2024年度TopEyeフォトコンテスト

審査員講評

審査員講評 審査員講評

“学生らしさ”と“被写体愛”が、カギになる

熊切:今回は重厚なテーマの作品が多かったですね。それもO Kですが、明るいテーマでも撮影できると、より表現の幅が広がります。ハッピーな写真ってなんだろう?と考えてもらったとき、新しい被写体やテーマとの出会いがあるんじゃないかな。

秋山:ポジティブなイメージでも作品作りはできますもんね。まずは身近なところに目を向 けてみると、そういった固定観念に捉われずに作品に取り組めるはずです。

熊切:上手な写真は大人になってからいくらでも撮れますから。学生こその距離感、場所、イベントを意識して、今だから撮れることは何なのかを考える。そうすればポジティブだったり、パワフルだったり、若さだったりが写ってきます。今見たいのはそういうストレートな写真表現ですね。

秋山:私が見たいのは、撮った人の“好き”が映っている作品。 これは写真に収めると絵 になるね、というだけではなく、そこに自分の個性や興味を乗せられるとより際立つ作品 になるんじゃないかな。

熊切:被写体愛ですね。これが大好き、という気持ちがあれば何でも絵になる。若いうちに そういう対象を見つけてほしい。

秋山:自分の好きなものやイメージをちゃんと言葉にしてみるのもおすすめです。それが 上達への近道になりますよ!

TopEye フォトコンテスト審査員紹介

審査員の写真

写真家 秋山 華子 氏

PROFILE

奈良県吉野生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、同研究室勤務。写真家・織作峰子氏に師事。その後、フリーランスのフォトグラファーとして活動。写真にまつわるセミナーやイベントの講師も行う。ライフワークとして「普遍」をテーマにスナップ撮影を行なっている。大阪芸術大学写真学科非常勤講師。ニッコールクラブ アドバイザー。ニコンカレッジ講師。https://www.hanakoakiyama.com/

審査員の写真

写真家 熊切 大輔 氏

PROFILE

東京生まれ。東京工芸大を卒業後、日刊ゲンダイ写真部を経てフリーランスの写真家として独立。ドキュメンタリー・ポートレート・食・舞台など「人」が生み出す瞬間・空間・物を対象に撮影する。 スナップで街と人を切り撮った写真集「刹那 東京で」を2018年に発売と共に写真展を開催。「東京動物園」「東京美人景」の三部作で東京の今を撮り続けている。(公社)日本写真家協会(JPS)会長。東京工芸大学同窓会理事。ニッコールクラブ アドバイザー。ニコンカレッジ講師。