第2回 TopEye 高校生写真サミット

第2回 TopEye 高校生写真サミット

Nikon TopEye 高校生写真サミット 開催概要

ニコンは、1979年に全国の中学校、高等学校写真部に向けて応援マガジン「Top Eye」を創刊し、以降フォトコンテストの開催や各地の写真部の紹介、プロ写真家によるアドバイスを通じてクラブ活動の支援をしてまいりました。2013年、これまで誌面を通じて行なってきた活動に加え、直接写真部の生徒をサポートするイベントとして「Top Eye 高校生写真サミット」を実施し、このたび第2回を開催させていただきます。
「Top Eye 高校生写真サミット」は、全国から選ばれた15校の写真部生徒45名が横浜に集結、テーマに沿った撮影の中で、自らの撮影技術、作品性を競います。前回は「恋する横浜」をテーマにしましたが、今回はまた別のテーマを設定し、横浜市を代表するスポットである山の手、中華街、山下公園、馬車道、マリンタワーなどを高校生の目線で自由に撮影してもらいます。生徒たちは撮影した作品について制限時間の中でプレゼンテーションを行ない、審査員による講評を経て、グランプリ作品並びに名誉が決定します。撮影会のみならずプロ写真家による撮影指導、写真表現に対する講演、写真部同士の交流を通じ、このイベントが今後の部活動に役立つことを期待しています。

参加高校

「Nikon TopEye 高校生写真サミット」に寄せて

横浜市長 林 文子
横浜市長 林 文子

横浜の街中に、美しい写真や楽しい映像があふれる「フォト・ヨコハマ2014」へ、ようこそお越しくださいました。
横浜は、国際的なコンベンション都市としての先進的な街並と、日本における商業写真発祥の地としての歴史を併せ持ち、魅力的な撮影スポットに富む「フォトジェニックな街」です。写真撮影を通じ、魅力あふれる横浜を存分にお楽しみください。

大西 みつぐ 氏
写真家 大西 みつぐ 氏

横浜は、元祖写真師である下岡蓮杖が1862年に日本で初めて営業写真館を開いた地です。ここには世界を見つめていこうという熱い心が今日まで息づいています。みなさんの素朴なまなざしをシャッターに託すのと同時に、この横浜が舞台であるからこそ、「交流」を支えとして三日間を大いに楽しんでいただきたいと思います。

一般公開プログラム

2月1日(土)発表会・総評

15:30〜18:00

参加15校による作品発表&講評

2月2日(日)講演・表彰

9:00〜10:00

テラウチマサト氏による講演

10:00〜11:00

大西みつぐ氏、テラウチマサト氏、斎藤勝則氏、佐藤倫子氏、大橋愛氏によるパネルディスカッション

11:00〜12:00

結果発表・表彰式

会場

ヨコハマ創造都市センター
所在地 〒231-8315 横浜市中区本町6-50-1
みなとみらい線「馬車駅」道 1b番出口前

講師プロフィール

大西 みつぐ 氏
大西 みつぐ 氏

1952年東京都生まれ。1985年「河口の町」で第22回太陽賞、1993年「遠い夏」ほかで木村伊兵衛写真賞受賞。大阪芸術大学客員教授、東京綜合写真専門学校非常勤講師。日本写真協会、(社)日本写真家協会(JPS)会員。ニッコールクラブ顧問。「Nikon Top Eye・フォトフォトサロン」審査員。

テラウチ マサト 氏
テラウチ マサト 氏

1954年生まれ。ポートレイト、風景、プロダクトから空間まで、独自の表現手法で常に注目を集める。中でも、ポートレイト作品においてはこれまで6000人以上の俳優、モデル、タレント、経営者などを撮影。テラウチにしか撮らせないという声も多い。また、風景作品では、その場所の魅力を着実に捉える力を評価され、2012年パリユネスコ本部からの招聘により、ユネスコイルドアクトにて写真展を開催。写真家としてのクリエイティビティを活かし、米国マサチューセッツ工科大学で講演するなど、海外からも高い評価を得ている。

http://www.terauchi.com/

斎藤 勝則 氏
斎藤 勝則 氏

神奈川県生まれ、東海大学工学部生産機械工学科卒業。大手重機械メーカーのチーフ設計エンジニアを経て、写真家・内田隆章氏に師事してカメラマンに転身。1996年フォト・デザイナ会社ケー・エス・ワン設立。撮影分野は、風景、スナップ、静物、ポートレート、スポーツ、水中などジャンルなしのオールラウンド、最近では動画撮影にも進出。現在、ニコンカレッジ講師担当、(社)日本写真家協会(JPS)会員。

佐藤 倫子 氏
佐藤 倫子 氏

東京都出身。東京工芸大学短期大学部 写真技術科卒業。株式会社資生堂 宣伝部入社。退社後フリーランスになり主に広告写真を中心に活動開始。写真家として都内を中心に個展・グループ展を開催。その他、企画から撮影までまた講座、セミナー、TVなどでも活動。主に化粧品などの広告写真を撮り続けてきたことが基本となり、作品にも「美」のある写真をつくり続けている。日本広告写真家協会(APA)正会員。APAアワード2000年、2012年、入選。

大橋 愛 氏
大橋 愛 氏

神奈川県生まれ 東京綜合写真専門学校研究科卒業
「longe daqui」写真集 個展(art&river bank)
「世界の果てにつれてって」個展(art&river bank)
「UNCHAINED」写真集 個展(FOIL GALLERY)
「picec」写真集 個展(FOIL GALLERY)