第175回フォトフォトサロン

TopEye賞
準TopEye賞
入選
佳作

総評 小林紀晴(こばやしきせい)

これまでの自分を裏切ってさらなる挑戦を

「フォトフォトサロン」の審査員をやらせていただくようになって丸一年が経ちました。季節を一回りしたことで、応募される作品にどのような作品が多いのか、どのような傾向があるのかなど、おおよそ把握できました。きっと応募される側からしたら、私の選者としての傾向なども見えているのかもしれません。
今回、印象的だったことがあります。学校によっては受け継がれた撮り方というものがあるのですが、それを見事に裏切った作品がいくつかあったことです。世代交代が感じられて新鮮でした。とても良いことだと思います。同じように、私自身も2年目は1年目のことをできるだけ裏切っていければと考えています。固定観念や定着した価値観に縛られないようにしたいという思いからです。皆さんも、できるだけこれまでの自分自身を裏切って、新たな世界に果敢に挑戦してみてください。