる白い衣装の人物。結婚披露宴などで見かけるこんなシーンは、マルチパターン測光ではハイライト部が白とびしがちです。「ハイライト重点測光」は、画面内の最も明るい部分を基準に測光。ハイライト部の白とびを防ぎ、白いコスチュームも人物の顔も、微妙なトーンやニュアンスを保って階調豊かに描写できます。

ちらつく照明下でも撮影時の露出のばらつき等を抑える「フリッカー低減」機能

蛍光灯などの一部の人工照明下では、照明の明滅による明るさのチラツキ(フリッカー現象)によって一部の画像が暗めに写ることがあります。静止画撮影時に「フリッカー低減撮影」を[する]に設定すると、フリッカーによる明るさのピークをカメラが検出し、常に「明」のピークでシャッターがきれるよう自動的にタイミングをずらして撮影し、安定した露出が得られます※。動画撮影用の「フリッカー低減」機能で[オート]を使うと、電源の周波数に応じてカメラが自動的に露出制御を切り換え、フリッカーによる映像の縞の発生を防ぎます。

連続撮影時に撮影速度が遅くなったり、撮影間隔が一定ではなくなることがあります。

見た目に近い明るさを再現する「アクティブD-ライティング」

逆光時の撮影等で、空のグラデーションなどのハイライト部とシャドー部の輝度差の大きい場合でも、白とび、黒つぶれの両方を抑えながら適度なコントラストを保ち、見た目に近いトーンを再現します。効果の度合いを強くしても色相がずれたりせず、優れた色再現性を維持します。「HDR」と異なり画像合成のプロセスを伴わないため、人物などの動きのある被写体にも有効です。

明暗差が激しいシーンで階調豊かな画像が得られる「HDR」

明暗差が激しいシーンでも、シャドー部からハイライト部までノイズが少なく階調豊かな画像が得られます。1回のレリーズで露出が異なる画像を2コマ撮影し、瞬時に自動合成。この一連の自動処理で、よりダイナミックレンジの広い画像を生成。風景や静物など、動きの少ない被写体に効果的です。

「HDR」での撮影には三脚のご使用をおすすめします。

ピント位置を変えながら連続撮影する「フォーカスシフト撮影」

奥行きのある風景や標本などの全体にピントが合った画像を作成できる深度合成※。その素材用に、「フォーカスシフト撮影」でピントが合っている位置を撮影開始時の位置から無限遠に向かって自動的にずらした画像を、最大300コマまで簡単に取得できます。フォーカスステップ幅(レンズのピント送り量)の選択、撮影間隔の設定ができ、「サイレント撮影」も併用できます。

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