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talk! talk! talk! 芸人・小籔千豊さん


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Pleasure 楽しみ

芸人・小籔千豊さん

最近はどのような写真を撮られるのでしょうか?

子どもが産まれてからというもの、もっぱら子どもばかりを撮っています。上の子どもが生まれたときに、初めてデジタル一眼レフカメラを購入しました。機種はNikon D700です。子どもに「動かないで」といっても無理なので、それまで使っていたフィルムカメラでは到底追いきれなかったんです。デジタル一眼レフカメラに変えたことで、ようやく動きを捕えられるようになりました。マニュアルモードで設定をいじる時間もないので、子どもを撮るときはプログラムオートにするなど、これまでと変えなくてはいけない部分もあったのですが、子どもを撮るのはそれに勝る楽しさがあります。撮った写真は子どもの成長記録でもありますけれど、何より家族の思い出が形として残るのは嬉しいですね。「小籔家の写真」が増えていくのを見ると、カメラを覚えてよかったなーとしみじみ思います。

お子さんの自然な表情やその場の雰囲気を切り取った小籔さんの写真が家族の写真として残るなんて素敵ですね。

お恥ずかしい……(笑)。でも子どもの撮影は本当に難しくて、なかなか納得いく写真にならないんです。とくに小さい頃は大変で、興味を引こうと思って声をかけるとパッと一瞬こちらを向いてくれるのですが、いざシャッターを切ろうとカメラを構えるとプイッと違う方を向いてしまう。以前子どもと大阪の名所をいっしょにまわって、その先々で写真を撮ったときは、相当重労働でした(笑)。ファインダーの中に子どもとカニのオブジェを収めようとしたのですが、いい表情のときに限ってちょろちょろと動いたり、何枚か撮ったら飽きてしまい「まだ撮るのー?さっき撮ったやん」と文句をいわれるんです(笑)。子どもにとっては写真って一枚撮ったら終わりという感覚ですから、毎度説得するのが大変です。

お子さん以外には、どんな写真を撮られますか?

東北へ一人旅行に出たときにもNikon D700を持っていきました。松島を巡る船に乗っている間、飛び立つカモメの姿を写真に収めようとしたのですが、これがまた大変で、なかなか最高の一瞬が撮れないんです。乗船中はずっとその場に留まって、片手にカモメのえさ、片手にNikon D700を構えていました(笑)。連写で撮り続け、これだと思えた1枚が撮れたときには、すでに3000枚を超えていました。フィルムカメラで撮影していた頃は連写なんて考えられなかったので、デジタル一眼レフカメラならではの手法ですよね。乗船中はずーっとカモメばかり撮り続けていたので、松島の島々を一つも見ていないんです(笑)。