くすんだ空の青を、青く澄んだ空にしたい
色の補正方法には、いくつも種類がありますが、ここでは「カラーコントロールポイント」の色補正が手軽にできる「カラーピッカー」を使って青く澄んだ空を再現してみます。
Before
補正前の画像。空の色がはっきりしません。澄んだ青空にします。
After
補正後の画像。くすんだ空の青が、はっきりした「青空」に変わりました。
操作の流れ
STEP2 : カラーピッカーで空の青色を選択します
エディットリストの「調整」にある「カラーコントロールポイント」から、「カラーピッカー」のカラー表示部分をクリックします。
「カラーピッカー」が開きます。
「色見本」をクリックします。
「記憶色領域」の「空の色」で補正したい青空の色を選びます。
「記憶色領域」で選んだ色が「色三角」の領域内に表示されます。
「OK」ボタンをクリックします。

カラーピッカーの色の選択方法
カラーピッカーでは、さまざまな方法で色を選択することができます。
「色ホイール」は色相を変えます。指定したい色を直接クリックしたり、色ホイールを回転したりして、色を選びます。
「色三角」は、ある色相の範囲内で、その色の濃淡を選びます。
よく使われる色は「色見本」に登録されています。クリックして選択します。
「記憶色領域」では、ニュートラルグレー、空、肌、緑の代表的な記憶色を選べます。
~
で選択した色を「色三角」内で微調整できます。
「以前に選択した色」は4つまで記録されます。
STEP3 : 「カラーコントロールポイント」のサイズを調整します
「カラーコントロールポイント」の一番上のサイズスライダーを操作して補正範囲を調節します。
空一面が補正されるよう、サイズを調整した状態です。