好きがもっと深まる。
双眼鏡で見つける、新たな世界
スポーツ×双眼鏡
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2019/03/04
Sports Graphic Number

村上茉愛×松田丈志

演技の合間の表情も
見てほしいですね

今まで以上に見やすい形で、スポーツ観戦の魅力に触れたい――。
そんなファンの願いを叶えるのがニコンが提供する双眼鏡だ。
2人のアスリートが商品を体験して感じた、新たな観戦の形とは。

text by 別府響 (文藝春秋)
photograph by 深野未季

スポーツ観戦を楽しむ——。

一流アスリートたちの戦いを、現地に赴き自らの目で観戦することは、多くの人にとってとても魅力的なアクティビティだ。しかし大会のレベルが高ければ高いほど、その会場も広く、大規模になっていく。観客席から現場までの距離も遠くなり、選手たちの白熱したプレーを肉眼では見ることができないこともしばしばだ。

そこで役立つのが、ニコンの双眼鏡。選手の表情や一瞬のプレーの機微を、まるで目の前で見ているかのような臨場感で見ることができる。

現在、テレビ番組などで活躍する元競泳日本代表の松田丈志さんと、昨年、日本人女子として63年ぶりに世界選手権で金メダルを獲得した体操・村上茉愛選手の2人に、ニコン双眼鏡の魅力を体験してもらった。

村上茉愛さんと松田丈志さんのツーショット

松田 体操はタイムを競う競技とは違って、実際に「魅せる競技」ですよね。特に意識しているのはどういう部分ですか?

村上 女子選手は男子選手と違って、音楽に合わせたダンスなども「表現力」として採点に影響があるんです。なので、指先ひとつから表情まで作りこんでやっています。そういうところに注目すると女子体操ならではの面白さがあるかもしれません。

松田 男子よりも女子選手の方が「見られる」ということへの意識が高いんですね。

村上 男子だと演技中に笑っている人とかいないですから。女子ではゆかの演技が体操の華と言われているんですけど、ゆかはその人の個性が一番表現できる種目だと思うんです。キリっと睨むような表情で演技をする人もいますし、笑って楽しくやっている人もいる。曲の雰囲気に合わせてという感じで、とても面白いですよ。

松田 僕がやっていた競泳はタイム競技なので、「魅せる」という部分を意識したことがないんですよ。表現力を磨くには、どんな練習をされるんですか?

村上 例えば、練習の一環としてダンスを取り入れています。オーソドックスな体操のような動きになる人もいるし、こだわりが強い人はヒップホップの要素を演技に取り入れたりもしますね。

松田 村上さんは去年、世界選手権の種目別ゆかで金メダルを獲りましたよね。その時はどんなイメージで演技をしたんですか?

村上 2年に1回くらいプログラムも変えて行くんですけど、昨年は〝力強い〟イメージでやりました。最初の動きはしなやかだけど、後半になるにつれてパワフルな演技を目指して。自分の持ち味は表現力もそうですが、それ以上に「力強さ」。体操は、着地したあとほんの一歩動いてしまって減点ということもありますが、自分はそれを全部止めに行きたい。そのあたりを演技の中でも意識しているので、そこには注目してほしいなと思いますね。

松田 表現力はもちろん技の精度の部分まで見てほしいわけですね。そういう時に細部まで注目するには、こういった双眼鏡を使って観戦できるととても便利ですね。

村上 双眼鏡を使うと、私たち選手の演技中の表情までしっかりと見えますよね。これなら世界大会の会場の一番後ろの席からでも見えますよ! そういえば、リオの会場でも双眼鏡が売られていたんです。母が「忘れちゃった」って買っていました(笑)。この双眼鏡くらい視界が明るくてクリアなら、めちゃくちゃよく見えると思います。

松田 演技中だけではなくて、その合間に見られる選手の素の表情も双眼鏡を使えばチェックできますね。村上選手は試技の合間はどうやって時間を使うんですか?

村上 自分は結構、集中すると緊張してしまうタイプなんです。なので周りの先生や仲間と気楽に話をして、試技の前にパッと集中して演技をする感じで臨んでいます。そういう試技とその間の時間のギャップというか、切り替えも自分としては見てほしいかなと思います。たぶん試技の合間はずっと話していると思うので(笑)。喋っていないと緊張しちゃうんです。

松田 いままでのものと比べると、ニコンの双眼鏡は本当にキレイにみえる。この体育館の端で学生がたくさん練習していますけど、その選手の表情もばっちり見えて、目があった気がする(笑)。

村上 私もパカっとあけるオペラグラスみたいなやつしか使ったことがなかったので、視界が全然違いますね。中学生の頃とかは、試合を見に行ったときに有名な選手を見るために双眼鏡を使っていたので、あの時代にこれが欲しかったですね!

松田丈志

松田丈志
Takeshi Matsuda

1984年6月23日、宮崎県生まれ。4歳から水泳をはじめ、08年北京、12年ロンドン、16年リオと、3大会連続で五輪でメダルを獲得。現在はスポーツジャーナリストとして活躍中。

松田 先ほどはリオのお話も出ましたが、2016年の経験はどうでしたか?

村上 出られたことはよかったんですけど、自分の中では昨年の全日本とかに比べたら、不発の試合でした。その時はその時の良い状態だったはずなんですけど、やっぱり心残りがあって。実は自分はリオに出て、そのあと2年間やったら引退しようと思っていたんです。でも、リオの結果を見て、やっぱりそれはやめようと。もう一回、この経験をちゃんと味わって、次こそはちゃんとメダルを狙いに行きたいと試合が終わってすぐに思ったんです。

松田 リオに出たことで、東京が明確な目標になった?

村上 そういう部分もあります。あとはデビューが東京だったらかなり緊張すると思うので、経験としては大切だったなと。

松田 そうやって経験を積んで、次の年の世界選手権で金を獲れたというのはかなり自信になったんじゃないですか。

村上 そうですね。世界の舞台で金メダルを獲った上で、東京に向けて作戦を考えて行かないといけないと思っていたので。

松田 選手としてはすごく良い時期ですね。

村上 いまは怖いくらいに良い流れだと思います。女子の体操選手は競技人生がそんなに長いわけではない。高校時代みたいに、闇雲にたくさん練習すればいいというものでもない。そんな中で、どうすれば自分のパフォーマンスをいい状態にもっていけるのかを、ようやく掴んできたような気がしています。あとは、そうやって成長した姿を、しっかりと本番でファンの皆さんに見せられるようにしたいですね。すること。そうして日本一を目指したいですね。

村上茉愛

村上茉愛
Mai Murakami

1996年8月5日、神奈川県生まれ。14歳で全日本種目別ゆかで優勝。リオ五輪では48年ぶりの団体4位に貢献した。世界選手権で日本女子63年ぶりの金メダル。148cm。

ニコンの双眼鏡で、
スポーツ観戦をより楽しく。

体操観戦には視界が広く、選手の動きを見逃すことのない『MONARCH 7 8×30』、暗い会場でも明るく見える
『MONARCH 7 8×42』がおすすめ。また、演技だけではなく、選手の表情までしっかり見たいという人には、ズーム機能を搭載した『ACULON T11 8-24×25』もおすすめだ。

体操観戦で双眼鏡を使えば、各演技の着地やゆかでの表現、細かな演技技術など選手それぞれの持ち味をきっちり捕捉することができる。採点に関わる細微な違いまで楽しむことが可能だ。体操競技は広い会場内の異なる場所で個別に競技が進行するが、もし双眼鏡があれば座席を移動せずともお目当ての選手を見つけることが可能になる。会場の空気感を味わいつつ、新たな発見があるはずだ。

村上茉愛の演技風景村上茉愛の演技風景