従来のAF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VRから光学性能が大きく進化した、FXフォーマット対応超望遠単焦点レンズ。2枚のEDレンズやナノクリスタルコートに加え、蛍石レンズ2枚を採用。画面の周辺部までシャープに解像し、安定して高い描写力を発揮します。
蛍石レンズ2枚を採用し、従来製品AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VRよりも、約820g軽い、約3,800gを実現。また、鏡筒にはマグネシウム合金製の部品を採用し、軽量化・堅牢性ともに向上しています。
ニコンの超望遠レンズは、蛍石レンズとナノクリスタルコート、電磁絞り機構を採用し、高い機動力と最新の光学性能を備えています。ハードな使用環境に耐える堅牢性と防滴性に加え、携行性が大幅にアップしたことで、頻繁に撮影ポジションを変えるスポーツ撮影などにも威力を発揮します。ニコンのフラッグシップカメラボディーの性能をフルに活かせる高性能レンズシリーズです。
超望遠撮影で起こりやすい手ブレによる画像のブレを効果的に軽減するVR機構を搭載。VRモードを使わないときと比べシャッタースピードを4.0段※1(CIPA規格準拠)遅くしても、手ブレの影響を軽減できます。また、スポーツなど動きのある被写体の撮影時にも安定したファインダー像を提供するSPORTモードも搭載。動きの速い被写体や、テニスのように止まったり動いたりと激しく変動するスポーツシーンの撮影に最適です。露光前センタリングを行わないため高速撮影時のファインダー像も安定。さらに、カメラを止めたときと振ったときのファインダー像の連続性を重視した制御で、流し撮りにも有効です。三脚撮影※2や一脚撮影にも対応し、静止画、動画を問わず、動きのある被写体の撮影に適しています。
SWMの改良により、AFの速度と精度が従来製品※に比べて向上。より素早く正確なピント合わせを可能にしています。また、カメラボディー側から電気信号で絞り制御を行う電磁絞り機構の搭載により、高精度な絞り制御を実現。高速連続撮影時に安定したAEが得られます。
全可視光域にわたって、従来のコーティングレベルを超えた高い反射防止効果を実現するナノクリスタルコートを採用。逆光時のゴーストやフレアの発生を効果的に低減し、安定してクリアーな画像が得られます。
ニコンのフッ素コートは、汚れ(埃、水滴、油、泥)が付着しにくく、付着しても簡単に拭き取りができます。しかも、ニコン独自のコーティングテクノロジーで耐久性が極めて高く、はがれにくいため、他の同様のコーティングよりもはるかに多くの拭き取り回数に耐え、その優れた効果が長期にわたって持続。反射防止効果もあり、クリアーな画像の撮影にも貢献します。
軽量で耐久性に優れたベアリングを用いた三脚座リングを採用。スムーズな操作感で、縦横の切り替えが快適にできるため、サッカーなど、被写体が頻繁に動きを変える撮影でも、シャッターチャンスに応じて瞬時に構図を切り替えられます。