上田 晃司×NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRメイン作例写真

上田 晃司Koji Ueda

NIKKOR Z24-200mm f/4-6.3 VR

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

「この旅をもっと続けたい、
そう思った」

門司、尾道、神戸と、海の見える街を巡った。このレンズの魅力は24mmの広角から200mmの望遠までをカバーでき、画角を調整して思い通りの画を撮れることだ。一般的な高倍率ズームは便利さと引き換えに画質が犠牲になっているという感覚があり、いままで積極的には使っていなかった。しかしこのレンズは驚くほどの性能で、レンズ中央から周辺までしっかりと描写してくれる。特に街の風景を撮影すると周辺に街灯などが入るが、その描写も大切にしている私は、これなら安心だと納得した。また、5.0段分の手ブレ補正効果によって暗いシーンなどもほぼ手持ちで撮影ができた。抜群の機動力に加え、防塵・防滴性も配慮されており、これ一本でどのようなシチュエーションにも応えてくれる。これからの旅に欠かせないレンズになることは間違いないだろう。

上田 晃司×NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR作品

• カメラ:Z 6II • レンズ:NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR • 画質モード:14bit RAW • 撮影モード:絞り優先オート • シャッタースピード:1/100秒 • 絞り:f/6 • ホワイトバランス:自然光オート • ISO 感度:100 • ピクチャーコントロール:グラファイト

朝日が門司港駅と周辺を歩く人たちに注ぎ、とても印象的だったので思わずスナップ。少し離れた場所にいたが、24-200mmのズーム域を活かして理想的な焦点距離77mmを選んだ。ノスタルジックな駅舎の雰囲気に合わせ、クリエイティブピクチャーコントロールをグラファイトとして陰影を強調し、建物の細部までシャープに表現できた。

門司港の鉄道博物館にあったレトロな機械式計算機をクリエイティブピクチャーコントロールのデニムで撮影。背景を確認しながら95mmの画角に調整して適度なボケを活かした。F値は6.3であるが望遠効果とFXフォーマットのセンサーサイズにより、思い通りのボケ感を得られている。少し暗いシーンだったが、手ブレ補正効果によってピント面をシャープに捉えられた。

上田 晃司×NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR作品

• カメラ:Z 6II • レンズ:NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR • 画質モード:JPEG Fine (8-bit) (画質優先) • 撮影モード:絞り優先オート • シャッタースピード:1/20秒 • 絞り:f/6.3 • ホワイトバランス:自然光オート • ISO 感度:800 • ピクチャーコントロール:デニム

上田 晃司×NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR作品

• カメラ:Z 6II • レンズ:NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR • 画質モード:14bit RAW • 撮影モード:絞り優先オート • シャッタースピード:1/20秒 • 絞り:f/8 • ホワイトバランス:オート1 • ISO 感度:100 • ピクチャーコントロール:トイ

門司港の古い建物を撮影。全体を撮っても面白かったが、窓と屋根の形が素敵だったので185mmまでズームして画角を微調整した。曇っていたのでシャッタースピードが1/20秒になったが、優秀な手ブレ補正機構でしっかり止めることができた。描写力が非常に高く、また高倍率ズームで問題になりやすい糸巻き型収差もほとんどなく、壁面のレンガを真っ直ぐ写すことができた。

  • 光軸からの距離に応じて像の倍率が異なるために起こる、歪曲収差のひとつ。
    望遠側で起こりやすい歪曲は糸巻き型収差、広角側で起こりやすい歪曲は樽型収差と呼ばれている。

尾道の坂の上から港と街並の風景を200mmの望遠で撮影した。距離のある場所の風景でも望遠の圧縮効果を使えば、一枚の中にギュッとおさめることができる。町の屋根や入り組んだ電線、横断歩道を渡る人や自転車、そして背景に渡し船が入る瞬間を待って、瀬戸内らしい穏やかな一コマを切り取った。

上田 晃司×NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR作品

• カメラ:Z 6II • レンズ:NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR • 画質モード:14bit RAW • 撮影モード:絞り優先オート • シャッタースピード:1/800秒 • 絞り:f/8 • ホワイトバランス:自然光オート • ISO 感度:100 • ピクチャーコントロール:風景

上田 晃司×NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR作品

• カメラ:Z 6II • レンズ:NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR • 画質モード:14bit RAW • 撮影モード:絞り優先オート • シャッタースピード:1/6400秒 • 絞り:f/6.3 • ホワイトバランス:色温度(7000K) • ISO 感度:100 • ピクチャーコントロール:ビビッド

瀬戸内に沈む印象的な夕日を背景として、港を歩く人々の影を主題に撮影した。このレンズにはアルネオコートが施してあるため、非常に高い逆光耐性を発揮する。強い光が真正面から入ってきてもフレアやゴーストは確認できない。その結果、思いきって太陽をフレーム内に入れ、濃い影をダイナミックに活かした表現に挑戦できた。

尾道の街並を一望できる浄土寺の展望台から夕景を撮影。山の上にある展望台へは、Z 6IIとこのレンズの組み合わせだけで登ったので、とても楽だった。展望台からは撮影ポジションが限定されるため、さまざまな画角で撮影できる高倍率ズームはとても便利だ。この一枚は96mmで撮影した。アルネオコートによって、フレアやゴーストもなく少し靄がかったシーンであるが街並もしっかりと捉えられている。

上田 晃司×NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR作品

• カメラ:Z 6II • レンズ:NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR • 画質モード:JPEG Fine (8-bit) (画質優先) • 撮影モード:絞り優先オート • シャッタースピード:1/100秒 • 絞り:f/8 • ホワイトバランス:色温度(8000K) • ISO 感度:100 • ピクチャーコントロール:ビビッド

上田 晃司×NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR作品

• カメラ:Z 6II • レンズ:NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR • 画質モード:14bit RAW • 撮影モード:絞り優先オート • シャッタースピード:6秒 • 絞り:f/11 • ホワイトバランス:晴天 • ISO 感度:100 • ピクチャーコントロール:風景

空にまだ夕暮れの気配が残る時間、輝き始めた神戸の夜景。広角側で港町の前景をしっかりと入れて撮影した。F値は11まで絞って点光源に光条が出るように設定。無数の街灯が散りばめられたシーンだが、ゴーストなどもなく周辺までシャープに描写することができた。

上田 晃司プロフィール写真

写真家

上田 晃司(うえだ こうじ)

サンフランシスコへの留学で写真と映像を学びながらTV番組、CM、ショートフィルムなどの制作を手掛ける。帰国後、写真家 塙真一氏のアシスタントを経てフリーランスに。ライフワークとして世界の街や風景を撮影。ドローンや特機での撮影にも積極的に取り組む。主な著書は、「写真がもっと上手くなる デジタル一眼 撮影テクニック事典101」、「写真が上手くなる デジタル一眼 基本&撮影ワザ」、「ニコン デジタルメニュー100%活用ガイド」など。 YouTubeチャンネルでカメラのテクニックやレビューを配信。ニコンカレッジ講師も務める。

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

NIKKOR Z24-200mm f/4-6.3 VR

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