Nikon Imaging
Japan

D750

表現力と高画質

高画質を支えるテクノロジーと純正ソフトウェア

高画素の撮像素子が持つ高いポテンシャルを優れた光学性能でフルに引き出す、種類豊富な高性能交換レンズNIKKOR。ダイナミックレンジが広くS/N比が高い、鮮鋭感と高感度低ノイズのバランスがよい新開発のニコンFXフォーマットCMOSセンサー(カメラ部有効画素数2432万画素)。高感度ノイズ低減性能のさらなる向上やオートホワイトバランスの精度向上、1080/60p動画への対応を実現した高速画像処理エンジンEXPEED 4。そして、洗練された画づくり設定ファイルと柔軟な調整機能で、撮影者の表現意図を的確に反映した画づくりができる、ニコン独自の画づくり設定システム「ピクチャーコントロールシステム」。これらが結び付き、それぞれの力を存分に発揮することで、静止画、動画を問わず画質は極限まで高められます。高い鮮鋭感、優れた階調特性と立体感、抜けのよいクリアーな発色、そして、D810を上回る高感度高画質。これらを兼ね備えた、撮影したままのJPEG画像や動画ファイルで得られる高品位な画質が、ハイレベルな作品づくりを強力にサポートします。さらに、RAW(NEF)ファイルの現像に最適化したソフトウェアCapture NX-Dを使うことで、ニコン純正の画づくりを、容易に、かつ深く追求することもできます。

新開発の撮像素子+EXPEED 4の実力

D750は、有効画素数2432万画素と広いFXフォーマットの組み合わせという、鮮鋭感と画像の美しさを両立するバランスのよい仕様を採用。新開発の撮像素子が、広い画素ピッチで、ワイドなダイナミックレンジ、豊かで滑らかな階調表現、本質的にノイズの少ない優れた高感度性能をもたらします。ここから得られる高品位な画像データを処理するのは、忠実な色再現と高感度でのノイズ低減のために新しいアルゴリズムを採用した画像処理エンジンEXPEED 4。髪の毛や草などのコントラストが低い被写体でも、2432万画素が描き出す微妙な質感や明るい部分のディテールを残し、高い鮮鋭感を保ったまま、暗部の黒浮き、静止画の色ノイズ、動画のランダムノイズを効果的に低減します。特に高感度時のクリアーな画像はD810をもしのぐ画質。この優れた高感度性能は、動画撮影時においても威力を発揮します。

ニコンFXフォーマットCMOSセンサー
画像処理エンジン EXPEED 4

多様な明るさに対応する幅広い撮像感度域

ニコン独自の厳格な画質基準をクリアーしたD750の常用ISO感度域はISO 100~12800。この広い撮像感度域で、文字通り「常用」に耐えうる高品位な画質を実現しています。さらに、ISO 50相当(Lo 1)までの減感、ISO 51200相当(Hi 2)までの増感も可能です。真昼の強い光から、夕暮れの弱い光、室内の薄暗い光、夜景にいたるまで、さまざまな光の状況に、画素ピッチの広い大きなFXフォーマットCMOSセンサーが対応。常用感度域全域で、ザラつきの少ない美しい色再現の、クリアーな画像を実現しています。

©Ryo Ohwada

進化したピクチャーコントロールシステム

画像や映像の仕上がりを自在にコントロールできるニコン独自の画づくり設定システム「ピクチャーコントロールシステム」。撮影したそのままで使えるきれいな画像・映像に仕上げたいときや、撮影後に詳細に調整して画づくりを追求したいときなど、被写体や表現意図に合わせて[スタンダード]、[ニュートラル]、[ビビッド]、[モノクローム]、[ポートレート]、[風景]、[フラット]から選択して撮影すれば、それぞれの特性を活かした「画づくり」がカメラ任せで簡単にできます。D810同様、[明瞭度]※1の調整も可能。明部、暗部の階調や明るさを極力保持したまま、画像のクリアー感を調整できます。各調整項目は0.25ステップ※2で細かい調整が可能です。また、ピクチャーコントロール[フラット]は、 [ニュートラル]よりもトーンカーブが直線に近く、画づくりの演出もより少ないため被写体情報を最大限に取得可能。好みの画づくりをするために調整や加工を行っても白とび、黒つぶれ、色飽和が起きにくく、明暗、色ともに、階調性豊かに仕上げることができます。また、RAW(NEF)ファイルをCapture NX-Dで現像する際には、あらかじめ[フラット]で撮影、またはCapture NX-Dで[フラット]を適用し、トーンカーブを調整することで、より容易に編集者の意図を反映できます。

静止画のみ適用。
クイック調整、フィルター効果は除く。

Picture Control Utility 2 (付属のViewNX 2 CD-ROMに収録)

自分好みのピクチャーコントロール(カスタムピクチャーコントロール)が作成できるPicture Control Utility 2は単独で起動でき※1、カメラと同様のパラメーター調整に加え、カスタムトーンカーブを使った調整も可能。微妙な調整具合を、リアルタイムで反映されるプレビュー画像で確認できます。ウィンドウサイズを拡張すると、プレビュー画像も大きく表示されます。また、ピクチャーコントロールの設定変更の基点とするためプレビュー画像の露出、ホワイトバランスの調整が可能※2。作成したカスタムピクチャーコントロールは、同一パソコン内のViewNX 2、Capture NX-Dのピクチャーコントロールリストに自動的に登録され、任意のRAW(NEF)画像に適用できます。また、メモリーカードを介してカメラに取り込み、登録できます。

「Capture NX-D」、「ViewNX 2」からの起動も可能です。
露出、ホワイトバランスの調整は、カスタムピクチャーコントロールには反映されません。
[風景]をベースに作成したカスタムピクチャーコントロールで撮影
[ポートレート]で撮影

ニコンクオリティーの画づくりを追求できる純正ソフトウェア

極めて豊かな情報を持つ、ニコンのRAW画像のデータを余さず活用できる、RAW(NEF/NRW)画像の現像機能を追求したソフトウェアです。ピクチャーコントロールの設定変更を含む調整結果は、保存してCapture NX-D内で別の画像に適用することもできます。画像に写り込んだゴミを簡単に消せる自動レタッチブラシなどの多彩な編集機能に加え、選択した領域のH(色相)、S(彩度)、B(明るさ)などを直感的な操作で調整できる「カラーコントロールポイント」も新たに搭載。JPEG、TIFFファイルの編集も可能です。

COOLPIX 8800、8700、8400、5700、5400、5000で撮影されたNEFファイルは除く。

静止画・動画の取り込み、閲覧に加え、静止画のサイズ変更や明るさ調整など使用頻度の高い画像編集機能を搭載。動画も、カメラと同等の編集が可能です。ニコンデジタル一眼レフカメラで撮影したRAW画像(NEF)へのピクチャーコントロールの設定、変更、調整も容易です。

JPEG、RAW、動画ファイルのブラウザー機能に特化したニコンのフリーソフトウェア。フォルダーをまたいで必要なファイルを一時的に保管できる「フォトトレイ機能」を搭載。Capture NX-Dで編集したRAWファイルを見ることもできます。動画編集は初めてでも気軽に使える動画編集ソフトウェア ViewNX-Movie Editorと連携して行います。各Webサービスへのアクセスにも対応しています。

自由度の高い画像調整

「ピクチャーコントロールシステム」は、作画意図に応じたピクチャーコントロールを選ぶだけでなく、それぞれのピクチャーコントロールで[明瞭度]※1や[輪郭強調]、[コントラスト]、[色の濃さ(彩度)]、[色合い(色相)]などを調整することで、静止画、動画を問わず、簡単に芸術性の高い作品に仕上げることができます。各パラメーターは0.25ステップ※2で細かく調整でき、微妙なニュアンスを表現した独自の作風も自由に創出できます。また、各ホワイトバランスはA-B方向に0.5ステップ、G-M方向に0.25ステップと、細かいステップで調整が可能。新たな画像分析法の採用でより正確な光源判別を行う[オート]を含む高精度なホワイトバランスに対して、さらに厳密な調整ができ、思い通りの色再現を実現できます。

静止画のみ適用。
クイック調整、フィルター効果は除く。

アクティブD-ライティング

逆光時の撮影などでハイライト部とシャドー部の輝度差がカメラの幅広いダイナミックレンジを超えるほど大きい場合でも、白とび、黒つぶれの両方を抑えながら適度なコントラストを保ち、見た目に近い自然な明るさを再現します。画像処理エンジンEXPEED 4で高精度かつ高速なリアルタイム処理を実行。短い画像処理時間でより高い色再現性を実現しています。効果の度合いは[オート][より強め][強め][標準][弱め]から選択可能([しない]も選択可能)。マルチパターン測光との組み合わせが効果的です。HDRと異なり画像合成のプロセスを伴わないため、手持ちでの撮影や人物などの動きのある被写体にも有効です。

HDR(ハイダイナミックレンジ)

1回の撮影で露出が異なる画像を2コマ撮影して瞬時に自動合成することで、よりダイナミックレンジの広い画像を生成。明暗差が著しい撮影シーンで、シャドー部からハイライト部までよりノイズが少なく階調豊かな画像が得られます。効果の度合いは[オート][より強め][強め][標準][弱め]から選択でき、合成の境界部分のスムージング効果も効果の度合いに合わせて自動的に設定されます。風景や静物など、動きの少ない被写体に効果的です。

HDRでの撮影には三脚のご使用をおすすめします。

多様な撮影領域で威力を発揮するD750 24-120 VR レンズキット 【NEW】

広角域から望遠域までの広い画角範囲をカバーする標準ズームレンズ、AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRをキットレンズに採用しました。開放F値は4で一定。絞り開放から安定した高画質が得られる、実用性と機能性に富んだ5倍標準ズームレンズです。ゴースト、フレアの少ない鮮明な画像が得られるナノクリスタルコートを採用。高いブレ軽減効果を発揮するVR機構(手ブレ補正効果3.5段※CIPA規格準拠)も搭載しています。FXフォーマット・2432万画素のポテンシャルを存分に引き出すとともに、D750の革新的な機動力と結びつくことで、動きまわる被写体を追い続けたり、感動的な情景を求めて歩き回ったりするようなアクティブな撮影を強力にサポート。D750の持ち味を活かした撮影が手軽に楽しめるレンズキットです。

NORMALモード使用時。35mmフィルムサイズ相当の撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラ使用時。最も望遠側で測定。