静止画ライブビューまたは動画ライブビュー撮影時には、液晶モニターに表示されている被写体の一部分を選んでプリセットマニュアルデータを取得できます(スポットホワイトバランス)。被写体の一部に白、またはグレーの部分があれば、あらかじめプリセットマニュアル取得用の被写体を用意する必要はなく、望遠レンズ装着時にも、レンズを交換せずにそのままプリセットマニュアルデータを取得できます。
01. ライブビューボタンを押します。
ミラーアップしてライブビューを開始します。ファインダー内が暗くなり、液晶モニターに被写体が表示されます。
02. ホワイトバランスボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回して、液晶モニターのホワイトバランス表示をPREに合わせます。
03. 新規取得するプリセットマニュアルデータの保存場所を選びます。
ホワイトバランスボタンを押しながらサブコマンドダイヤルを回して、これから取得するプリセットマニュアルデータの保存場所をd-1~d-6の中から選びます。
04. プリセットマニュアル取得モードにします。
いったんホワイトバランスボタンから指を放し、再度ホワイトバランスボタンを押し続けると、プリセットマニュアル取得モードになり、液晶モニターにPREが点滅します。
05. PREの点滅中にマルチセレクターで、[1]を被写体の白またはグレーの部分に重ねます。
拡大表示ボタンを押すと、被写体が拡大表示され、[1]で選んだ部分を細部まで確認できます。
06. OKボタンを押すか、シャッターボタンを全押しして、プリセットマニュアルデータを取得します。
データが取得できなかった場合は、液晶モニターに図の画面が表示され、手順05の状態に戻ります。[1]の位置を変えるなどして、再度プリセットマニュアルデータを取得してください。
07. ホワイトバランスボタンを押してプリセットマニュアル取得モードを終了します。
静止画撮影メニューまたは動画撮影メニューからメニューから[ホワイトバランス]の[プリセットマニュアル]を選ぶと、ライブビュー撮影時に取得したプリセットマニュアルデータには、ホワイトバランスを取得した範囲に枠が表示されます。