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talk! talk! talk! タレント・森下千里さん


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Pleasure 楽しみ

撮られる側の醍醐味 シャッター音は快感を呼ぶ!

撮られることが嫌いな森下さんが、今ではお仕事で撮られる側であるわけですが、どんな心境で臨まれているのですか?

はじめの頃は恥ずかしかったし、笑えないから笑顔の練習をしたこともありました。でもそのうち笑わなくてもいいやという道に走ってしまったんです(笑)。私はわざと笑うのが嫌で、ニコパチ(モデルを撮影すると際、ニコっと笑ったところを撮影すること)も好きじゃないんです。基本的にグラビア写真は笑顔の方が好まれるのかもしれませんが、私は笑顔でなくてもいいと思うし、自分の気持ちも隠さなくていいんじゃないかって思っています。

タレント・森下千里さん

フォトグラファーさんの要求に応えるというよりは、自分の感情を素直に写真に反映させていくのですね。

はい。ムリに笑って撮ってもらっても、結局仕上がった写真を見れば本当の笑顔か、嘘の笑顔かは分かってしまいますしね。写真は心を写し出すもの。だから被写体としての私の基本姿勢は、自然体でいるということですね

良い作品づくりをする上ではフォトグラファーさんとの相性も関係あるのでしょうか。

もちろん相性のいい、悪いはありますね。でもこの人とは合わないから、いい結果が得られなくても仕方ない、などとは思わないようにしています。私は、どんなフォトグラファーさんとも「この人としかできない作品がある!」と思って臨んでいます。

テレビや映画で使われるムービーカメラとスチールカメラでは、撮られる側として何が決定的に違うと思われますか?

一番はシャッター音がつくり出すリズムがあるか、ないかですね。スチールカメラはシャッターを切る音で撮っているか撮っていないかが分かるので、ONとOFFが明確。そのリズムがいいと褒められている気がして、撮られる側も気分が乗ってくるんです。これは一般の女の子でも当てはまると思いますよ。極端なことを言えば、本当にそのリズムがよければ脱ぎますね(笑)。一眼レフカメラの「カシャッ!」っていうシャッター音は、それくらいすごい力があるんです。

「いい写真になりそう!」という手応えは撮られた瞬間にわかるものですか?

わかりますね。フォトグラファーさんと息が合った瞬間のカットは、やっぱり仕上がりを見てもいいですね。極端なことをいうと撮影する前に分かることもあります。その日の自分のコンディションや心持ち、ロケーションやスタッフとのコミュニケーションの雰囲気などで、「今日はいい作品が撮れる!」と感じることもあるんです。

いい写真を撮るにはシャッターを切る瞬間だけが大切というわけではなく、いろいろな要素が関係してくるのですね。

すごく関係しています。写真に写るのは私だけですけど、メイクさんやスタイリストさん、フォトグラファーさん、他にもたくさん関わっている人達がいてやっと1枚の写真ができる。いろんな力が集まって作り上げていくものなので、いい写真を撮るためには、その分たくさんの要素がうまく合致する必要があるんです。一見するだけじゃわからない部分ですが、そういったことも踏まえてグラビア写真を見てみるのも楽しいと思います。

では、森下さんが撮る側に立ったときに大切にしているポイントなどはありますか?

具体的なことで言うとなるべくフラッシュをたかないことですね。フラッシュをたいた感じが好きではないんです。それ以外は……とくにないですね(笑)。ボケててもブレてても気にしない。きちんと撮ろうという気持ちはなくて、とにかく何か面白いものを見つけたらシャッターを切っているという感じなんです。私の場合は、特別どこかへ行って絵になる風景を撮影するよりも、生活の中の1コマを絵にするということに面白さを感じるんです。普段の何気ない場面も絵として意識し写真に撮ることで、その景色を再確認でき、楽しめるような気がするんです。

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