日本学生写真部連盟(FUPC)「ニコン Z シリーズ撮影会」(Supported by 『風景写真』『フォトコン』)

日本学生写真部連盟(FUPC)「ニコン Z シリーズ撮影会」in 大阪
(Supported by 『風景写真』『フォトコン』)

2018年12月に都内公園で開催し好評いただいたニコン「Z シリーズ」撮影会。西日本でも開催を!との学生たちからの熱い声に後押しされて、西日本でも企画を実現。定員を大きく上回る7校から45名が参加されました。講師には写真家の星野佑佳氏をお招きし、貸し出しの最新機材を使い実際に撮影体験をしていただくだけではなく、他大学写真部の学生とも交流を楽しみながら、今回も会場は熱気に包まれました。また、ニコンから開発者など9名近くの社員が会場に駆けつけ、学生との活発な交流を行いました。撮影された写真はその場でA3という大きなサイズにプリントされ、星野氏と『フォトコン』藤森邦晃編集長による作品講評会が行われるなど、密度の濃い充実したイベントになりました。
【参加者の在籍大学】大阪工業大学、金沢工業大学、関西学院大学、同志社大学、兵庫県立大学、立命館大学、立教大学

講師星野佑佳(ほしのゆか)
日程2019年12月14日(土)
撮影地大阪城
主な貸出機材 Z 7
Z 6
Z 50 16-50VR LK
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
マウントアダプター FTZ
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

イベントの様子


① イベントのために用意したカメラは、ボディ45台、レンズ67本!貸出のブースは壮観な眺めです。機材を見た学生たちの喜ぶ姿をみて、開始がとても楽しみです。


② まずは、講師の星野佑佳さんによるスライドトークショー。日頃見ることのないプロの仕事を目の当たりにし、真剣に聞き入る皆さんの眼差しが印象的でした。


③ スライドショーに続いて、星野先生によるZ シリーズ機材の使い方説明が行われました。初めて使うカメラにドキドキの様子の皆さんでしたが、星野先生の指導に沿って設定を確認していくうちに、すぐに慣れたようで、複雑な使い方の質問も飛び出ていました。


④ 中には本格的なカメラを初めて使う学生もいましたが、星野さんによる丁寧な説明と、ニコンスタッフもサポートにはいり、次第に慣れ、分からないところを学生同士お互いに教え合う場面も見られました。


⑤ 場所を大阪城に移しての撮影会では、星野先生を取り囲み、活発に撮り方や機材の使い方の質問をするなど、プロの写真家さんとの貴重な交流の機会を存分に楽しんでいました。


⑥ 狙う被写体は同じでも、レンズや撮り方次第で、個性的な作品に仕上がっていました。事前に貸し出しレンズの希望を受け付けたため、それぞれ好みのレンズを手に撮影を楽しんでもらうことができました。


⑦ 撮影会も終わり、再び会場に戻って撮影した作品をA3サイズにプリントしたら、講評会のはじまりです。1枚一枚、丁寧に作品の意図を聞き、評価やアドバイスポイントを説明する星野先生の言葉に、一同、聞き入っていました。


⑧ 雑誌『フォトコン』の藤森邦晃編集長も作品講評に加わり、写真家とはひと味違った、編集のプロの目線から、学生たちの作品を講評しました。プロの写真家と雑誌編集長から作品を評価してもらうという、またとない機会に、学生たちも大満足の様子。


⑨ この日のクライマックスは、ニコンの技術者5名と広報担当1名を交えての交流会です。学生たちからのざっくばらんで真摯な質問を受けて、それに真正面から答える大人たち。レンズの設計思想や、マーケティングの哲学、そしてニコンブランドに対する想い、はたまた、就職や進路についての相談まで、熱い交流が繰り広げられました。

参加者の作品

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参加者の声

写真部1回生、自分のカメラを所有しておらず経験もない中で最初は不安だったのですが、ニコンの方々が優しく声掛けをしてくださったので楽しい1日になりました!
初めて本格的なカメラに触れて、画質の綺麗さに驚きました。
写真のみならずカメラの開発者の方とも想いを共有できる部分が魅⼒的な会でした。
このような機会を設けていただき本当にありがとうございました。ニコンさんや運営に関わってくださった全ての⽅に感謝です。普段写真をプロの方に講評していただく機会も、そう多くはありませんし、本当に勉強になった1日です。
9人もニコンから社員の方が来てくれるとは思いもせず、たくさん話せて楽しかったです。
Z シリーズのボディとレンズはすごくかっこいいし、堅牢感もあり好きになりました。
製品の扱いが初心者、中級者にとても優しい印象で敷居が高いイメージは無くなりました。
カメラとレンズに対する熱い想いを⼀人ひとりの社員さんが持っていて、カメラへの愛があることが伝わりました。喋りやすい社員の方々ばかりで「近より難いイメージ」はなくなりました。
大阪城での撮影会のとき、⾃分から聞きに⾏かなくても講師の方々が積極的に声をかけてくださったのでありがたかったです!
機種の開発にまつわる話や新機種の利点が開発者から直接聞けたのが良かったです。
Z に対する大きな決断や熱い想い、ニコンに対する気持ちが企業説明会とかネットの情報では聞けない素の声を聞けたのが何よりためになって、今まで以上に素敵だなと感じるようになった。
社員一人ひとりの熱い想いが全て詰まっているカメラ・レンズなんだなと感じました。

講師紹介

写真家 星野佑佳( ほしのゆか )
京都市生まれ。写真家・フォトエッセイスト。同志社大学法学部卒業。2000年から海外や日本全国を放浪しながら撮影を始める。2005年より地元である京都の風景や風物詩の撮影も手掛ける。近著に『京の祭りと行事365日』(淡交社)がある。フォトエッセイ集『撮り旅』(風景写真出版)好評発売中。