Nikon Imaging
Japan
At the heart of the image.

D5

AFシステム

99点のクロスセンサーを含む、広域・高密度の153点AFシステム【NEW】

すべてのAF NIKKORで有効な153点(うち55点を任意選択可能)※のフォーカスポイントで、D4S比130%以上の広い範囲を高密度にカバー。このうち99点は、より被写体を捉えやすいクロスセンサーとし、中央部と周辺部に効率よく配置。これにより、構図の自由度が高まります。また、小さな被写体はもとより、全体にコントラストが低い被写体に対しても高いAF検出力を発揮し、ピントを合わせます。

一部のレンズ装着時、および装着レンズの開放F値によって、クロスセンサーとして機能するフォーカスポイントの数が変動します。
測距ポイント:///
選択可能ポイント:/
クロスセンサー:/
コントラストが低い被写体も的確に検出。

低輝度時にもスムーズ・確実に合焦する-4EV対応AF【NEW】

新開発のマルチCAM 20Kオートフォーカスセンサーモジュールは、低ノイズを追求して中央のフォーカスポイントで-4EV、その他のフォーカスポイントすべてで-3EV対応を達成しました※。低輝度下でも、あるいはコントラストの低い被写体でもAFが可能。最高常用感度ISO 102400の優れた高感度性能、拡張した測光の低輝度限界性能と相まって、撮影シーンをさらに拡げます。

ISO 100、常温20℃のとき。

動体への応答性、追従性向上に貢献するAF専用エンジン【NEW】

D5は、演算速度の高いAF専用エンジンを新たに搭載しました。シーケンス制御マイコンと複数の処理を並行して実行することで、演算処理、制御を総合的に高速化。これにより実現したAFの「高い応答性」は、たとえばサッカーのセンタリング直後に、撮影者がボールの落下地点へと素早くレンズを振り、ヘディングする選手に即座にピントを合わせたいときなどに特に有効です。さらにAF専用エンジンの搭載で、新たに構築したより高度なAFアルゴリズムの使用が可能となっており、高度な被写体検出、詳細な撮影シーン解析などを効率よく連携。約12コマ/秒の高速連続撮影時にも高速で動く被写体に的確にAF追従します。特に最新の超望遠NIKKORレンズとの組み合わせでは、高速連続撮影時においても高いAF性能を発揮します。

テレコンバーター使用時にも高いAF性能を発揮

テレコンバーター使用時にも、合成F値が5.6までの明るさの場合は、153点すべてのフォーカスポイントが有効※。合成F値が5.6より暗い場合でも、多くのシーンでAF撮影が可能です。合成F値が8となる場合でも、15点(うち9点を任意選択可能)のフォーカスポイントが有効です。

一部の組み合わせでは、クロスセンサーとして機能するフォーカスポイントの数が変動します。
合成F値が5.6超~8未満の組み合わせ
測距ポイント(37点):///
選択可能ポイント(17点):/
クロスセンサー(25点):/
合成F値が8になる組み合わせ
測距ポイント(15点):////
選択可能ポイント(9点)://
クロスセンサー(5点):/
クロスセンサー以外のフォーカスポイントは、ラインセンサーで横線(は縦線)を検出。

さらに性能が向上した7つのAFエリアモード

シングルポイントAFは、より小さくなったフォーカスポイントで狙った位置にピント合わせを実行。ダイナミックAF(25点/72点/153点)、グループエリアAF、3D-トラッキング、オートエリアAFは、多点化したフォーカスポイントでそれぞれのAF領域をより高密度にカバーして被写体を捉えます。特にオートエリアAFは、フィギュアスケートやアイスダンスのような、自由に動き回る人物の撮影にも効果的。カメラが自動的に被写体を判別してピントを合わせるので、構図やシャッターチャンスに集中して撮影可能。高速連続撮影との組み合わせでも、高いAF性能を発揮します。

選択したフォーカスポイント1点だけを使用してピントを合わせます。

選択したフォーカスポイント1点を優先してピントを合わせます。追従中に選択したフォーカスポイントから被写体が外れても、周囲のピント情報(25点/72点/153点がカバーする領域※)を利用して追従し続けます。フォーカスポイント1点では追いにくい、動きの変化が激しい被写体に有効です。

25点、72点では、選択したフォーカスポイントによって利用するフォーカスポイント数が25点、72点に満たない場合があります。
ファームウェア[C:Ver.1.10]により機能が追加されました。詳しい更新機能はこちらをご覧ください。

選んだフォーカスポイントを中心に周囲の複数のフォーカスポイントをグループ化し、面で被写体を捉えます。
1点では捉えにくい動きの激しい被写体も、より容易に捉えられます。AFモードがAF-Sのときは、人物の顔を認識すると優先して顔にピントを合わせます。

選んだフォーカスポイントでピントを合わせた被写体の色情報を活用して、シャッターボタンを半押ししている間は被写体の動きに合わせてフォーカスポイントを自動的に切り換え、被写体にピントを合わせ続けます。動く被写体を追いながら、自由な構図で撮影するのに適しています。

カメラが自動的に153点すべてのフォーカスポイントの情報から主要被写体を判別し、ピントを合わせます。AFモードを問わず、人物の顔を認識すると顔を優先してピント合わせを行います。

一時的なモード切り換えができるAFエリアモードの割り込み機能

カスタムボタン(Pvボタン、Fn1ボタン、Fn2ボタンおよびレンズのフォーカス作動ボタン等)に[AFエリアモード]を割り当て可能。割り当てたボタンを押している間、あらかじめ設定したAFエリアモード([3D-トラッキング]を除く)に変更し、ボタンを放すと元のAFエリアモードに復帰します。被写体や撮影意図に応じて、AFエリアモードを自在に切り換えられます。

シングルポイントAF
ダイナミックAF・25点
ダイナミックAF・72点
ダイナミックAF・153点
グループエリアAF

撮影状況に応じて追従特性をカスタマイズできる「AFロックオン」【NEW】

D5では、「AFロックオン」※の効き方を、「横切りへの反応」と「被写体の動き」の2つのパラメーターで設定できます。「横切りへの反応」は、カメラ前を横切った被写体への反応を[敏感](横切った被写体に素早く反応してピントが合いやすく、横切り被写体通過後は素早く元の被写体にピントが合う)~[鈍感](横切る被写体があっても、元の被写体からピントが外れにくい)で設定。「被写体の動き」は、追従したい被写体のカメラに向かって来る動きの特徴を[ランダム](動きの速度が急激に変わる)~[スムーズ](緩やかな速度変化で動く)で設定。ラグビーやサッカーなどで次々入れ替わるゲームの主導権を握る選手を撮りたいときや、陸上のトラック競技などで特定の選手を高倍率まで追い続けたいときなど、撮影者の狙いやスキルに合わせて設定できます。

AFモードがAF-Cのとき。
AFロックオン[被写体の動き:ランダム]
AFロックオン[被写体の動き:スムーズ]

レンズとの微差調整が簡単にできるAF微調節の自動設定【NEW】

装着レンズの機種ごとに厳密なピント合わせを行うために、AFのピント位置を調節できるAF微調節機能。従来必要だった「設定」→「撮影」→「確認」の繰り返し作業が、D5では、「静止画ライブビューでのピント合わせ」→「ボタン操作による調節値自動設定」の簡単操作で完結します※。撮影現場でも手軽かつ迅速に行えます。微調節の結果は[個別レンズ登録リスト]に自動登録され、厳密なピント合わせが可能です。

設定したAF微調節値を撮影時に有効とするためには、セットアップメニューの[AF微調節]を[する]に設定してください。
静止画ライブビューでピント合わせ
設定画面:調節値を自動設定
[個別レンズリスト]に自動登録

上の例では、AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VRを使用し、平らな壁面に貼付した24cm×24cmのニコンブランドシンボルを被写体にしています。静止画ライブビューの画面内に、被写体がこの程度の大きさを占める撮影距離を確保して、ピント合わせを実行しました。ピント合わせは、コントラストのある平らな面を被写体にしてください。また、目安として「そのレンズで人物を撮る際にバストアップポートレートの大きさとなる撮影距離」で行うことをおすすめします。

より合理的な制御を実現するAFカスタマイズ機能

D5のAFは操作性を細かくカスタマイズでき、プロフェッショナルの多様なニーズに的確に応えます。カメラの構え(横位置、縦位置、逆縦位置)を変えたときに使用するフォーカスポイントが自動的にセットされるよう、あらかじめ個別に設定可能。AFエリアモードも個別に設定しておけます。また、選択するフォーカスポイントは、「プリセットフォーカスポイント」であらかじめ任意の位置に設定しておくと、ボタンひとつでセット可能。このほか、使いたいAFモードとAFエリアモード以外を間違って設定してしまわないように、AFモードを固定し、選択できるAFエリアモードを限定する設定も可能です。

縦位置(反時計回りに90°回転)
横位置
縦位置(時計回りに90°回転)