歌手、女優 保田圭さん 子どもの頃からカメラが好きで、お小遣いが現像代に消えてしまうほどだったという。最近は、デジタルカメラだけでなく、フィルムカメラでの撮影の面白さや奥深さを知り、さらにカメラライフを楽しまれているそうで、撮影技術の向上に余念がない。ドリームモーニング娘。メンバーの、雑誌やテレビでは見られない自然な表情を切り取った写真は、彼女だからこそ撮れる一枚。とにかくカメラが好きだという保田さんの、撮影エピソードをうかがいました。 |
プロフィール やすだ・けい |
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Beginning 出会い
保田さんは子どもの頃からカメラがお好きだったそうですね。
父のカメラや、レンズ付きフィルムで写真を撮っていました。とにかくシャッターを切るのが楽しくて、ことあるごとにカメラを向けていましたね。ただ、今のようにデジタルカメラが普及していなかったので、どれも現像しなくてはいけません。いっぱい写真を撮ると、ひと月のお小遣いが現像代にパーッと消えてしまうこともしばしばありました(笑)。
相当写真好きな子ども時代をすごしていたんですね。素敵なお写真は撮れましたか?
単純に、撮ることが楽しかったのですが、技術は全然ありませんでした。現像して、できた写真を見ると自分が思い描いていた絵にはまったくなっていなくて、もどかしい思いをしたことを覚えています。できあがった写真に、何度現像代のムダ! っていったことか・・・。早く自分のカメラをもって、思い通りに空間を切り取りたかったですね。
モーニング娘。で活躍されていた頃も、写真撮影を楽しまれていたのでしょうか?
モーニング娘。現役の頃、カメラを大量に持っていたことがあります。まだどんなカメラがいいか、自分に合ったものかがわからなかったので、訳あり品のアンティークカメラや、ワゴンセールで売られているような古いものを見つけては買っていました。「カメラが好き」と発言したとき、ファンの方々が一眼レフカメラをプレゼントしてくださったこともあって、どんどんのめり込んでいったんです。